SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2015年

04月23日

(木曜日)

憲法記念日

ひたひたと迫ってくる憲法改正(改悪)の圧力を感じずにはいられない昨今。
先日も、オバサン3人で芝居を見に行った折に世情談義しましたが、主義主張がかなり違うというのに、集団的自衛権や原発再稼働への懸念が強いことは共通していたことに安堵したものです。(そこで安心しちゃあきませんがな)

で今年の憲法記念日の目玉はこちらでしょうか。

平和といのちと人権を!5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~
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日時:5月3日(日)12時30分〜15時30分 
場所:横浜みなとみらい・臨港パーク
内容:
プレコンサート 12時30分~
大島花子(歌)/岡大介(カンカラ三線・唄)/ハルノトモ(和太鼓)
メインステージ 13時30分~15時30分
お話:大江健三郎/樋口陽一/雨宮処凛・落合恵子・香山リカ・澤地久枝/沖縄からの発言
リレートーク:戦争・原発・貧困・差別をめぐって
政党からの発言
※NPO・市民団体の出展ブースあります

主催:5・3憲法集会実行委員会
呼びかけ人:(五十音順、敬称略)
青井未帆/雨宮処凛/池田香代子/石坂啓/上野千鶴子/大江健三郎/小山内美江子/落合恵子/鎌田慧/香山リカ/古今亭菊千代/小室等/小森陽一/早乙女勝元/佐高信/澤地久枝/瀬戸内寂聴/田中優子/鳥越俊太郎/なかにし礼/浜矩子/樋口陽一/三上智恵/山内敏弘/山口二郎

2015年

04月23日

(木曜日)

新聞コラムから

今期のドラマで内容と放映時間がカブっているものがありまして、主演のどちらにも魅かれる身としてはツライ?!

片やヒットメイカー堺雅人主演の「Dr.倫太郎」

Dr倫太郎

初回から違和感。。
倫太郎が大学の精神科医師という設定。学内では"人寄せパンダ"と揶揄される人気医師ながら、患者本位という姿勢・診察方針が経営陣や上層部には受けない。。。
シナリオは前作「ドクターX〜外科医・大門未知子」に続く中園ミホ。今度は精神科ですか・・・
う~ん、大学病院内の胡散臭さは存分にこれから描かれるだろうし、倫太郎もタダの善人では立ち行かなくなるだろうと予想されるものの、どうも非現実的に思えて首をひねっておりましたら、今朝の朝刊の香山リカのコラムでわが意を得たり。

香山リカのココロの万華鏡:科学の目と人間の目 /東京 毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 往年の名作「白い巨塔」に始まり、病院や医療の世界を舞台にしたテレビドラマは常に人気だそうで、この春もいくつかスタートした。もちろん娯楽作品とわかって見ているのだが、ちょっと気になる点がある。それは、必ず「良くない医者」が出てくるが、その特徴がいつも同じということだ。患者さんの話を聞かずに短時間診療で終わらせる、診察よりも検査データを重要視する、すぐに薬を出したり手術をしようとしたりする……。じっくり時間をかけて“手当て”をする「医は仁術」的な医者の対極にあるイメージだ。

 たしかに、患者さんのことより自分の名誉や利益だけを重んじるのは、医療関係者として許せる態度ではない。しかし、「検査や薬よりとにかく対話」というのはどうかな、とときどき首をひねってしまう。

 私は研修医や若手の時代、何度か検査の不徹底で患者さんのからだの病気を見逃しそうになり、指導医からしかられた。たとえば甲状腺から出るホルモンの異常でうつ病そっくりの症状が出ることがあるのだが、診察時間のすべてを対話だけにあてて血液検査を忘れたことがあったのだ。また、心臓に異常がないのに動悸(どうき)が続く患者さんに生活改善の指導などを続けたがうまくいかず、軽い安定剤を処方したらすぐにおさまったことがあった。そのときに患者さんが口にした言葉が忘れられない。「最初からこの薬を出してくれたらよかったのに。時間を損しちゃった」

 もちろん、診察に十分な時間もかけず、データだけですべてを判断したり何でも薬ですませようとしたりする医者が患者さんから信頼されないのは、あたりまえのことだ。とはいえ「検査データに頼るのは悪い医者」というのも違う。結局、大切なのは「科学的検査、治療と人間的な医療とのバランス」ということになるのだろう。

