SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2016年

02月29日

(月曜日)

小さな友だち

先日、つかの間幼い姉弟に会いました。若い友人のこどもたち。なかなか会う機会は少ないけれど、私のことを覚えてくれていて
会ったとたん、

お姉ちゃんのHちゃんが心配そうな顔で、「きょうりゅうはどうしてる?」

私「うん?きょうりゅう??(わが家にきょうりゅうグッズがあったかと頭の中はフル回転)

若き友人が「怪獣が住んでるおウチのSさんと会うんだよ、と言ったから」と小声で助け舟を出してくれました。

私「ああ、あの怪獣ね、まだいるよ。今ねぇもっとおおきな怪獣も来てね、、でもエサをやる人には悪いことはしないから大丈夫」

Hちゃん「ふうん」

そこへ弟のAちゃんが開口一番、「まごのて~」と大きな声をかけてきました。

わが家に来た時にみつけた孫の手、わがやの同居人が「まごのて~~」とおどろおどろしく近寄って行ったのを、恐ろしさ半分面白半分で喜んで?くれましたっけ。

Hちゃんは、私が怪獣にエサをやっていると聞いて、張り合うつもりか?「Hちゃんちにはカメとサカナがいるよ!」と自慢。
「でもサカナは1ぴきになっちゃったけど」と残念な気持ちもシェアしてくれて。

二人の話は次々あちこち飛びながら、たくさんの情報量がつまっていて、毎日たっくさん見たり聞いたり感じたり動いたりしてるんだということがびんびん伝わってきて、たっぷりこどもエキスをふりかけてもらいました。
(ま、時間が短かかったから持ちこたえられたのかも?)

二人は春になったら、5才と3才になるんだねぇ。
ちいさな友だちがいつまで相手してくれるかわかりませんが、彼らのような幼い子たちが安心して発散できる場がありますように、それを育む人たちが気持ちよく過ごせるように!といつになく殊勝な心持になりました。





2016年

02月28日

(日曜日)

最近観た映画、レンタルだけど。。。

フランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼路を歩く旅は、以前のように健脚だったら、費用や時間を考えると全行程は無理にしても、その一部でもぜひ歩いてみたかったところ。
この巡礼の旅を題材にした2作。同じ素材でも、製作サイドの違いで、出来も印象も大きく違うことは百も承知。そんな違いを楽しめました。

最初に見たのは本家フランスで2005年に製作された「サンジャックへの道」
監督があの快作「女はみんな生きている」をヒットさせたコリーヌ・セロー。期待を裏切らないです。

かなり観光地化されているとはいえ、"巡礼の旅"に出る人たちは、全行程を歩く人たちは信仰心や熱い思いにかきたてられていたり、内面を見つめなおすことを目的にしている人がメインでしょうか。
ところがこの映画に登場する主役の3人兄姉弟は、長年の仲たがい続行中、亡き母の遺産を相続するための条件で、しぶしぶ巡礼ツアーに参加。
彼らが参加するツアーのベテランガイドは、頼りになるが留守中の妻が気になっているし、他にはお気楽なハイティーン女子や聖地を勘違いしているイスラム青年たち、一人静かな女性も正体が謎。かなり現世的欲求にまみれた旅の始まり。
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サンジャックmv36090-l

かたや、2010年アメリカ・スペイン合作の「星の旅人たち」
こちらも好きな俳優兼監督のエミリオ・エステべスが父親マーティン・シーンを主役に撮った作品
こちらも主役の父親は宗教心は薄く、妻を亡くしてから疎遠だった息子を偲ぶ旅のため一人で黙々と歩いていたのに、いつのまにか道連れが増えていき、一人はダイエット目的、一人は執筆のネタ探しの作家、一人は禁煙目的。。。
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星の旅人たちT0012924

