SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2016年

12月23日

(金曜日)

大貫妙子

大貫妙子を折につけ聴いているけれど、ソロライヴは初めて。

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大貫妙子デビュー40周年記念コンサート。
ありそうでなかなかないオーケストラとポップスバンドの共演。一夜限り。
30年来の交友があると言う編曲と指揮の千住明は、音楽家としてデビューする前から大貫妙子のファンだとかでテンション高くてはしゃいでおりましたが、大貫妙子はいつも通り淡々😁

東京芸術劇場は野田秀樹が芸術監督をしていることもあり、舞台を観に行くことはあったけれど、コンサートホールは初めて。今までみたパイプオルガンの中で一番でかいのではと思ったら日本最大とか。。。建てられたのはバブル期ですもんね。。。

この人は昔はともかく、いつからか日本のポップス界にあっては、コンスタントにメディアに露出している同世代の矢野顕子や松任谷由実とは違い仙人のような佇まい、という印象がある。
彼女の音楽もしかり。

2016年

12月21日

(水曜日)

"多様性"

モノ言うも唇寒し今の日本、と思いつつ、時々内外で吠えていますが、負け犬の遠吠えか・・・

現政権の閣僚たちが「多様性」という言葉を発しているのを聞く時に感じるうすら寒さの正体を、この人のこの本にも教えてもらった。

「ノンママという生き方 子のない女はダメですか?」

ノンママ10112

読んでいるとき「逃げ恥」の最終回をみました。

主人公みくりの叔母ゆりさんが、"ポジティブモンスター"の若い女性からハラスメント攻撃されて、返した言葉、「あなたもいずれ年を取る・・・あなたが呪った年齢になる、自分に呪いをかけないで」
そんなゆりさんは本書が取り上げるノンママど真ん中。

香山リカがこの著書で一番伝えたいことは、ビヨンセの曲のテーマに託されているようだ。
今年リリースされた新曲「Formation」 のサビでこう歌われる。
[ Okay, ladies, now let's get in formation  (さぁ、レディたち、いまこそフォーメーションを組んでいこう)]

いまの世の中には問題が山積みで、女性どうしが「子どもがいない人にはわからない」とか「子どもがいるからといってノンママを差別するなんて」と仲間割れしている場合じゃない、ということをビヨンセは訴えようとしているのかもしれない。実は、こういった連帯を訴える人は、日本にもいる。

として、美輪明宏を取り上げている。

「~自分たちと性癖や好みや趣味が違うというだけで、人を蔑視したり差別する。これは傲慢以外のなにものでもない。まるでファシズムです。独裁者です。」
ファシズムに抗うためには「愛の連帯」しかないのだ、というのが美輪氏の主張のようだ。


美輪明宏が説く「愛の連帯」を「女と女の連帯」やそれ以外まで広げているのがビヨンセのフォーメーションだと考えている。

香山リカの文章はとても読みやすく、現実の捻じれの有様を丁寧に明らかにしてくれる。
・・・と書いていて、あれ最近こんな文章を書いたぞ、あ、平田オリザの話を聞いた感想だ。。。

物事を平易に語る話手や文章の書き手は、対象とすることを何度も何度も掘り下げてしつこく考え抜いているから、聞き手や読み手に、しっかり伝わるように、届くようにできるんだ、って当然のことなんだけど、
今さらながら、己の浅はかさに気づかされる。

2016年

12月21日

(水曜日)

千葉市男女共同参画センターまつり 自主企画

先週12月」10日(土)の午後、千葉市男女共同参画センターまつりで自主企画を実施しました。
まつり2016チラシ (3)

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<企画内容>
☆アイスブレイク後、講師の自己紹介と当企画の内容・目的をパワーポイントで説明、休憩後、からだほぐししてワークを開始。
☆ペアワーク(4つの窓=「開放」「盲目」「秘密」「未知」を描く)
☆ペアでシェア←ワーク中の気持ち(高揚感・葛藤・喜怒哀楽/思い出したエピソードなど)⇒4区分で1枚の絵を作成する⇒全体でシェア

今回の企画では、従来の「ジョハリの窓」を別の視点からとらえるという試みをとり、自己啓発ではなく内省を深めることによる自己肯定感の向上に狙いを定めた。アートワークでは参加者が直感で 描いていき、自分の未知の部分に思いを寄せて、新たな気づきを 持ち帰ってくれたようだ。

参加者が、初めのアイスブレイクやからだほぐしの時間を通して
ワークの空間の雰囲気に安全・安心を感じ取ってくれたようで、全体のシェアでは内面の葛藤やこだわりについても語る人もいた。

参加者へのアンケートにも全般的に好評で、またこのような機会があれば参加したいという方もいたので、励みとなった。

2016年

12月17日

(土曜日)

千葉市男女共同参画センターまつり2016

気がつけば、12月も早や後半に突入!なってこったい。。

千葉市男女共同参画センターまつり2016
も終わりました。

今年のセンター主催の講演会は「わかりあえないことから」と題した平田オリザさんの話。
さすがオリザ、期待以上に面白く心に残る話を聞けました。

平田オリザという人は、年齢・性別不詳?写真をみても判別つけがたい?!らしく、今回初めて「彼」と認識した人も、私の周りに何人かいて、そこからも彼の人となりをうかがうことができるのも愉しい。

平田オリザm02-0594-161115

http://www.seinendan.org/hirata-oriza

彼のプロフィールを見ても、日本内外でワークショップを開き海外の劇団と交流し、大学で講義をし、劇団を主宰し、文科省や自治体の委員も務め、多忙を極めているようなのに、実に飄々としている。
しかし、彼の言説は控えめながらも実に鋭く本質を突く。
巧妙に隠されていることや、黙殺されていること、見落とされていること、あえて曖昧にされていること、曲解されて誤用されていること、誤解されていること、を丹念に解いて実態に気づかせてくれる。
しかも高みから説き伏せるようにではなく、ともに気づいていこうとする姿勢がわざとらしくないから、わたしのような天邪鬼にもストレートに届いてくる。

「なぜ男女共同参画センターに呼ばれたかよくわからない」と冒頭で話していたが、彼こそまさに、『』つきではない、男女共同参画の体現者だと、私には感じとれた。
行政が定着させようとしている「男女共同参画」という言葉は果たして妥当なのか?という疑問を暗に呈したのかな、とすら勘ぐりたくなる(笑)
聴衆には役所関係者や男性も多かったので、彼の「私を含めた中高年の男性が気づいて変わっていくことが一番求められていると思います」という締めの言葉をしっかり受け止めてほしいものだ。

と、他力本願ではいけない、まず自分、そして周りの人たちとの「わかりあえないこと」や見て見ぬふりしていることや「ないがしろにしていること」に目や耳を向けること、これはケセラケセラの人生が信条の私には結構しんどい。。。

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