SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2012年

12月31日

(月曜日)

年の瀬

本来ミーハーですが、人ごみは苦手で避けています。
が、今年は思い切り歳末風景の中にいました。
いったん入ったら率先して楽しむぞ!気質です。
声張り上げて寒空の下楽しみました~

年末は1年を振り返る時期です。
が、三歩歩いたら忘れる体質なので振り返ることが苦手です。。。

つい最近松井秀喜引退が報道されて、街頭インタビューの映像見て
軽くショック受けました。
若い男性が「あ~松井選手、大リーグの」と応じていたんですよ。
松井は彼にとって大リーグの選手として認識されてるんだ~
イチローもそうですかい?10年ってのは長くて短い・・・

とにかくなんでも結果オーライってのはあまりよろしくないと思っています。
時に立ち止まって振り返って見ることが必要だと。
が、考えだすと逃避行動に走る性分。。。

が、年末選挙の結果にがっくりきたことも忘れかけてしまいそうな日々の営みの中で
3.11震災が招いた諸々については忘れないこと。
関連のイベントに参加することを自分のガス抜き作業にしないこと。
そんなことを考えながら新しい年を迎えることにします。

今年もお付き合いくださりありがとうございました。
明日からもよろしくお願いします。
皆さまが、悪しきことよりちょっとでも多く良きことを持たれますよう。

2012年

12月23日

(日曜日)

邪に?見る

昨日、「見る・見られる」ことについて書いた後
フィギュアスケート男子のフリー見ました。
スポーツ観戦好きな同居人たちとは違う邪なミーハー視点で見るわたし。
前日のショートプログラムで最近の日本の選手層の厚さ・熱さに
驚いたところでした。
「何と、“王子様”がてんこ盛りだよ!」
羽生のビールマンスピン、もうフィギュアの性差超えてません?
羽生はともかく、
高橋のエロさがくどいけどいい、小塚はエレガントだ~
とか言ってる間に、次々に“王子”が出現してるんでした。
個人的には王子というより
歯切れのいい妖精パックのような佐々木彰生くんに見入りましたが^^;
一応競技なんで、ジャンプやスケーティングの種類やら点数や減点を
細かに解説されるのも仕方ないんでしょうが
もはやショーを見てる感覚ですな。
観客席圧倒的に女子!もさもありなんですが、
寒いスケートリンクで長時間応援する気概に脱帽。

女子は安藤美姫がいないのが寂しいぞ。
あのアクの強さは鈴木明子でも及ばないですもん。

って、やはり競技として見てない私に見られている選手たち
ごめんね~

2012年

12月22日

(土曜日)

気になる映画

☆千葉劇場では今日からフランス映画「理想の出産」
あれれ、千葉劇場のトップページはこの画像 
risounosyussanntop.jpg

この映画のコンセプトが小さくなって違う映画のようじゃありませんか!?
この画像で釣って実は・・・って狙い?ならいいが。

予告編見るとやはりこちらの画像の方の女性の視線に惹きつけられるし
しっくりきますもん。



☆都内ではハリウッド版豪華キャストの出産映画?「恋愛だけじゃダメかしら?」

poster恋愛

☆日本に暮らして出産後育児に向き合う時福島原発の問題を避けて通れない。
「おだやかな日常」は放射能から子どもを守るため少しずつ孤立して
心を蝕まれていく女性を描いていくフィクション。

おだやかな

シネマの週末・この1本:おだやかな日常 震災後、孤立する女性
毎日新聞 2012年12月21日 東京夕刊
http://mainichi.jp/enta/news/20121221dde041070084000c.html

☆最後に、これはぜひ行きたい!
来月の港区リーブラでの上映会
【リーブラ主催】東日本大震災関連企画 映画上映会
我謝京子監督作品 『311:ここに生きる-In The Moment-』

2013年 1月19日(土)
●上映時間 14:00~15:30
●整理券配布 13:00~ ●開場 13:30~
会 場 港区立男女平等参画センター「リーブラ」 5階 ホール
<ホール前で同時開催>東日本大震災をテーマにした女性たちの作品展示
参加費 無料
定 員 100名 〔事前申込不要当日13:00~整理券配布、開場13:30〕

2012年

12月22日

(土曜日)

映像メディアとジェンダー 2

もう明日に迫っていますが
先日千葉市男女共同参画センターまつりで企画参加した
「映像メディアとジェンダー」
の深澤さんのお話を聞くことができます。

女の空間NPO
◇--- おしゃべり会 ---◇
女たちが共有できる「豊かな空間」をつくりあげてゆくための、
「女たちに遺す私の財産」「精神的財産」が話題の中心です。
日 時:2012年12月23日(日)13時半〜16時 
語り手:深澤純子さん
テーマ:映像メディアとジェンダー メディアに振り回されない“女子力”アップ!