どちらも複数の登場人物のエピソードが次第に明らかになり、互いの関係も動いていき、旅の途中の土地柄や景色の変化、人との出会いなど、お約束通りに紆余曲折があるのですが、両作とも、脚本がうまいし役者もうまい。旅の終わりの描き方もお国柄や監督の趣味の違いがはっきりしていて、その差を楽しめます。
ラストシーンでどうしても盛り上げたいアメリカ映画気質が好きな人は「星の旅人たち」が好みだろうし、私のように曲者好きは「サンジャック」に一票!でしょうか。


2016年

02月28日

(日曜日)

なんともはや・・・

ネットサーフィンしないので、定期的に読んでいるblogはほとんどないですが、西原理恵子はなんとかおっかけております。
http://ameblo.jp/saibararieko/
ここ数年登場回数が増えたカツヤネタがついにコミック化。。。

濃い恋バナです。鴨ちゃんと暮らし始める前の体当たりマンガ時代からファンだったものからすると、「よかったね」なのか「もう好きにしなさい」なのか、どっちにしても、どっちに転んでもネタにするあっぱれ漢サイバラに拍手です。貸してくれたNさんに感謝です。
(サイバラが麻雀賭博におぼれていた頃からカツヤは登場してましたな)

「ダーリンは70歳」
美容整形界の第一人者で高須クリニック院長である、高須克弥氏・70歳。そしてコミック界の最終兵器、西原理恵子氏・50歳。二人合わせて120歳の熟年バカップル漫画。
ダーリンは7009179208

ここでサイバラはカツヤのあれこれを暴露していて、それは作家魂でもあり、とかく誤解されやすい(本性?)彼を代弁しているようでもあります。(彼はサヴァン症候群だそうです)

これこそ実写化されると面白いとおもうが、ダライ・ラマやフリーメイソンやら朝青龍やら、難関山積み。。。

2016年

02月28日

(日曜日)

最近読んでいる本 2

千葉市男女共同参画センターでは毎年LGBTへの理解を深めるための講座を実施しています。
file:///C:/Users/Sato/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/00U21H05/kouza2713.pdf
先月には千葉市内で「LGBTシンポジウム~誰もが認めあえる千葉市へ」が開催されました。
http://mainichi.jp/articles/20160125/ddl/k12/040/019000c

 とはいえ、「多様性の社会」をお題目のように演説している国会や自治体の議員たちが、あらゆる場面でハラスメント発言している現状では、多くの人は自然体で生きていくことがなかなか困難です。
 (最近障害者認定を受けた身内の者が、「これまでも自分としては理解していたつもりだったけれど、当事者になると、自分は障害が軽い方であっても、いかに社会が厳しい状況であるかを日々身をもって実感する」と言います)

「にじ色の本棚 LGBTブックガイド」は、これまでのLGBT関連図書(映画やコミックも)の粋を集めてくれているので、セクシュアルマイノリティ当事者にとっても、その周辺の人にとっても、無縁だと思っている人にとっても、とても頼りになる一冊です。
こんな本を待っていました!

<はじめに>の一節に書かれている文章に瞠目しました。寄り添う人や同じ思いの人がいても自分の気持ちのもやもやが晴れないことがあって、それは伝えることが難しい時があります。つい"知識"より"経験"や"体験"に注目しがちな私、"知識"や"一冊の本"が、人を生につなぎとめる"もやい"になる!ということを、忘れていたわけじゃないけれど、深いところの腑に落ちた気がします。
「当事者の経験談やルポに書かれていることは、わたしにとってはしょせん『タニンゴト』でいかありませんでした。しかし、その本に書かれていることは『知識』でした。その『知識』に照らし合わせながら自分を見つめたとき、『あてはまること』『あてはまらないこと』がクリアに見えてきた気がしたのです」(土肥いつき『「ありのままのわたしを生きる」ために』より)
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近年、LGBTへの理解は、少しずつ進んでいます。しかし、それらが一人一人のL/G/B/Tの生きやすさにつながっているとは、まだまだ言えない状況です。~これは、単なるブックレビュー集ではありません。46人の執筆者が、それぞれ自分と本との間で行った「対話」です。 三一書房案内文抜粋

2016年

02月28日

(日曜日)

