SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2015年

08月21日

(金曜日)

彼は秘密の女ともだち

フランソワ・オゾン監督作品はいつも気になります。
千葉でも上映予定ですが、待ちきれず、芝居を観る前の時間に見てきました。

彼は秘密

「自分らしく生きたいと願う"女たち"の物語」
やはり、こちらの予想をいい意味で裏切ってくれて満足。
主演の二人は、ハリウッド映画なら主役をサポートして印象を残す名脇役って立ち位置の俳優だろうけれど、さすがオゾン配役です。

映画の前半では、二人を繋いでいた二人にとって最愛の人を失った悲しみに絶望して、生きる意味を見失っておどおどしていたのに、葛藤を一つ乗り越えていくごとに(さらなる葛藤がやってくるんだけれど)、自覚していなかった自分の求めることが湧き上がってくるところが丁寧に描かれています。自分を解放していくだけでなく右往左往しながら現実と折り合うすべを見出していく二人。

GLBTに理解が進んでいると思えるフランスでもマイノリティには息苦しさは変わらない。
とはいえ、生活に余裕があるとそれはいくらか緩和されるのか、ダヴィッド/ヴィルジニアが突き進めるファッションに費やすお金は虚しさの代償かもしれないけれど、溜息がでますし、彼女たちの暮らしぶりは、恵まれている。。。
そのあたりオゾン監督のプチブル的欺瞞?に満ちているとも思え、それをあえて隠さないのが逆に潔いか?



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