2012年

12月22日

(土曜日)

映像メディアとジェンダー

すっかりご報告が遅くなってしまいました。

12月8日(土)の午後、
千葉市男女共同参画センターまつりで4団体共催で
「☆ガールズトーク☆映像メディアとジェンダー」
メディアに振り回されない“女子力”アップ! を
実施しました。
参加してくださった方々ありがとうございました。

今回は2部構成
☆前半は映像メディアとジェンダー
深澤純子さん(ヒューマンサービスセンター事務局長・女の空間NPO理事)の
解説とおしゃべり。
視覚的おもちゃを素材にしたドキュメント・フィルムを見て
「映像がつくられるとき、見ているのは誰か、見られているのは誰か」を意識する。
視覚的快楽を追求する視覚イメージを作り出す技術を手に入れ、
管理、操作(control)できる立場にいるのは
「西洋/白人/男性」であったという歴史を振り返る。
  *映像史を振り返って明らかになる明らかになる「見る/見られる」
 「撮る/撮られる」関係が現代でも続いていることを知り、
 “偉大な”作家の作品もジェンダー視点で見ると女性が“モノ”化されていて
  心地よくないと参加者の多くが感じた。

☆後半は写真家石内都の撮影現場ドキュメンタリー上映
 *前半の映像と対比すると、被写体がモノであっても対等に向き合う姿勢で
 撮影している様子がよくわかった。
  *前半で感じた怒りや居心地の悪さが払拭される機会となった。

                      (まつり報告書より)
DSCN2286.jpg     

映像に限らず絵画・文学にとどまらず(もちろんアートのみならず)これまでも現在もまだまだ女性がコントロールされる立場に置かれていることが多く、見られるモノとして作られたモノをさらに見せられる・・・そうと気づかないまま大量に消費される見られるモノとして商品化・一般化されていく。
誰かを直接的に支配する欲求はゼロの非Mですが(タブン?)周囲の誰か・何かをモノ化しようとか貶めようとするサガはあると自覚はあります、だって~

といいつつ無節操に見ている自分がいて・・・この企画のレポートを書くのが遅くなったのは、揺れているからかもしれません。
このテーマについて考えるたびに、常に自分に還ってくる困惑する気分の根っこには、アヴァンギャルドなモノを見ることが楽しいといっても、所詮は既成の“美意識”に囚われていてそこから脱しきれず卑怯だなという罪悪感?があるからかも。アート好きといいながら数年前までず~っと女性作家が置かれていた状況に無頓着だったことを反省しながら、逆に最近は女性作家というだけで底上げして見てしまうジレンマを感じたり、アートには倫理無用とか思ってるしな~。いくら天邪鬼気取っていても、ストレートに作品の力に圧倒される時がまだまだたくさんあって嬉しいことです。(自力で発見できる機会がなかなかもてないので他人様頼みなのが残念・・・自分の“視点”もまた揺らぐし)

2012年

12月22日

(土曜日)

12月の羊毛フェルト教室

12月は年末ということもあっていつもの最終火曜日ではなく
第3火曜日に羊毛フェルト教室を実施しました。
この日はお天気が良かったですね~

参加者の一人の最年少者Aちゃんの作品も2点!
これから形が変化していく過程も楽しんでいただけると思います。

羊毛フェルト12gatu

これからますます寒さが厳しくなっていくことでしょう。
羊毛フェルトに触れて針をチクチク
(Aちゃんによると“つんつん”)しているとほこほこしてきます。

体験してみたいと思われたら一度見学にいらしてみませんか?
場所はアトリエ5、火曜日は歩々人(ぽぽっと)の営業日
★申し込み・問い合わせ:KIMIKA
  携帯  080-3124-5502
  携帯メール iamhere47@t.vodafone.ne.jp
または当ブログのメールフォームからどうぞ。

次の羊毛フェルト教室は1月29日(火)12時半~15時半
(2月は26日の予定です)

2012年

12月17日

(月曜日)

「妻は家庭に」が5割超える?

