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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

03月03日

(土曜日)

思い立ったら女子ひとり旅

久々の一人旅から戻った数日後の毎日新聞(2018年2月27日 東京夕刊)こんな記事が。
何を今さら、という気もしないでもないですが・・・

「思い立ったら女子ひとり旅 ちょっと違った自分になれる 気楽さ魅力、旅行会社も熱視線」
女性の一人旅がはやっている。世界各地に一人で出かけ、自由な旅を満喫する女性が増えている。しかも寂しいイメージは全くない。彼女たちを旅に駆り立てるものは何なのか。ブームの“火付け人”や旅の達人らに聞いた。【鈴木美穂】

 「旅は特別なことではなく、日常の延長。ご飯は何を食べる? 買い物はどこで? 普段の生活と何ら変わりません。女性一人でできないことはありませんよ」。元SPUR編集長で集英社コミュニケーション・デザイン室長の福井由美子さんは力説する。一人旅歴25年、海外一人旅400回超の「稀代(きだい)の旅バカ」(本人著作から)だという。

 旅好きが高じ2016年末、自身の体験を指南本「今日も世界のどこかでひとりっぷ」として刊行した。発行部数は約3万2000部。「ひとりっぷ」は一人とトリップ(旅)を掛け合わせた造語で、集英社の登録商標だ。

 福井さんが感じる一人旅の魅力は「やりたい放題できることに尽きる」。「自分がしたいだけショッピングモールで買い物をしたり、美術館で絵画を終日眺めたりすることができる。疲れたらオフにしてもいい。それが2人旅だったら『次はどうする?』となるでしょう? 一人旅は自由なんです」

 出張で渡航する機会も多く、近ごろは一人旅の女性をよく見かけるようになり、ブームを実感している。「女性は好奇心旺盛でグルメや買い物にも貪欲です。ガイドブックを熟読して準備したり、現地の人とコミュニケーションを取ったりするのも上手です」。福井さんいわく、男性よりも女性の方が一人旅に向いているらしい。

 旅にはリスクがつきまとう。安全対策の一つとして福井さんは、無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)ルーター」の持参を勧める。いつでもスマートフォンが使え、情報収集ができるからだ。その一方で、警鐘を鳴らすことも忘れない。「旅先で案内してもらいたいと、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知らない人と安易につながるのは危険です。見ず知らずの人に『お茶して』なんて呼び掛けますか? 日本でやらないことは海外でもNG。安全の鉄則です」

 タレントの真鍋かをりさん(37)も一人旅に魅せられた。30歳を前に「人生をリセットしよう」とパリ行きを決意。10年1月に、シャルル・ドゴール国際空港に降り立った。以来ベトナム、トルコなど海外20カ所以上を訪問。その記録を13年に「世界をひとりで歩いてみた」とのタイトルで単行本にまとめると「ノウハウ満載」と評判に。文庫本や続編が出るベストセラーになった。

 一人旅の「効用」についてこう記している。<今までの自分とは少し違った自分になれる(中略)初めての経験をたくさんしたり、トラブルを乗り越えることで、知らず知らずのうちに変化している>

 ブームの背景には何があるのだろう。「決定版女ひとり旅読本」などの著書があり、「ひとり旅活性化委員会」を主宰する山田静さん(52)はこう見る。「一人旅がしやすい環境になってきたからでは。LCC(格安航空会社)の参入が広がり、国内外に快適で安全なゲストハウスも増えましたし、ネットで旅の計画を組み立てられるようになりました。また、SNSなどを通して一人旅をする多数の女性たちが表に出て、『してもいいんだ!』という雰囲気が広がったことも大きいのではないでしょうか」

 SNSの普及で、世界のどこにいても感動を発信でき、「いいね」と共感してもらえる。「女性の一人旅=寂しい」というイメージは過去のものなのだ。

 一人旅を選択した女性は、アクティブに自分だけの時間を楽しんでいるようだ。

 沖縄を中心に活動するヨガインストラクターのKaoriさん(41)は、香港やバンコクで有名インストラクターのイベントなどに参加する「ヨガ旅」に夢中だ。友人らと旅を楽しんでいた時期もあったが、ヨガという目的ができると「一人の方が集中できる」と感じるように。「やはり人と一緒だと気を使っちゃう。一人なら元気だったら街歩きし、疲れたらホテルで休める。その気楽さがいい」

 大阪市の会社員、岩崎真通美さん(47)は一人旅歴約30年。10~20代は香港スターの「追っかけ」で香港に通い詰め、20代は美術館巡りでヨーロッパへ。2年前から素潜りにはまり、今は沖縄に通う。「一人なら誰かと日程をすり合わせる手間がいらないからすぐ旅立てます」。すぐさま行動に移せるスピードも人気を支えるキーワードだ。

 旅行各社も商機を逃さぬよう「特化商品」販売に力を入れる。旅行大手・日本旅行(東京・日本橋)は16年2月から自社サイトに「女子ひとり旅特集」を設けた。ゴールデンウイークや夏休み前などにはページビュー(閲覧数)が倍増するなど、若い世代だけでなく、幅広い年齢層で「女子旅」や「ひとり旅」が人気となった。

 同社秘書広報部担当部長の若松英樹さんは「かつてホテルや旅館は女性一人の宿泊を嫌がりましたが、今は女性専用フロアを設けるなど、受け入れに積極的です。旅行会社も『1人からOK』のツアーを増やしています。複数業界の取り組みが相乗効果となってブームを後押ししているのでしょう」。一人旅の条件がそろってきたことも、旅心をかき立てているようだ。

 初心者の旅先について山田さんは、交通機関が発達し、食事の場所に困らない都市部をお勧めする。「例えばロンドンやニューヨーク。あの絵が見たいから美術館に行く、アフタヌーンティーを楽しむためにロンドンの街を歩く。自分の思いをかなえる旅なら満足度が高いのでは」。観光やグルメなど楽しみのバリエーションが豊富なら、一人でも旅の魅力を満喫できそうだ。

 福井さんは「香港はパワフルで気分が上がり、買い物もグルメも最高! 台北は現地の人が優しいし、食堂や屋台のハシゴがお勧めです」と話す。

 もちろん、人それぞれの目的があるはずで、型にはまらない旅を楽しめばいい。かくいう私も一人旅歴25年。福井さんの言葉が頭に浮かんで離れない。

 「思い立ったが、Have a nice ひとりっぷ!」

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