最近読んでいる本

4月から、これまで政権にモノ申してきたTV各局のキャスターが入れ替わると報道されている今、テレ朝系の「報道ステーション」では(今の内にヤッチャエ、なのか?)、日替わりのコメンテーターに各界の気鋭の若手が登場していてちょっと楽しみ。
そんな一人の“煽る"社会学者・古市憲寿と“怒る"哲学者・國分功一郎がとことん語り合う「社会の抜け道」

社会の抜け道09388256

読みやすいが中身は易くない。
混迷している世の中を単純化して主導しようとする力が強めている今の政権に危機感を覚えている人は多いのに、疑問視する層まで分断化してしまうようなカテゴライズ社会でもある。
"揺れる"ことを大事にしたいのにのんびりとしていると思わぬところへ流されて後戻りできない、そんな警告アラームが強くなってきているけれど、それにおそれて身を縮めていては息苦しい。
そんなとき、この二人の話のペースが私の頭と心にちょうどよく効いてきます。

2016年

02月17日

(水曜日)

毎日映画コンクール

今年も毎日映画コンクール授賞式に行くことができました。

http://mainichi.jp/graphs/20160216/hpj/00m/040/013000g/11

映画に関わる裏方の人たちにも光を当てて表彰するコンクールは、日本ではこの毎日映画コンクール以外にはないという。
表彰式を見ていると映画の裾野の広さや深さ、日本映画の歴史をしみじみと感じ入る。そして、このコンクールの独自性も。

 監督賞と男優主演賞をW受賞した塚本晋也のスピーチと映画大賞受賞の「恋人たち」の橋口亮輔監督のスピーチが印象深かった。

野火

「野火」で監督賞を受賞した塚本晋也のスピーチは、現在の日本の政治に対する不安から(「特に3年前から・・」ってことは現政権になってからってことだよな)、やむにやまれず準備も資金も整わないままに映画を撮った思いを熱く語り、その熱意は会場に集まった人々の感情を揺さぶったと思います。
 とはいえ、スピーチ最後には自分の熱さを急に恥じ入って尻込みし始め、それなりに長い映画人生であろうに、賞になれない初々しさすら感じました^^; 男優主演賞の受賞に至っては「すみません、ほんとすみません、自分のようなものがいただいて。。。」と冷や汗一斗の態。確かに知名度や華やかさ重厚さにおいて、歴代の受賞者とは大きく色が違いましたが、このコンクール審査員のメッセージも込められているのかも。
この映画「野火」は、戦後70年の今、"戦前"のきな臭さが増している"今"を切り取るものとして選ばれたのでしょうから、心して見なければならないのかもしれません。そんな風に映画を見ることは本意ではないけれど、それだけ今の状況は不穏で不安だと意識することから目をそらしてはいけないと、どれだけの人が彼のメッセージを受け止めたのか。。。

「恋人たち」はぜひ見たいです。
恋人たち
私は橋口亮輔監督の作品は「渚のシンドバット」や「ハッシュ」しか見てないですが、ずっと心に残っている映画です。その彼が長い準備期間をかけて送り出した作品。

二本とも単館系で上映期間も短い。この受賞を機に上映館が増えたら嬉しい。この2本含め今回受賞した作品で、私が見たのは外国映画賞の「バードマン」と、70回記念かわさきシネマアワードを受賞した「小川町セレナーデ」のみ。
だって~、「海街Diary」は原作のイメージとキャスティングのギャップに見る気喪失しますし、「「母と暮らせば」は正しすぎるでしょうし、「岸辺の旅」は決まり過ぎてる感が強くてなぁ~
新人賞の二人の映画「トイレのピエタ」「ソロモンの偽証」や、TSUTAYAファン賞日本部門の「幕があがる」(平田オリザの原作が面白かったので)はレンタルできるようになったら、(その時覚えてたら)観ましょうかね。。。