 現在の医療制度では外来で患者さんひとりにかけられる時間は、どうしても限られてくる。私の勤務する診療所では原則として「初診20分、再診10分」。この時間内にバランス良く、科学の目と人間の目で患者さんを診てもっとも適切な治療の手段を選んでいくのはかなりむずかしい。

 テレビドラマに出てくる「良い医者」は、ひとりに何十分も時間をかけ、とことん患者さんの話に耳を傾ける。なるほど、患者さんが望んでいるのはこれだな、と思いながら心のどこかで「でも現実的には不可能だな」とため息をついているのである。(精神科医)


香山リカさんが勤務する診療所や大学病院や総合病院とは異なり、個人のクリニックでは診療時間長く設定されていて、倫太郎自身も精神状態のバランスを保つためか、カウンセリングルームに通っては思いのタケを吐き出している様子。ただ、こちらは診療費が高いでしょうね・・・

片や「心がポキッとね」
こちらは、心が折れたことがある人、今まさに折れている人たち(ばかり?)が登場する。
阿部サダヲファンとしては彼が主演というだけで十分なのですが、それでも、初回、サダヲ演ずる春田をサポートする使命感に燃える職場の同僚が、彼に発する、あまりにもステレオタイプな台詞に仰天しましたよ!
"愛溢れる"「心配してます、心を開いてください」攻撃を終始ふりまかれたら、ホンとウザイ!に違いない。ああ、どうしてそっとしておいてくれないんだ、って、それじゃドラマが成立しないんだけどね・・・

精神的な病への理解が進んでいくために、こういったドラマが役立つことももちろんあるとは思うけれど、興味本位が強かったり、ドラマ性を高めるためにますますエキセントリックな話になってきたら辛いなぁ。。。

2015年

04月23日

(木曜日)

ほほう!

日替わり寒暖の中、地方選挙の投票率がさらに下がってとほほの日々に、ちょっと嬉しくなる?新聞記事が。

特集ワイド:怒る女性週刊誌 政権批判、読者に押され 
原発再稼働、改憲…本当に必要? 家族の生活、命…守れるの  毎日新聞 2015年04月22日 東京夕刊

 芸能ゴシップや美容・健康情報などで華やかな女性週刊誌に“異変”が起きている。安倍晋三政権をストレートに批判する硬派な記事が目立っているのだ。俎上(そじょう)に載せるのは、安全保障法制の見直しや憲法改正、原発再稼働、アベノミクス、そして女性活躍推進といった目玉施策。この怒り、どこから湧いてくるのか。【小林祥晃】

 まずは左の表をご覧いただきたい。この1年間に、3大女性週刊誌(「女性セブン」=小学館▽「女性自身」=光文社▽「週刊女性」=主婦と生活社)が掲載した安倍政権を批判する記事の見出しである。<安倍さんは世界で“女性蔑視”だと思われている!><安倍政権は女の涙ぐましい努力をわかっちゃいない>などと、普段女性誌を読まないオジサン記者にはびっくりの率直さ。もちろんこれらはほんの一部に過ぎない。他にも原発再稼働や憲法改正などへ疑問を投げかける記事が少なくない。

 政治にモノ申す記事が増えてきたきっかけとして関係者が口をそろえるのが東日本大震災と福島第1原発事故だ。「週刊女性」の渡辺高嗣副編集長は「原発事故を経験して『最悪の場合、どうなるのか知りたい』というニーズが高まった。特に子供や家族を守る立場の女性にはその思いが強い」と話す。集団的自衛権やアベノミクスなどを取り上げる際にも「要するに、どうなるの?」という疑問に答えることを大事にしている。

 「女性自身」の田辺浩司編集長は「震災以降、特に主婦層は子供たちに明るい未来、安全な社会を残してあげられるのかを考えるようになった。そこに訴える記事を出そうというのが編集方針。特に原発、福島は徹底して追いかけている」と明かす。

