SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2011年

08月20日

(土曜日)

「未来を生きる君たちへ」とデンマーク映画

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見ました。

予告編見て、重い映画だろうと少々覚悟入りました。
が、いろんな意味で深いものでござりました。
原題はデンマーク語で「HAEVNEN」、復讐。
これを「未来へ生きる君たちへ」と変えたのは興業的意図?

デンマークではスウェーデン人が差別されてると実感。
スウェーデンのミステリ&児童文学作家ヘニング・マンケルを追っかけてますが、北欧の事情は複雑だ。
そういえば随分前の「ペレ」414OaPL52PL__SL500_AA300_.jpg
でも差別がえがかれていたですね。(随分前に見たからほとんど忘れていた;;)

デンマーク映画を意識してみたのはおそらく「バベットの晩餐会」qva7y-img600x548-1309815930cl3thc43349.jpg
が初めてか。
他には「ダンサー・イン・ザ・ダーク」51RE2XPH6VL__SL500_AA300_.jpg
「奇跡の海」41FD8X2Q3PL__SL500_AA300_.jpg

おしなべて、印象的で強く心に残る映画ばかり。
“感動”という素直な感情は起こらず、澱が残り納得いかないすっきりしない
表面的・通念的な理性が欺瞞だとつきつけられると、腹立たしくもあり
いっそ爽快だったりもする...

今回の「未来を生きる君たちへ」も、大人よりオトナな子どもたち、
であると同時に、危険と裏腹な、どうしようもなく純粋な子どもの直情が
痛々しく迫る映画。
映画の冒頭から予感される悲劇が、思ったより深刻になっていないのは
観客へのおもねり?
復讐と寛容、未来を生きる子どもたちにどうやってこのことを伝えるか
生きていくうちにどこかで折り合いをつける術を学んでいくしかないから。

日々死と直面させられる世界(難民キャンプ)、
死がともすれば観念的に棚上げされている文明社会。
“個人の死の重さ”が違う、などと単純にくくれないし。。。

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