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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

03月16日

(金曜日)

ミロコマチコ

初夏を思わせるような一日を遠出の散歩&アート鑑賞の充実の1日。

前半はチケットをもらっていた世田谷美術館の「ボストン美術館パリジェンヌ展」

パリジェンヌ展_a

ふむふむ、という感じで静かな館内をゆっくり鑑賞。18~20世紀の主にパリを中心に女性たちの置かれた状況や変遷を辿ることができます。ここでも最近みた映画の時代背景を別の角度から追体験するようで面白い。

そして本日のお目当てはずっと楽しみにしていた「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」だ!
ミロコマチコ_top

世田谷文学館はいつも追っかけているわけではないけれど、時折ピンポイントの企画展をやってくれるので油断ならない!
文学館だから、一応絵本の原画展という位置付けなのだが、一般的な原画展のイメージは吹っ飛ぶ。

入り口は写真撮影可。あまり広くない展示スペースだから、壁一面の大きな絵が見づらいのがネックではあるけれど、そのぶん、動物たちの生々しい迫力がダイレクトに伝わってくる。大胆な構図で大きな獣や猛禽たちがイキイキ躍動しているかと思えば、小動物や蝶や小鳥たちも簡略されながら際立った色で特徴を捉えて描かれている。
平日の午後で人も少なくじっくりとミロコマチコの動物たちの息遣いに浸れ、エナジーチャージ、大興奮!!!

世田谷文学館

最近は図録を購入することもあまりしなくなったけれど、これは絶対!
私にとっては非常に嬉しいことに図録に帯がついていて広げると、なんとモモンガじゃないの!!!!

ああ、乏しい小遣いに加えてケチな性分と、この作家の凄さを一緒に楽しんでもらえそうな人たちの顔を思い浮かべ、グッズショップで煩悶することしばし。
図録

4月8日までやってます。この人の作品は好き嫌いが別れるでしょうが、荒々しくも楽しいものが好きな方はぜひ。


2018年

03月08日

(木曜日)

国際女性デー

今日は国際女性デー

Digital朝日新聞にこんな特集がありました。
「Dear girls」


googleでも

イベントはこちら
(3/8)ウィメンズ・マーチ東京2018

2018年

03月03日

(土曜日)

ナチュラル・ウーマン

この目チカラに射抜かれました。
ナチュラル・ウーマン
ナチュラルーマン


彼女が内面を自らが語ることはほとんどないのがいい。
心象が画面から見えてくる。
主人公に感情移入したのは久しぶりです!

冒頭のイグアスの滝の「悪魔ののど笛」!の迫力。
確か昨年TVで特集番組が放映されましたっけ。
特集「南米の2つの大自然!イグアスの滝&アマゾン川を行く」TBSテレビ世界遺産

その時の映像もなかなか興味深かったけれど、この映画では全く印象が違って、魅せられました!

悪魔ののど笛に落ちるような衝撃と絶望・・・
滝の底から湧き上がる水しぶきの奔流・・・
映画を観終わった後も、象徴的な滝が脳内で暴れまわっていました。上空から見たい。

ラストで、主人公マリーナが黒いドレスで唄うヘンデルの曲、オペラや歌曲には疎い私にも響く歌声でした。

2018年

03月03日

(土曜日)

男女の立ちイチ 変えた「あさイチ」 

またしても、毎日新聞夕刊から。
バラエティや情報番組をほとんどみないので、列記されているエピソードをほとんど知らないですが、職場の昼休みの話題に出る時は好意的な印象で語られています。
うがった見方をすれば、この好感度が高いこの番組で、NHKの中でのバランスをとるという意向もあったのか?
司会の二人は、局側のそんな思惑が強くなってきて、距離を取りたかったのか?
後任の女子アナは男性司会者の二人より年下、たちイチは従来の様相に戻るのか(それもNHK編成局の狙いか?)

