SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2016年

08月05日

(金曜日)

珍しく新刊2冊

「大きな鳥にさらわれないよう」 川上弘美著
大きな鳥に

いやはや圧倒されました。読み始めた時は風変わりな異類婚譚かと思っていたら、スケールが違いました。これは神話?
生物学の教師で学生時代にはSF研究会員だというプロフィールを知ると、この作品の壮大な物語の緒を感じます。
最近あちらこちらで話題のAIについて、庶民にこれほどわかりやすく語ってくれる物語がほかにあるだろうか。
地球に生存する生命体の未来が明るいのか消えさるのか、今を生きる私たちに何ができるのか、静かに深く考えることを自分の中に抱いていくこと・・・
川上さんも3・11後、世界に不安や疑問を強く感じられたのだろうか。

コンビニ人間

実に爽快な読後感!「普通」って何だよ!主人公の小倉さんの気付き?選択?にエールを送りたい!
って、実際は生き辛いかなり重い人生なんですが。
芥川賞選者の川上弘美の「大きな鳥に~」とは真逆に見える本作品、超リアリズムだからこその"人間ではない動物"は実は「大きな鳥に~」の"人"に通じるモノかとも思えてくる。

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