10月25日の朝日新聞の記事
ダボス会議を主催する世界経済フォーラム(WEF)は24日、政治、経済、健康、教育の4分野での男女平等の度合いを評価した「男女格差報告」の2012年版を発表した。日本は対象となった135カ国のうち101位で、昨年より三つ順位を落とした。

まだ記憶に新しいことですが、今回の選挙の結果で
さらにこの数字が下がるわけで。。。

昨日はこんな記事も

「妻は家庭」5割が賛成=初の増加、反対上回る―内閣府調査
時事通信 12月15日(土)17時13分配信

この質問を始めた1992年から前回調査の2009年まで一貫して賛成が減り、反対は増える傾向が続いていたが、今回初めて反転。賛成が反対を上回るのは、97年の調査以来15年ぶりとなった。若者の就職難や、女性にとり仕事と育児の両立が難しい環境にあることなどが背景にあるとみられる。
 
ああ・・・ここでもまたこの状況に便乗して
女も男も役割に縛り付けようとする力が強くなって、
息苦しくなる人たちが増えてしまう。。。

昨日逃避行動した「グレーテルのかまど」の番組コンセプトには
見どころとして
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」。それは"お菓子の家"が象徴する甘いお話・・・というわけではありません。物語は、お菓子の家の"かまど"をのぞきこんだ魔女の背中をグレーテルが突き飛ばす、という壮絶なラストをむかえます。
自らの才覚でたくましく人生を切り拓いた女の子・グレーテル。番組はすべての現代の「オトナになったグレーテルたち」に向けて制作。
ナビゲーター瀬戸康史さんが演じるのは、十五代ヘンゼル。仕事で忙しい姉・グレーテルのために、今夜も素敵なスイーツを手作りします。紹介するのはただのレシピではありません。
 

としている。グリムの話では確かヘンゼルが兄でグレーテルは妹だったと思うけれど
番組のグレーテルは

仕事ドップリの一家の大黒柱。キッチンの黒板に弟あての伝言を残しつつ早朝出勤&残業の毎日。
弟がつくったスイーツが元気の源らしい。
その正体は…!
 

という設定
この番組のコンセプトも時代に即してないとして変わってしまうんだろうか。。。

2012年

12月17日

(月曜日)

石内都 ひろしま hiroshima via Vancouver

「石内都 ひろしま hiroshima via Vancouver」
2012年12月7日(金) ~ 2013年1月9日(水)
於 カナダ大使館高円宮記念ギャラリー

石内都のカナダでの写真展が日本に戻ってきています。
バンクーバーの出店数より少ないようですが、必見です!

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日時: 2012年12月7日(金) ~ 2013年1月9日(水)
•平日:午前10時から午後5時半まで
•水曜日:午前10時から午後8時まで
•土、日、12月24日(月)、12月25日(火)、12月31日(月)、1月1日(火)は休館
場所: カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
(東京都港区赤坂7-3-38 地下鉄「青山1丁目」駅より徒歩5分)
入場: 無料
お問い合わせ先:
カナダ大使館広報部
Tel:03-5412-6257
E-mail:TOKYO.CC@international.gc.ca

もう一度見るチャンスを逃さないようにしたいです!
入場無料が嬉しい!!

最初に石内さんが広島で撮影した期間(2007年)を追った
NHKドキュメンタリーを最近再見しました。
これも良かったですが、どうも制作者側が、
石内都の被写体へ向き合う時の姿勢にフォーカスするより
撮影に臨む際の情緒的な面に視聴者が同調することを
意図しているところがあるようにも見えました(勘ぐり過ぎ?)。

ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館における展覧会を追った
ドキュメンタリー映画「ひろしま 石内都・遺されたものたち」
(監督:リンダ・ホーグランド)
が2013年夏岩波ホールほかで
順次公開されるとのこと。
以前BSで放送された「dear hirosima 」を見て書いたように
事情は違うとは言えこちらの方は来館者がかなり自由に見て
自由に感想を答えていたことを思い出します。
作品がそれだけ自由な解釈をもたせてくれる力があるからでしょう。

2012年

12月16日

(日曜日)

これからのお薦め

もう今年も残り少なくなってきました。
最近は外で仕事をする日々なので寒さが厳しくなると堪えます。
これまでは12月生まれだからか冬の冷たい空気が好きでしたが
ヘルニア以来冷えは大敵と完全防寒して備えてます。

とはいえ冬は身もココロも凍えがち、そんな1月~3月
千葉市男女共同参画センターの講座で解きほぐしましょう。
「わたしの心をときほぐす講座」
 さよなら「もやもや」する私
「らしさ」「こうあるべき」の思い込みにあなたの心はしばられていませんか?
自分の心を見つめなおしてときほぐすと、「もやもや」にさよならできるかも!?


