SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2013年

02月24日

(日曜日)

ローマ法王の休日

「ローマ法王の休日」のことを書かずにはいられませぬ。

">ローマ法王

ハートウォーミングだという宣伝文句は途中までは当たっていて、
痛烈なユーモアに笑いがこぼれる前半でした。
「聖書はこんなにうつ病の症状を描いています!」という精神科医
(監督ナンニ・モレッティ演ずるカウンセリングの第一人者という設定)の行動やら
コンクラーベのために集まった聖職者たちのあたたかくもシニカルな描き方に
苦笑せずにはいられません。
まぁ、所詮聖職者も人の子、と言ってしまえば元も子もないことを
ここまで描かれても動じないという度量を示してポイント高くしたのかバチカン?

フランス映画の重鎮ミッシェル・ピッコロ演ずるメルビルの迷走に
伴走していく観客は、最後の彼の決断に否とは言えない仕掛け。
大いなるパロディ、ですね。

昨年の公開当時は評価が別れたようですが見て損はないと思います。

ちなみにナンニ・モレッティ監督はイタリアのウディ・アレンと言われているそうな。
ウディ・アレンの最新作「恋のロンドン狂騒曲」はイマひとつでした。。。

">ロンドン
原題“You will meet a tall dark stranger”をそのまま邦題にしてくれた方が
しっくりきましたね、絶対。

2013年

02月21日

(木曜日)

グロリア

ベルリン映画祭で評判の「グロリア」から思い出しました。
ご存知の方も多いでしょう。1980年のジーナ・ローランズ主演の「グロリア」は
大好きな映画。後年リュック・ベンソンの「レオン」を見た時、
これは「グロリア」の反転かと思ったらやはりそのようで。

ジーナ

ちょっとくたびれた中年の女が主役ってヤルネ!と大喜びしたものでした。
(当時50歳)
その後柳の下のドジョウを狙った、若くもなくそれほど美しくもなく
経済的に恵まれていなくても、精神的には自立した女が主役の映画が続くかとおもいきや
あまり目立つものはなかったような(忘れっぽいから自信はないですが)

ちなみに98年にシャロンス・トーンが主演した時は40歳だったんですね~
こっちはセクシー度たっぷりながら、ジーナ・ローランズ版へ持った共感度は
低くなってしまうのは否めないかな。

syaron.jpg

2013年

02月21日

(木曜日)

千葉市男女共同参画審議会

去年11月に開催された平成24年度第3回男女共同参画審議会の議事録が
千葉市のサイトにアップされました。


何度か傍聴しましたが、委員の意識に温度差を感じます。
問題提起する委員の見識・認識に目を開かれることもあれば
問題の所在がわかっていないような、どうしてこの人が委員?と思うこともあり。
(選出の際の基準に懸念抱いてしまいますね~)

ともあれ、議事録を読んで臨場感をもつのは難しいですが、
議事録には記載しきれないであろう現場のやりとりを想像しながら、
尻切れトンボになっている議題を自分の中で再考してみなければと思います。

2013年

02月20日

(水曜日)

またしても毎日新聞から・・・

今日はとことん新聞読む日、ってわけではありませぬが、
気になる記事が続いて心弾んでおるのかもしれませぬ。

昨日書いた「アジアをつなぐ~」についても取り上げられておりました。

美術:アジアをつなぐ−境界を生きる女たち 性差から解き放たれ=評・岸桂子
毎日新聞 2013年02月20日 東京夕刊⇒
http://mainichi.jp/feature/news/20130220dde018040086000c.html 

 なるほど。今回の美術展では絵葉書などのグッズはなくて、手元不如意で図録も買えなかったので、
展覧会サイトのヴァーチャルツアーで記憶をたどれるとはいえ、
近くに寄って見ることができずもどかしさが募るばかり。
まだしばらくやってます。是非。

2013年

02月20日

(水曜日)

日本での公開は?

またしても毎日新聞から(私の生活は毎日新聞に左右されている?^^;)

ルポ・第63回ベルリン国際映画祭:中年ヒロインが席巻 若さや母性と離れ、多様化
毎日新聞 2013年02月20日 東京夕刊⇒
http://mainichi.jp/enta/news/20130220dde012200014000c.html
http://mainichi.jp/enta/news/20130220dde012200014000c2.html 

う~ん、身近な千葉劇場のラインアップもそうだけど、やはり“名画”と称される映画を観る層が確実に中高年中心で、制作側も中高年が主流ってことなんでしょうかね?興味深い映画なんだけど、いささか食傷気味になってきておる私は、先だって亡くなった岩波ホールの高野悦子さんの偉業を思うと誠に申し訳ないが飽きっぽいミーハーです。

2013年

02月20日

(水曜日)

春の嬉しい企画!