特集ワイド 男女の立ちイチ 変えた「あさイチ」 ざっくばらん有働さん、絶妙フォローのイノッチ
毎日新聞2018年3月1日 東京夕刊

朝の情報番組に新しい風を吹き込んだ「顔」が、4月に交代する。NHKの「あさイチ」のキャスターを務めているアナウンサー、有働由美子さんとアイドルグループ「V6」の井ノ原快彦さんが、今月末にそろって降板するのだ。早くも「ロス」が心配されるほど、番組に引きつけられたのはなぜだろうか。【田村彰子】

 「主な視聴者である主婦の多くは、有働さんや井ノ原さんを画面の向こうで共に暮らす人と思っていたはず。2人が画面からいなくなれば、喪失感を覚える人は一定数いるでしょうね」。上智大教授(メディア文化論)の碓井広義さんは「ロス」が避けられないと予測する。

inRead invented by Teads
 今や朝の定番となったあさイチは2010年3月29日に放送開始。朝の連続テレビ小説が終わると、有働さんと井ノ原さんらが朝ドラの感想を述べ合う「朝ドラ受け」が定着した。

 冒頭では、ドラマを見ていた有働さんが涙を抑えきれず井ノ原さんからハンカチを手渡されたり、驚いて付けまつ毛が取れたりするシーンがあり、度々話題になった。この親しみやすさが人気の秘密だと、碓井さんは見る。「朝ドラ受けによって『視聴者と私たちは一緒に居るんですよ』と強く印象付けることができました。垣根を下げて視聴者に番組に入ってもらいやすくする方法は、あさイチの躍進で一つの成功例になったのでしょう」。視聴率は10%以上をキープし、同じ時間帯の番組では独走状態だ。

 キャスター同士の息のあったやり取りは魅力の一つだ。それは、キャスター交代を発表した2月7日にも表れていた。

 有働さん、井ノ原さん、解説委員の柳沢秀夫さんが横一列に並んだ。有働さんが「3月いっぱいでこの3人でお伝えするあさイチは、終わりということになります」と切り出すと、井ノ原さんが引き取る。「友達みたいな感覚があったんです。よく3人で飲みに行ったりしましたけど、僕はですね、誰か1人が辞めるんだったら、みんなで辞めた方がいいとずっと思っていたので」。さりげない語り口で、仲間との絆を打ち明けた。

 他局が取り上げる時事ネタ、芸能ニュース、芸能人の不倫騒動などのゴシップを扱わないのもあさイチの大きな特徴だ。「身近なことで、役に立つ、気になることを取り上げる。良い意味で、徹底した視聴者本位、女性目線でつくられています」と碓井さんは感心する。

 「徹底した女性目線」というキーワードに基づいた番組づくりは、元NHK局員でTBSテレビ番組審議会委員の佐藤智恵さんも感じ取っている。「テレビ番組の責任者はほとんど男性なので、主たるターゲットの主婦層が見たい番組を考えても限界があります。一方、あさイチの制作現場は女性スタッフの意見がとても通りやすい職場だと聞いています」

 米国テレビ局での勤務中は、女性中心のテレビ番組が日本でもあっていいと感じていた。「米国では出演者、観客とも女性だけという番組があります。でも、日本はそういう番組がほとんどないし、有働さんのように、番組を仕切れる女性キャスターは少ない。確かに、夜のスポーツ番組を男性目線でつくるのは、男性視聴者が多いので理にかなっているのでしょう。でも、女性視聴者が多い朝の情報番組は、もっと女性が前に出てもいい。実際、米国の朝番組のキャスターは女性が多いんです」

 それだけに、有働さんが番組進行を切り盛りし、井ノ原さんがそれをサポートするシーンに目が引きつけられた。「従来の番組では当たり前だった、男性司会者がリードし、女性キャスターがそのサポートに回るという構図を逆転させたのは画期的でした」と話す。

 女性を引き立たせる井ノ原さんの役割、その存在の大きさは、「男性学の新展開」などの著書がある、大正大准教授(男性学)の田中俊之さんも認めている。「特にテレビの世界では、男性は場を仕切る能力が重宝されたり、意見が女性より重く扱われたりしがちです。でも、男性側もそれを偏見だと認め、切り替える時期だと思います。実際の社会には、井ノ原さんのように人の心の動きに関心を払い、あえて目立とうとしない男性もいる。そして、そういう人もいるから社会は回っているんです」

 その代表例は、前述した涙を浮かべている有働さんに井ノ原さんがハンカチを渡すシーンだ。「井ノ原ハンカチ」と呼ばれ、視聴者に好意的に受け止められている。有働さんの「独身キャラ」が番組の中でことさら強調された回では、井ノ原さんは「この人が強いから言っていいとかじゃなくて、相手がどう思うかってことを常に考えないと」と放送中にスタッフに突っ込み、女性たちを感激させた。旧来型のスタイルではないキャスターを望む広い受け皿があることを番組は証明したのだろう。

