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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

04月24日

(火曜日)

女は二度決断する

なんと迷わされる映画でしょうか。

女は二度決断する


原題を調べてみると「カマイタチ」という意味らしい。
邦題の「女は二度決断する」は映画の結末をすぐに予測させてしまうからいかがなものか。

実話に基づいた作品とか。だからこそ重い。
テロのニュースを目にするたびに「『憎しみの連鎖』を断ち切らなければテロは終わらない」という言葉を、今のところ平和に過ごしていられる私などは安易に使いがちだけれど、人間の感情を深くえぐり揺さぶる場面に出くわすと、自分が冷静でいられる自信は全くない。
この映画への評は賛否両論というかさまざまな視点から書かれているようですが、評者自身がどれだけこの問題(人間という存在とも言い換えられるか)について突き詰めているかも問われているかもしれません。

それほどリサーチはしていないけれど、目に留まったのはこちら。
「深い悲しみと憎しみの先に人間が見いだせる希望のはかり」

逮捕されたネオナチのカップルが裁判中ずっと無表情だったのに、「疑わしきは罰せず」の原理で無罪との判決が出されると、喜びを爆発させて抱き合う様が印象に残った。彼らも人間なのだと監督は伝えたいのか?

「テロは許されない」と断定して一方的に断罪することは、その先の未来を否定する、実は膠着した考えのように思える。
現実の社会で世界を独善的に支配しようとしているあの男たちがまさにその様相を呈しているのですから。

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