時間 10:00~12:00
場所 男女共同参画センター2階 研修室A1
身近な関係で「もやもや」~どうときほぐす?
第1回 1月18日(金)
 わたしをときほぐすために
 講師NPO法人ウィメンズカウンセリングちば馬渡 静枝さん
第2回 2月 1日(金)
第3回 2月15日(金)
 身近な関係で「もやもや」~どうときほぐす?
 講師一般社団法人notice 代表理事竹内 由紀子さん
第4回 3月 1日(金)
第5回 3月15日(金)
 わたしの中で「もやもや」~どうときほぐす?
 講師NPO法人ヒューマンサービスセンター事務局長 深澤 純子さん

詳しくは 千葉市男女共同参画センター043-209-8771

2012年

12月16日

(日曜日)

ちょっとビックリ

出版不況と言われ続けているとはいえ年末に発表される年間ベストセラー、
自分の志向嗜好とはほとんど接点がないものが多いので
あまりチェックしませんが
今朝の朝刊に載っていたトーハン調べの単行本・文芸部門の1位
「舟を編む」三浦しをん著。ほう~?!

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この帯のイラストは雲田はるこが描いていて
売上が伸びたり、本屋大賞をとったりする事にイラストが変わって
どれも欲しくなりますな~
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三浦しをん大好きですが、どちらかといえば大作というより珠玉の小品という
味わいのこの作品が1位ってのはどうなんですかね~
以前にも書いたように
三浦しをん独特の、マニアックで世間の本流から外れたところで
もがいたり焦ったりする人たちへの
「あ~あ、っとにもう、しょうがねぇなぁ」てな感情が湧いてくる、
懐中に忍ばせておきたい一品だったのに、
なんだか晴がましいところへ行っちゃって・・・
私の嗜好が世間と同じってのがしゃくにさわるってことか?
光文社の「舟を編む」特設サイトもあります。

映画化も進んでるようですが、主演松田龍平には異存はありませぬが
宮崎あおいか~もう他に役者はほかにおらんのかい!
イメージが~~~

三浦しをんのエッセーの中でも「シュミじゃないんだ」を
コミックのガイドブックバイブルとしてきた私としては
それでも三浦しをんは部屋に溢れたコミック(BL含む!)に溺れ
本屋でさらなる探求狩猟者でいてくれることを願う。

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2012年

12月14日

(金曜日)

須田悦弘展 at 千葉市美術館

これまたあまり期待してなかったのでお得な展覧会でした。
寡聞にてよく知らずに須田悦弘のアート観ました。

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千葉市美術館で宝探し体験!?
階ごとに隠されたアートを見つける作業が思った以上に楽しい。
今回の展示は館内の案内係りが大変でしょう。
普段ならただ座って監視しているだけでよいところ(それも大変なことですが)
一人ひとりに閲覧の作法?を説かなくてはならないし
私のように質問してくる輩にも対応しなければならないし・・・
静謐な空間なのになんだかウキウキした空気がありました。
 
今回最も嬉しかったのは同時開催の「須田悦弘による江戸の美」
千葉市美術館は浮世絵版画のコレクションで有名ですが
今回須田悦弘がこのコレクションから選んだ作品が展示されています。
その展示方法がサイトでは詳細が秘されていますが、ユニークです。
浮世絵版画好きにとってはエキサイティングと言ってもいい。
これまでの展示ではよくわからなかった紙の凹凸や
絵の具の色合い風合いまでわかり、数は少なくとも絶対こっちがいいぞ!
どんな展示方法か知りたい方はお出かけください、今週末までやってます、
ってたいそうに言う程ではないか^^;
これからもこの方法を取り入れて欲しいものです。

で、宝探しするところは写真撮影も可だったのでさらに嬉しい。
案内係りの方からヒントをもらって、自分なりに見当をつけて
会場のあちらこちらを見回して須田悦弘の作品を探すのです。
何も展示してないガラスケースの隅っこにあったり
展示作品の陰や壁面の裏に潜んでたり。。。
千葉市美術館がある建物の1階の戦前の旧川崎銀行千葉支を保存したさや堂では
旧式の配電盤や空調設備の中にこんな感じで隠れていました。

写真 3-001ズームするとこんな花が写真 5-001

床に近いところだけでなく高く見上げたところにはマグノリアが
写真 4-001

作品は軽い材質の朴の木から超リアルに作られ彩色されています。
道端のコンクリートの隙間から生える雑草のように
美術館の床の隙間から見えるのはまさに本物の露草のようでした。
小さな花一輪を展示するために漆や金箔でこしらえた空間までも作ってしまうという
贅を尽くした有り様に罪悪感さえ湧いてくる貧乏性な自分。
しばし憂世を忘れました。
16日までの展示ですがこの日まで佐倉市のDIC 川村記念美術館の
「中西夏之展」のシャトルバスが出てしかも割引があるというではありませんか。

やるじゃん!

