SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2016年

01月20日

(水曜日)

アートな1日

ここ2~3日は全国的な荒れ模様の天気、東京でも雪が降っていました。

今日は休み、雪がそこここに残った都内へ。
目的は「ヴィオレット~ある作家の肖像」
ヴィオレットtop

たまたまこの映画の主人公ヴィオレット・デュリックの「女ともだち」という本(恥ずかしながら、彼女のことはほとんど知りませんでした)を目にして、そこに付された"シモーヌ・ド・ボーヴォワールの友人"というキーワードに興味をそそられ、検索してみると、なんとまさに今映画が公開されているではありませんか!
頼みの千葉劇場では当分の間公開予定には無いようなので、こういうタイミングを逃してはなるまいと、寒風の中出かけました。
行って正解、久々に見応え十分、冒頭から全く遊びがなく、ぐいぐい力技。「セラフィーヌの庭」の監督と知って納得。
映画の人物の関係性の構図も似ているかもしれません。
あくまで理性的な知識階層に属する人間と、彼らが持ち得ない直観的で根源的な才能の持ち主たち。
才能を見出す力を持つ人々と、見出されても自信を失ったり過信したり、時に才能を持て余し浪費したりするヴィオレットやセラフィーヌ・・・
彼女たちの混乱を極める圧倒的に強い自我に悩まされながらも、距離を置き冷静に支えることで、自己の欺瞞性を抱えながら自我を保とうとする知識人。。。

こんなに赤裸々に直接的で個人的な内面を吐露したものが、だからこそ普遍的であるということを寸時に見抜き「書きなさい」と叱咤したボーヴォワール、、、
「政治的なことは個人的なこと、個人的なことは政治的なこと」という有名なことばが浮かびました。

午後は、今日から始まった「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」
新国立 大原美術館2

後半の、戦後の作品や21世紀の現代アートの数々が素晴らしくて、大原美術館をなめてたわけではないけれど、儲けた!
グッズに好きな作品のカードがなくて寂しかったですが、思わぬ拾い物?!
大原美術館の有名なコレクションを Yu Nagaba デザインで復元?したカードが秀逸!
(岸田龍生の「麗子像」)
麗子像

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