 あさイチは、新しい男女の立ち位置を示した番組であり、それをある程度の視聴者が支持したことは今後の番組づくりのヒントになる、と田中さんは考えている。

多様な番組、後に続く?
 番組では、女性の生理的な問題を熱心に取り上げてきた。例えば、暑い時期の女性のわき汗、膣(ちつ)トレーニング、閉経--。セックスレス特集など話題になった回に出演していたエッセイストの小島慶子さんは「男性の幻想ではない、生身の女性」が扱われたことに変化を感じている。「このようなテーマが視聴者に受け入れられたのは、ありがちな『女のぶっちゃけ話』とは違う、真剣な取り上げ方をしたことが大きいのでは」と考える。そして隠し味になっていたのは、やはり男性キャスターのバランス感覚だ。

 「女性の問題を幅広く取り上げても、視聴者の拒否反応が起きなかったのは、女性に対して性的な視点で語らない井ノ原さんの存在があったから。自分とは違う身体を持つ人に対する敬意を感じました。有働さんや視聴者を『うわあ、女性のわき汗!?』とちゃかすことはありません。人間、そういうこともあるよね、と。だから、あさイチを見て悩んでいる気持ちが楽になった視聴者は多いのではないでしょうか」

 もちろん有働さんも「上から目線」で語ることはない。「キャリアを積んだ大人ならではの落ち着きと、優等生的なコメントで済ませない率直さが、視聴者の共感を呼んだのでは。テレビで取り上げづらい話題だからこそ、有働さんの実感のこもった言葉が信用されたのだと思います」

 これまでのあさイチの良さが、4月の「衣替え」する番組だけではなく、他の番組にも引き継がれてほしいと、小島さんは期待している。

 「有働さんと井ノ原さんと一緒に育った視聴者がいます。その人たちに向けた番組があっていい。また、共働きや単身世帯が増え、働く女性も多い現在では、悩みや幸福観もさまざまです。まだまだ男性が多いテレビの現場では、女性像が画一化しがち。NHKに限らず、画面に映る女性の年齢や役割はもっと幅広くていいと思います。実際、世の中にはいろんな女性がいるのですから」

 あさイチが変えたテレビの「常識」は、今後、広がりを見せていくのだろうか。

2018年

03月03日

(土曜日)

思い立ったら女子ひとり旅

久々の一人旅から戻った数日後の毎日新聞(2018年2月27日 東京夕刊)こんな記事が。
何を今さら、という気もしないでもないですが・・・

「思い立ったら女子ひとり旅 ちょっと違った自分になれる 気楽さ魅力、旅行会社も熱視線」
女性の一人旅がはやっている。世界各地に一人で出かけ、自由な旅を満喫する女性が増えている。しかも寂しいイメージは全くない。彼女たちを旅に駆り立てるものは何なのか。ブームの“火付け人”や旅の達人らに聞いた。【鈴木美穂】

 「旅は特別なことではなく、日常の延長。ご飯は何を食べる? 買い物はどこで? 普段の生活と何ら変わりません。女性一人でできないことはありませんよ」。元SPUR編集長で集英社コミュニケーション・デザイン室長の福井由美子さんは力説する。一人旅歴25年、海外一人旅400回超の「稀代(きだい)の旅バカ」(本人著作から)だという。

 旅好きが高じ2016年末、自身の体験を指南本「今日も世界のどこかでひとりっぷ」として刊行した。発行部数は約3万2000部。「ひとりっぷ」は一人とトリップ(旅)を掛け合わせた造語で、集英社の登録商標だ。

 福井さんが感じる一人旅の魅力は「やりたい放題できることに尽きる」。「自分がしたいだけショッピングモールで買い物をしたり、美術館で絵画を終日眺めたりすることができる。疲れたらオフにしてもいい。それが2人旅だったら『次はどうする?』となるでしょう? 一人旅は自由なんです」

 出張で渡航する機会も多く、近ごろは一人旅の女性をよく見かけるようになり、ブームを実感している。「女性は好奇心旺盛でグルメや買い物にも貪欲です。ガイドブックを熟読して準備したり、現地の人とコミュニケーションを取ったりするのも上手です」。福井さんいわく、男性よりも女性の方が一人旅に向いているらしい。