 読者も好意的に受け止めているようだ。「週刊女性」の毎号約40本の記事のうち、面白かった記事を選ぶ読者アンケートで政治ネタはベスト10の常連だ。昨秋、小渕優子前経済産業相と松島みどり前法相が「政治とカネ」の問題で相次ぎ辞任した直後に特集した「政治とカネ問題Q&A」は5位に。「政治資金規正法の仕組みや、何がダメだったのかを徹底解説した。新聞やワイドショーで繰り返し伝えている話なので、読まれるかと心配しましたが、意外でした。それどころか『まだまだパンチが足りない』『もっと伝えて』という声ばかり。『やり過ぎだ』なんて声はありません」(渡辺さん)

 「女性自身」は4月7日号の人気連載「シリーズ人間」で「これからも『国民を踏み潰す国』でいいのですか」と題した沖縄・辺野古のルポを掲載。米軍普天間飛行場の移設反対を訴え座り込みを続ける戦争体験者の思い、子育て世代の家族の率直な声を取り上げた。写真グラフも含め計7ページの大型記事だが「涙が止まらなかった」「美容院で記事を見て、もう一度読みたくて買い直した」といった熱い反響が寄せられた。

 2人の男の子を持つ北陸地方の母親(42)は「日本が将来、戦争する国になるのではないか、徴兵制が復活するのではないかと本気で心配しています。でも、ママ友と政治的な話はしづらい。週刊誌に疑問に答えてくれる記事があると、美容院でも食い入るように読んでしまいます」と語る。

 「原発事故を経験して政治は生活の安全と直結していることに気付いた。アベノミクスも成功していると言いながら、大多数の国民の生活は苦しい。それらは男性より女性の方が肌で感じている。蓄積した不満や不安が女性週刊誌に反映されるのは当然です」。そう分析するのは、女性の心理に詳しい原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さん(68)だ。「ただ、女性週刊誌には昔から地道に取材した反骨的なルポや、大手芸能事務所にもおもねらないスクープがあった。私を含めて長年の読者はそんな姿勢にも信頼感を抱いているんです」

 徹底した現場ルポ「からくり民主主義」や「男は邪魔!」などの著書があるノンフィクション作家の高橋秀実(ひでみね)さん(53)は「女性からすると、安倍政権の言葉は『存在が脅かされる』という警戒心を呼ぶのではないか」と指摘する。「例えば『女性の力を活用する』という言い方。女性はあくまで活用される立場で、活用する男性が優位なのは一目瞭然。また『女性の力を強く信じます』などとひとくくりに肯定する論理は、一人のミスでも『だから女性はダメなんだ』と全否定に転じる恐れもある。そのあたりのからくりを見抜いているのでしょう」

 とはいえ、各誌とも決して「批判ありき」ではない。「週刊女性」は小渕氏や松島氏ら5人の女性閣僚が誕生した際、期待を込めて5人の人となりを紹介した。過去の発言や政治姿勢を批判的に取り上げる切り口も考えたが「仕事をする前から読者に評価を押しつけるのはどうか」と、当初は批判を封印した。

 「私たちが大切にしているのは現場で聞いた生の言葉。それが結果的に、厳しい政権批判になっている」と言うのは「女性自身」の田辺さん。昨年5月27日号で、歴史教科書の採択で揺れる沖縄県竹富町を取材したルポ記事のタイトル「中国より、安倍さんがこわいです」は町民が語った言葉から取った。「人権を踏みにじるような表現でない限り、現実に上がっている声を無視したり、それを曲げて書いたりするのは、週刊誌としてはやってはいけないことだと思っています」

 女性誌を巡っては昨年、月刊ファッション誌「VERY」(光文社)が「お母さんこそ、改憲の前に知憲!」と題し、憲法改正や特定秘密保護法を取り上げた記事を掲載。発売前に内閣広報室が「秘密保護法を取り上げるなら、我々にも取材を」と編集部に電話していた事実が明らかになり、「言論への過剰な口出しではないか」と問題になった。今月にもNHKのやらせ疑惑やテレビ朝日の「報道ステーション」でのコメンテーターの発言について、自民党が両局幹部を呼び事情を聴くなどメディアへの介入や圧力ともとれる動きは強まるばかりだ。