そのほか、気になる映画が盛りだくさん、パターン化した壁ドン映画や感動もの、ドラマの映画化もの、じゃない曲者映画が生き残れる社会であり続けることが願いであり、そのために自分ができることはなんだろう、な~んて考える今日この頃です。
なんて陳腐なことを書くのは戯作者としてのプライドが許さない・・・ Byちかえもん(NHKドラマ「ちかえもん」面白いですよ~~)

2016年

02月16日

(火曜日)

キャロル

押しも押されぬ女優ケイト・ブランシェットとがっぷり四つに組んだ(我ながら貧相な語彙)ルーニー・マーラの「キャロル」

キャロル

ケイト・ブランシェットの演技力や魅力については誰しも認めるところ、彼女演じるキャロルと対等に、後半には逆にキャロルが追い求めるテレーズを演じるルーニー・マーラは往年の「噂の二人」のオードリー・ヘプバーンだ!
噂の二人

60年代に製作された「噂の二人」でのオードリー・ヘプバーンの役柄は、時代性からか受動的で、無自覚に見せていたけれど、「キャロル」でルーニー・マーラが演じるテレーズは、自覚し能動的。てか、無垢のようでいながら、オードリーが静かに醸し出していた小悪魔的な要素が、確信犯的にぐっと迫ってくるように感じました。
 時代設定としては1960年代初めに公開された「噂の二人」より古い50年代だけど、地方とニューヨークの違いか、圧力や抵抗は年代が逆のようでもあります。いずれにしても同性愛が道徳に反する行為で、子どもの親権者として不適格とみなされる時代。
 平和で豊かだと思われていた50年代アメリカの、典型的な郊外主婦生活を送る白人女性たちが、精神的なストレスに苛まれていた様子が、2000年代に入って様々な映画で描かれています。キャロルも、事業で成功した男の美貌の妻という役割に苛まれていく女性、その美貌とクールな表情に心を奪われるテレーズ。。。

片時も目を離せない二人の演技ではありますが、しかし、キャロルの懐状況が、私の心配など余計なお世話な、生活感とは無縁のリッチな映画で、感情移入できなかった。。。
スパイク・リーたちが怒るのは無理もない、、、http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/18/academy-spike-lee_n_9014980.html
ってこの映画とは直接関係ないですけど。。。

ルーニー・マーラはデヴィット・フィンチャー版「ドラゴンタトゥーの女」では、腺病質な雰囲気をまとっていて、
ru-ni- doragon

本家のスウェーデン版「ミレニアムドラゴンタトゥー」
ドラゴンタトゥミレニアム
のノオミ・ラパスのワイルドな演技を知ったものには違和感がありました。

役者として、好きなタイプじゃないけど、自在に演じる力十分でこれからの出演作に期待したいと思います。

2016年

02月12日

(金曜日)

ヤマザキマリの女性論?

 またもやヤマザキマリで恐縮ですが「地球で生きている ヤマザキマリ流人生論」
地球で生きている

 私はヤマザキマリのエッセイを読み散らかしておりますが、本書は月刊誌や週刊誌、あちこちの媒体に掲載されたものをまとめたもので初見のものが多かったです。
第2章「女性論」の『世界基準のイイ女』に書かれたジョージア・オキーフ、第3章「表現論」の『旅とは表現することである』にあるかつて暮らしたシリアへの思い、第4章「芸術論」の『私を生かしてくれた文学』で取り上げられた安倍公房や開高健など、彼女をつくりあげている成分の新たな一面に大いに共感。彼女の"人間"観はしっくりきます。

2016年

02月10日

(水曜日)

やったね、樹木希林

正月明けに見た新聞広告で、おおっと思っておりましたが。
樹木希林oricon_2064601_0-enlarge

今度は昨日のNHKクローズアップ現代の番組終了間際のコメントが話題に
http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/09/kiki-kirin-nhk_n_9192690.html

たまたま見ていました。おお!よく番組スタッフがこれを流したな、と思っていたら、これは生放送だったらしく、上層部の意向も及ばなかったんですね。国谷キャスターが苦笑するしかないさまも微笑ましかったです。

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