2012年

12月05日

(水曜日)

ワタリウム美術館

勘三郎の訃報を知ったのはワタリウム美術館に向かう途中でした。

「夢みる美術館計画 ワタリウム美術館の仕事術」を図書館にリクエストして手にした日、
ワタリウム

館長の和多利志津子さんの訃報。
和多利志津子さん80歳=ワタリウム美術館長
「1972~89年ギャルリー・ワタリを運営後、90年に同美術館を開館。アンディ・ウォーホルやヨーゼフ・ボイスのほか、日本美術史の基礎を築いた岡倉天心の展覧会を開催するなど現代美術にとらわれない企画で存在感を発揮した」

これまで勝手にスノッブな美術館というイメージを抱いていたことを反省し行ってきました。
展示にそれほど期待してなかったこともあって予想外の内容に満足です。

美術館メイン展示は「坂口恭平 新政府展」
会期 2012 年11月17日(土)-2013年2月3日(日)
過去編 2012 年11月17日(土)- 12月7日(金)
未来編 2012 年12 月8 日(土)- 2013 年2月3日(日)
休館日 月曜日(12/3、10、17、24 と1/14 は開館)12/31 - 1/3 は休館
入場料 入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下)
 ペア券:大人 2人 1,600円/ 学生 2人 1,200円(期間中、何度も使えるパスポート制)
主催/会場 ワタリウム美術館 2会、3階、4階、屋外

なぜ人間だけがお金がないと
    生きのびることができないのか。
    そしてそれは本当のなのか。

  車のバッテリーで
    ほとんどの電化製品が動くのに、
    なぜ原発をつくるまで
    大量な電気が必要なのか。
         坂口恭平『独立国家のつくりかた』(2012年)より

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いやはや強迫観念的な作品?や究極の“住まい”や新政府構想に至るまでの軌跡が盛りだくさん。
あまりの思い入れの強さにくらっとしましたが。
“新政府”への勧誘メッセージの熱さ・・・
今週末からの未来編では“ZEROCENTER”0円生活実施編の実際が見られるのでしょうか。
期間中何度でも使えるパスポート制、嬉しいです!

ミュージアムショップの1階~地下までは、今広告デザインなどで活躍中の森本千絵展も今週から開始。
これまた狭い空間の制約を逆手にとったコンパクトな箱展示。
箱に収まらないコラージュや震災以後続けているという新聞コラージュが壁一面!
物量パワーもさることながら彼女のイメージの世界に圧倒されます。

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今期珍しく見続けているドラマ「ゴーイングマイホーム」のデザインもやってると知り
ぐっと増す興味!
(視聴率は芳しくないらしいが・・・)

ワタリウム美術館では最近知ったChim↑Pom の展示も今年あったばかり。
むむっ、やるな。(自分のアンテナが小さいだけだな)

ニキ美術館は創設者の増田静子さんが亡くなって昨年閉館してしまったけれど
ワタリウム美術館はこれからも新しい視点でアートを紹介してくれると思うと
しばらくウォッチングしていく楽しみが増えました(遅い!?)。

2012年

12月05日

(水曜日)

ふらっとリーブラ12月

お薦め二つ
☆【リーブラ主催】
ふらっとリーブラ12月
「しゃべり場 私の大切なマンガ あなたの大切なマンガ」

<同時開催>リーブラ図書資料室所蔵のマンガを学習室Eで展示!
講座について
これまで感動したり、勇気づけられたりした女性マンガ家の作品を紹介し合い、みんなでおしゃべりします。
特定の誰かや会ったことはないけれど同じような体験をしている人に伝えたいことや遺したいものについて、
自分が大切にしてきたこと/大切にしていることについて、話してみませんか。
紹介したいマンガを持ってくることができる方は、ぜひお持ちください。
同時開催!マンガの展示
ファシリテーター紹介
●ファシリテーター:町田美千代さん(女の空間NPO)