 2人の子の母親でもあるタレントでエッセイストの小島慶子さん(42)は「女性誌はファッションやゴシップなど『見たい、知りたい』という読者の素直な欲求に応えるメディア。政権批判の記事は、異論を許さず、なし崩し的に変わろうとしている世の中への異議申し立てとも言える。批判を恐れて口をつぐむ人が増える中、生活実感を基に『他人がどう言おうと、私はおかしいと思う』と言える、血の通った言論をなくしてはいけない」とエールを送る。

 女性週刊誌に噴出する怒りのマグマを無視すれば、やがて地殻変動につながるかもしれない。


美容室に行く時は、なるべく話しかけられないためと、集中して読めるので自分の読みかけの本を持っていきます。店で用意してくれる週刊誌や月刊誌にはほとんど目を通さないから、週刊誌がこんなことになっているとは知りませんでした!

若い世代、子育て世代の活字離れが言われているから、女性週刊誌の読者がどれだけいるのか、この記事に取り上げられる内容にどれだけの反応があり、社会的な動きにつながる可能性がどれほどあるのか、期待してはいけないのかもしれませんが、久々に嬉しい発想の転換できました。
とはいえ、メディアに揺さぶられる時、揺れ幅が大きいのは危険でもあるので、油断禁物・・・

「新聞を読んでいることを知られると周囲から浮く」と考える学生たちが多いことに今さらながら驚きますが、投票権が18歳からになる現実が迫っていると、世の中の空気に流されて政治が左右されることに不安を感じずにはいられません。。。

2015年

04月10日

(金曜日)

本屋へ行きました。ベストセラーを買いに。。。(ああなんてこったい!)
ふだんなら図書館にリクエストするか予約して気長に待つところだけれど、BOOKOFFを回ってもたまにしかいかない私が運よく手に出来るわけもなく、上巻(友人からの寄贈本)読み上げた興奮から、どうしても続きが読みたい、今読まなくては!という衝動に駆り立てられて本屋へ。
こんな気持ちで本屋に向かったのはずいぶん久しぶりです。

そして著者の web 上での挨拶に、
直木賞に決まって、生まれて初めて、あんなにたくさんの方々の前で記者会見をさせていただいた。私はそこで、どうしても言いたいことがあった。皆さん、どうか本屋さんに行ってください。
と書いてあり、おお、行ったよ私!と思わずガッツポーズ。

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基本的にベストセラー小説や賞を取った本を積極的には読まないし、少ない小遣いから身銭を出す書物は、なるべく予算に限りがある職場の蔵書構成に必要でなおかつ興味を持てるモノという、かなり選択肢が狭い。
(断捨離引越しをしてから、自分の趣味に走るものを購入する欲望を捨てました)

だけど、買っちまったです。
下巻は昨日買って、今日は休みで予定があったのに、午前中で350頁余読了!内容や評価についてはあちこちに書いてあるので省略。

西はあるトークイベントで、「他の作家が様々な作品を書いてくれるから、私は私の作品を書くことができる」と言っていた。世界のさまざまな側面を、何人もの作家で腑ふ分けしながら分担して書くことができるのが、文学の世界と思い定めているのだ、と受け取った。(YOMIURI ONLINE 本よみうり堂)

そう、物語のよさはそこにあると、当たり前のことながら常々そう思う。この「サラバ!」の主人公の歩も、どん底の状況の中で、あまたの小説・物語を読むことだけにひたすらのめりこんで、精神が崩壊する手前で踏みとどまる。

主人公"歩(あゆむ)"という男の子の成長物語、という体裁。
物語の中では近い将来に、彼に所縁のある歩(あゆみ)という女の子も誕生することになっている。
わたしには幼い歩(あゆみ)ちゃんという女の子、と歩(あゆむ)ちゃんという男の子の知り合いがいます。どちらの子もこれからがとてもとても楽しみな二人。またあゆみさんという素敵な若い女性も知っています。そんな訳で、物語が歩の一人称で語られていることも、魅かれる大きな要因かも。

文学としての完成度を問うならば、まだまだ甘いのかもしれないけれど、今のタイミングでこの物語に出会えたことはよかったと素直に嬉しい、歩がみつけた"化け物"に、感謝。
また旅したくなります。圧倒されるものに出くわしたくなります。

2015年

04月02日

(木曜日)

