SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2016年

04月15日

(金曜日)

最近読んでいる本2

昔、本読みとして信頼する友人が「フィクションを読まないと感性が衰えるよ」というようなことを言ってくれたことがあります。当時仕事上ノンフィクションをガツガツ読まねばならなかったのですが、様々な事象について中途半端に理解したつもりになり、危険でもあります。
物事の本質が、腑に落ちるのはフィクションという表現の中でこそかもしれません。

とはいえ、現代の政情にプンスカ怒っているとき、こちらの気分を整理してくれているように感じるのは、小気味いい文章で社会の断面を刻んでくれるエッセイストたち。表象的に過ぎるきらいは強いものの、面白く断層をとらえてくれるのは湯山玲子。

「男をこじらせる前に」男をこじらせる

『四十路越え!』などで、女性の生きづらさや欲望のあり方などを論じてきた著者。男性向けの人生指南書はビジネス系かモテのハウツー本が大半で、悩みの根本に向き合う本は極めて少なく、当の男性が生きづらさに無自覚で考える必要性すら感じていないことに気づき、驚く。そんな現状を独自の視点で掘り下げ、自覚なき“こじらせ男子”が軽やかに生き抜く方法を考察したのが本書だ。
 多くの男性に話を聞いて見えてきたのは、「出世」「カネ」「女」という旧来的な男の欲望を目指す先が見いだせず、競争に囚われ続け、負ける恐怖に苛まれているという現実。そんな状況から自由な例として芸人のおぎやはぎを挙げる。組織や共同体から一定の距離を保ち、欲望とも無縁な姿に男の新しい生き方があると考える。辛辣な指摘が劇薬のような本書だが、決して男性批判ではなく、モノの見方を変えるヒントに満ちている。男女を問わず、こじらせていてもいいことは一つもない。ならば一刻も早くこじらせから離れて自立し、しなやかな生き方に転じたほうが、はるかに健全で楽しいに違いない。
 週刊朝日4月24日

う~ん、迫力ある湯山玲子、半分まで読んでいくとお腹いっぱいになってきます。。。

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