 旅にはリスクがつきまとう。安全対策の一つとして福井さんは、無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)ルーター」の持参を勧める。いつでもスマートフォンが使え、情報収集ができるからだ。その一方で、警鐘を鳴らすことも忘れない。「旅先で案内してもらいたいと、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知らない人と安易につながるのは危険です。見ず知らずの人に『お茶して』なんて呼び掛けますか? 日本でやらないことは海外でもNG。安全の鉄則です」

 タレントの真鍋かをりさん(37)も一人旅に魅せられた。30歳を前に「人生をリセットしよう」とパリ行きを決意。10年1月に、シャルル・ドゴール国際空港に降り立った。以来ベトナム、トルコなど海外20カ所以上を訪問。その記録を13年に「世界をひとりで歩いてみた」とのタイトルで単行本にまとめると「ノウハウ満載」と評判に。文庫本や続編が出るベストセラーになった。

 一人旅の「効用」についてこう記している。<今までの自分とは少し違った自分になれる(中略)初めての経験をたくさんしたり、トラブルを乗り越えることで、知らず知らずのうちに変化している>

 ブームの背景には何があるのだろう。「決定版女ひとり旅読本」などの著書があり、「ひとり旅活性化委員会」を主宰する山田静さん(52)はこう見る。「一人旅がしやすい環境になってきたからでは。LCC(格安航空会社)の参入が広がり、国内外に快適で安全なゲストハウスも増えましたし、ネットで旅の計画を組み立てられるようになりました。また、SNSなどを通して一人旅をする多数の女性たちが表に出て、『してもいいんだ!』という雰囲気が広がったことも大きいのではないでしょうか」

 SNSの普及で、世界のどこにいても感動を発信でき、「いいね」と共感してもらえる。「女性の一人旅=寂しい」というイメージは過去のものなのだ。

 一人旅を選択した女性は、アクティブに自分だけの時間を楽しんでいるようだ。

 沖縄を中心に活動するヨガインストラクターのKaoriさん(41)は、香港やバンコクで有名インストラクターのイベントなどに参加する「ヨガ旅」に夢中だ。友人らと旅を楽しんでいた時期もあったが、ヨガという目的ができると「一人の方が集中できる」と感じるように。「やはり人と一緒だと気を使っちゃう。一人なら元気だったら街歩きし、疲れたらホテルで休める。その気楽さがいい」

 大阪市の会社員、岩崎真通美さん(47)は一人旅歴約30年。10~20代は香港スターの「追っかけ」で香港に通い詰め、20代は美術館巡りでヨーロッパへ。2年前から素潜りにはまり、今は沖縄に通う。「一人なら誰かと日程をすり合わせる手間がいらないからすぐ旅立てます」。すぐさま行動に移せるスピードも人気を支えるキーワードだ。

 旅行各社も商機を逃さぬよう「特化商品」販売に力を入れる。旅行大手・日本旅行(東京・日本橋)は16年2月から自社サイトに「女子ひとり旅特集」を設けた。ゴールデンウイークや夏休み前などにはページビュー(閲覧数)が倍増するなど、若い世代だけでなく、幅広い年齢層で「女子旅」や「ひとり旅」が人気となった。

 同社秘書広報部担当部長の若松英樹さんは「かつてホテルや旅館は女性一人の宿泊を嫌がりましたが、今は女性専用フロアを設けるなど、受け入れに積極的です。旅行会社も『1人からOK』のツアーを増やしています。複数業界の取り組みが相乗効果となってブームを後押ししているのでしょう」。一人旅の条件がそろってきたことも、旅心をかき立てているようだ。

 初心者の旅先について山田さんは、交通機関が発達し、食事の場所に困らない都市部をお勧めする。「例えばロンドンやニューヨーク。あの絵が見たいから美術館に行く、アフタヌーンティーを楽しむためにロンドンの街を歩く。自分の思いをかなえる旅なら満足度が高いのでは」。観光やグルメなど楽しみのバリエーションが豊富なら、一人でも旅の魅力を満喫できそうだ。

 福井さんは「香港はパワフルで気分が上がり、買い物もグルメも最高! 台北は現地の人が優しいし、食堂や屋台のハシゴがお勧めです」と話す。

 もちろん、人それぞれの目的があるはずで、型にはまらない旅を楽しめばいい。かくいう私も一人旅歴25年。福井さんの言葉が頭に浮かんで離れない。

 「思い立ったが、Have a nice ひとりっぷ!」

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