昨日、いつもなら避けている上野の桜、友人たちとそぞろ歩きしてきました。
平日の午後、緩い感じでなかなか風流でした。時折吹く風に花吹雪が舞うと歓声が。。。
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満開の桜の下と言えば死体・・・
ちょうど読んでいるのは「死を笑う うさぎとまさると生と死と」

心肺停止から蘇生した後、まさに死から生還した中村うさぎと
"社会的死から生還"してから果敢に発言・著作活動している佐藤優との語りおろし対談。
死を笑う

世間に"敵"が多い二人が「生と死」を中心に据えて大いに語ります。
彼らが俎上に乗せる対象への評価が、世間の評価は度外視、というか、ほとんど真逆。その歯切れの良さに溜飲が下がります。

佐藤「そういえば最近、妙に右に傾く人が増えましたね。百田尚樹の小説『永遠の0』で特攻隊の姿に感動した人もたくさんいて。
中村「あたし、あの人の『モンスター』って小説の文庫本に、解説を頼まれて書いたことがあるんですよね。整形j手術をテーマにした物語なんですけど。小説として褒めるところが一つもなかったんで、とりあえず「よく取材していますね」って、そっちを褒めたんです。」


二人とも確信犯的なキリスト教徒ながら、生と死について宗教的な高みの事柄として観念的に語らず、具体的現実的に語っていきます。
信仰と自殺について三浦綾子の『塩狩峠』と『氷点』の話では

佐藤「三浦さんのキリスト教関連の作品では、『塩狩峠』が抜群にいいですよ・・・だから僕は、中学3年の時現場に立って感動してね。ところが後に『氷点』を読んで・・・あれは、日本のプロテスタント文学を捻じ曲げてしまったような作品ですよ。あの人は、机代わりのみかん箱を前に、あんな陰険なことばかり考えていたんです。」
中村「ぼろくそですね。」

中村「天国へ自分の人格のまま行くのか、それとも人格をなくし、ただの物体となっていくのか、すごく知りたいですね。ていうか、じゃあそもそも「天国ってなんのためにあるの?」っていうことにもなるんですけど。
佐藤「キリスト教の考え方でしたら、肉体の復活につながってきますよね。肉体がある以上、個性はあるんですが、その個性は変容していると思いますが」・・・「こっちの世界から見ると、だいたいが鬼のような人間になっているんですよね」
中村「天国に行っているのに「鬼」ですか。」
佐藤「この世は悪に満ちあふれているわけでしょう?そうすると、善意に満たされた天国では、きっとこの世でいい人でもあの世では悪い人に見えるんです。」・・・「だいたい天使は怖いじゃないですか?無表情で感情がなくてね」・・・「きっと天使と天狗は同じだと思うんですよ。日本では天使の姿を見て天狗だと認識したのかもしれません」・・・


世間を騒がせた社会的事件も世界を揺るがせた政治的転換も同じレベルで、私たちの生死と背中合わせのこととして、二人ならではの解釈をしていきます。

中村「佐藤さんは以前、安倍首相の集団的自衛権はポエムだと言ってましたよね?」
佐藤「安倍首相はどういうわけか、絶対に戦争なんか起きないと思っていますからね。ある意味では、すごく平和主義者ですよ。どんなに挑発したって、中国は絶対に日本と戦争をしないと確信しているんです。なんでそういう確信になるのかは、わからないですけどもね。韓国との関係も、いくら悪化しても絶対に戦争にならないと、なぜか信じているんです。」
中村「単に能天気なだけなんじゃないですか?」
佐藤「そうですね、安倍首相を含め、この政権の幹部たちはあまり難しいことを考えないですよね。コンビニの前でウンコ座りしている連中と同じ感覚なんです。連帯感だけは大切にするというね。」


時には多少強引な論理でガンガン進んでもう止まらない。。。。

中村うさぎが、病に倒れなんとか復帰しているとはいえ道半ば、
"権威"とか、身近な社会での"当たり前"とされていることに胡散臭さを感じるアンテナがまだまだ錆びついていないと、少し安心しました。

とはいえ、佐藤優が、病後のうさぎをかばっているのか、彼女の自信を回復させようと持ち上げている感じが随所に感じられ、ちょっと興ざめするところもあったりするのも仕方がないか。。。

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