自他共に認める惣領冬実「チェーザレ~破壊の創造者」ファンの
みっちさんからの嬉しい情報です!
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」4月23日(火)~6月30日(日)
東京都美術館企画展示室

サイトによれば、ようやくポスター完成してチラシ作成中とのこと。
なのにいち早くお知らせするにはワケがあ~るのです。
「チェーザレ~」でも主人公のチェーザレと影響し合う重要人物ダ・ヴィンチ、
だからというだけでなく、
今回はなんと「チェーザレ~」とのコラボだそうで

そりゃ~もうみっちさんならずとも涎ダダ漏れですわい。
とはいえこっちの仕事で時間を取られて「チェーザレ~」の進行に支障はないのかと気になるところではあります。

チェーザレ 第1巻でヤラレマシタ!

肝心のダ・ヴィンチ展は素描・弟子や周辺の画家たちの作品が多いようで
昨年のダ・ヴィンチ展と類似しているように素人には感じられますが
そこが学芸員の腕の見せどころか。
(個人的には本展そっちのけになりそうな予感)

これに呼応して?じゃないな、
この度の600年ぶりのローマ法王生前退任声明を受けてでしょう、
ローマ法王
「ローマ法王の休日」を千葉の京成ローザで今月末1週間だけ上映決定というニュースも。

「チェーザレ~」や「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」でも
物語の大きな要素のコンクラーベ。
聖職者の選挙というにはあまりにも庶民感覚からかけ離れた世界、が、
実はどうしてなかなか権謀術数渦巻く生臭い世界のように小説や映画では描かれていますな
ダ・ヴィンチコードのダン・ブラウン「天使と悪魔」を原作にしたのかもしれない
カナダ映画「コンクラーベ 天使と悪魔」というそのものズバリ(日本未公開)もあれば
男子が大好きな映画「ゴッドファーザー」でも、
アル・パチーノ演ずるコルレオーネが勢力伸ばすために
コンクラーベに策を講じるところに呆れつつ手に汗握りましたっけ。

2013年

02月19日

(火曜日)

小旅行

先週栃木まで日帰り小旅行しました。

栃木県立美術館で開催中の開館40周年記念企画
「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984‐2012」


アジア

昨年福岡でスタートし沖縄から栃木。
次に三重県で開催後終了するとのこと。
土曜日の午後、なれど空いてました・・・
テーマが思い切り確信犯だからか?(だからこそ行ったんだけど)
そこに惹かれて来たとおぼしき女性一人観覧者がポツポツ、
アート好きっぽい中高年男性の方がいくらか多かったか。

たまたま栃木行きの前週に福岡アジア美術館に立ち寄ったんですが、その時期
私が見て喜べるような作品はほとんどこの巡回展で回ってたんだな。
オープンした1999年3月に福岡から千葉に移り当美術館をよく知らぬままだった。
当時訪れた折には、気合入れて収集したであろうアジア近現代のアーティストの作品が
展示されていて、ほとんどが男性作家の作品で“力強さ”が全面に押し出されていて
およよよっと引いてしまった記憶を引きずっておりました。
学芸員が変わったのか力つけたのか時流の追い風か、
こんなに女性アーティストの作品を所蔵しているとは知りませんでした。

ともあれ栃木、
日帰りという自分に課した時間制限とヘルニア後遺症のため
長時間回遊したり寄り道できない状態だったので、
すみずみまで閲覧できなかった後悔が残りますが、静観できてまずは満足。
明確なテーマの基に展示されておりかつ作品によってはかなり詳細な解説が施されていて
それが逆に観る者を誘導するきらいを感じつつ(付和雷同体質の私は引きづられました)
圧倒される作品の前に言葉を失う場面あり、「これはどうなんだ?」と面食らう作品もありつつ
この勇猛果敢?な企画に拍手とエールを送ります。
今週末実施される関連イベントのシンポジウム「アジアの女性アートを考える」
来月のイトー・ターリさんのパフォーマンス
「放射能に色がついていないからいいのかもしれない・・・と深い溜息・・・をつく」
沖縄から福島をつなぐ、「見えないもの」にされていることをあらわにする渾身のパフォーマンス
(2013年3月23日(土午後3時~午後4時半)にも興味ありです。

当ブログでリンクを貼っているWAN でも紹介されてます。
ぜひ紹介したいブログがありますが、もしかしたら全面公開ではないかもしれないので
興味のある方は
「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984‐2012」、ジェンダー
のキーワードで検索してみてください。

2013年

02月18日

(月曜日)

今期お気に入りドラマ

友だちにはあまりなりたくないタイプ(思い込み?)だけれど、役者として気になる麻生久美子
テレビドラマにはあまり出ないのに、今期一皮むけた演技しているように見受けます。
日本テレビ土曜日放映中の「泣くな、はらちゃん」

">hara-chang2.jpg

見てない人に、わが貧素な文章力では私が感じている面白さを伝えるのは難しい。
好き嫌いは分かれるだろうな~
子どものストレートで無邪気な質問におとながドキッとするような、
それで聞かれたおとなたちは「う~ん、なかなか本質を突いた深いことを聞くねぇ~」
とひとりごちるような、そんな会話が繰り広げられる。

役者たちのオーバーアクションもステレオタイプな演技も、ちょっと浮いた世界観そのままで
おとぎ話のようです(ほめてるのか?)。

2013年

02月18日

(月曜日)

最近のこと

おお、すっかり書き込みから遠ざかっている間に、記憶はどんどん消え去っている・・・

先週の毎日新聞夕刊のコラムに斎藤美奈子が書いていた記事「甘い社会が見過ごす暴力」や
朝刊に連載された山口香へのインタビュー記事での、
一連の、“体罰”という名の暴力や女子柔道パワハラに通じる問題についての発言。
これまでの報道の中でコメントされることの大半に感じていた違和感を整理してもらった気分で
少しだけ溜飲が下がる思いがした(もちろん自戒しつつ)。

弱い立場の者が、力を持つ者(監督・コーチ、教師、親 etc..)の前に立って
徒手空拳で異を唱えようとする時、どれだけの恐怖心と闘わなければならないか、と想像すると
わたしのような浅はかで鈍感な人間ですら震えを覚える。

先々週放送されたNHKのクローズアップ現代「広がる“秘密録音”社会」で、
番組最後に弁護士がまとめとして語った弁にもいささか呆れた。
記憶はあやふやながら
「秘密録音という手段をとる状況は察するにあまりあるが、勇気を持って告発してほしい」と、
対等な立場でやりとりしたり正面から抗議したりできない、圧倒的に無力な状況に置かれている時
日常的に常態化された暴力に曝されている時、人はどんな心理状態に陥るか、
そこに思いを馳せているとは思えない“正論”を吐いておりましたな。

斎藤美奈子「甘い社会が見過ごす暴力―安倍政権で一掃は可能か」
 毎日新聞 2012年2月14日夕刊 
⇒これはなぜか毎日新聞内にデータがみつからなかったのはなぜだろう?
(もしかして自主規制?)
縮刷版には夕刊は載っていないから当日の新聞のみしか原文を読めないってことですね・・・

告発の真相:女子柔道暴力問題 山口香・JOC理事に聞く/上 特定の選手、見せしめ
毎日新聞 2013年02月10日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130210ddm035040172000c.html 
http://mainichi.jp/select/news/20130210ddm035040172000c2.html

◇対応鈍い全柔連…もともと彼らの中では軽い問題
 
告発の真相:女子柔道暴力問題 山口香・JOC理事に聞く/下 暴力撲滅の宣言を
毎日新聞 2013年02月11日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130211ddm035040105000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20130211ddm035040105000c2.html

◇「日本スポーツ界は変わる」世界に訴えよ
  
朝日新聞でも7日ほぼ1頁にわたってインタビュー記事が掲載された由。
この山口香の姿勢こそが本来の“指導”でありましょうぞ、なんて、オチつけてる場合じゃないな。

2013年

02月07日

(木曜日)

映画の見方

基本的には映画を見ることはかなり個人的なことだと思っています。
が、同じ映画を違うシチュエーションで見た者が話し合うとなかなか面白いと
あらためて感じた今週。

以前記載した「アルバート氏の人生」「愛についてある土曜日の面会室」
そして「東ベルリンから来た女」
について先日仲間内3人であ~だこ~だと話しました。
私以外の二人は、映画の中の登場人物の誰かに共感できるかどうかがポイントだと。
私はそこはポイントじゃない、と主張して、そこがどうやら私の主体性のなさを露呈しているんですね。
自分では映画を“好き嫌い”だけで見てるつもりながら、
実のところ制作側の思惑を詮索してそこに反発することに意味を持たせたりする私の鑑賞態度は、
どうやら制作側の意図にまんまと操られているのかもしれないということですな~がっくり。

東ベルリン

「東ベルリンから来た女」(原題「BARBARA」)は主役に感情移入できるかどうかが鍵か。
見終わった時点では素直に「いい映画だな」だったですが、
直後、なんだかふつふつと湧いてくるものは「苦悩の末の正しさ、完敗です」という不全感。
ヘタレな私は、“強い人”の前で言語喪失してしまう情けなさ。

2013年

02月07日

(木曜日)

今月来月のお薦め

☆栃木県立美術館「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち 1984-2012」2013年1月26日[土] - 2013年3月24日[日]
ようやく関東にやってきました。行くぞ~

☆女の空間おしゃべり会
◇--- おしゃべり会 ---◇
女たちが共有できる「豊かな空間」をつくりあげてゆくための、
「女たちに遺す私の財産」「精神的財産」が話題の中心です。
日 時:2013年2月15日(金)18時〜21時 
語り手:安田かほるさん
テーマ:あなたの感性を重視した「私らしい葬送」について

遺言やら終活やら世間では話題沸騰?してますが、遺すことに執着がある感があって
どうも馴染めません。世間の終活に異議あり!の方はぜひ

☆「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」
アートを鑑賞するんじゃなくてって生活の一部にしているハーブ&ドロシー、羨ましいぞ!
これまでの“芸術鑑賞”てな高みから、自分の感性を取り戻す試金石?

ハーブ&

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