日 時 2012年 12月15日(土) 14:00~16:00
会 場 港区立男女平等参画センター「リーブラ」 3階 学習室E
定 員 20名(要予約・先着順)
参加費 無料
保 育 あり・無料(申し込み順)
※1歳以上未就学児対象。
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☆フェアなクリスマスギフト展 2012 展示・販売・ワークショップ 
女性とフェアトレードの会 &ヒューマンサービスセンター
《ご案内》
 大切なあの人に贈りたい、心のこもったフェアトレードの品々
 一つ一つに世界の生産者と私たちをつなぐ物語があります
 社会的に弱い立場にある作り手と私たち買い手がともに豊かな未来を目指して
期間 11月26日(月)14時〜 12月15日(土)18時まで
時間 月〜金:11時〜20時 /土:12時〜18時 日祝休み
会場 港区コミュニティカフェ

<ワークショップ>
女性とフェアトレードの会のメンバーと皆様とつくる
お話とあたたかい交流の場
日程 12/ 15(土) 14:00 〜16:00
場所 港区コミュニティカフェ
参加費 500円(当日払い お茶付き)
☆共催:女性とフェアトレードの会&ヒューマンサービスセンター 

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2012年

12月03日

(月曜日)

イラク料理

ああ!昨夜なんとか書き込んだイラク料理の項が保存されていない(涙)気を取り直して再挑戦。。。

港区男女平等参画センター(リーブラ)主催の講座
「著者が語る話題の本」講座 特別編
酒井啓子さんと作る/食べるイラク料理 に参加してきました。
講座についての説明文
―イラク政治の研究者で、『イラクは食べる―革命と日常の風景-』の著者の酒井啓子さんに
イラクの話を聞いて、イラク料理を作って、食べてみませんか?
イラク料理ってどんなの?
イラクの人たちの暮らしって?
戦争の報道ではなかなか見えてこない、イラクの一般の人たちの暮らし、生活の基本の食事、現状。
聞いて、作って、食べて、イラクのことを知ってみよう!―

に惹かれました。
また、湾岸戦争やイラク戦争の頃、報道番組に出演されていた酒井さんの
的確明解な解説や分析に敬服していたので、直接話を聞く機会に気合入りました!
今回は料理を通してイラクの人々の暮らしの一端を知るという導入で
私のような門外漢にも分かりやすくざっくばらんなお話を伺うことができました。

イラク家庭料理と聞いてもピンと来る人は少ないでしょうが
ベースとなるのは広くアラブ圏で食される料理と同じものが多いようです。
作ったのは「バーミヤ」と「マクルーバ」
バーミヤとはオクラのことで、
この料理はアラブ圏ではよく食べられているシチューのようなものらしい。
牛肉とホールトマト、メインはオクラ4人分で20本
丸ごと入れるオクラが“爆発”!するまで煮込んで完成。
オクラ好きにはオクラのねっとり感がたまりません。

写真 3-001

マクルーバの意味は“ひっくり返す”で「ひっくり返しご飯」
炊飯器の底にソテーしたナスを平に敷き、
色づくまで炒めた玉ねぎと牛肉細切れを敷き
研いだ米を入れスープとターメリック塩少々で味付けして炊き上げ
大皿をかぶせてひっくり返す。
乾煎りした松の実と干しぶどうを散らすとご馳走!

写真 1-001  写真 2-001

仕込みを終え完成までの時間に、
イラクの現代史の一端や日常の話を聞くことができました。
詳しくは酒井さんの多くの著書を手にとって見てもらう方が正確なので
ここでは記入しませんが(うう、うまくまとめる技量がない)
イランをステレオタイプのイスラム社会と捉えてしまいがちな日本人である私には
目からウロコの話も多々あり、まさに“マクルーバ”な体験でした。

イラク本
質問タイムでは女性たちの必須アイテムのベール(スカーフ)にちなんだ
あれこれの話もあり、外へなかなか出られないイラク女性たちの知恵としたたかさ
の一端を知ることもでき、やはりまずは虚心で知ることが肝心。

帰りに一駅離れた港区ヒューマンサービスセンターで開催中の
フェアなクリスマスギフト展 2012 展示・販売・ワークショップ
に立ち寄り、
ようやく念願のヤモリのお守りを入手して自分にプレゼントして満足。

写真 5-001

今週金曜日まで千葉劇場で「イラン式料理本」も上映されているようです。

イラン式

これは行かねば!です。

2012年

12月03日

(月曜日)

千葉市男女共同参画センター主催市民企画講座Ⅱ2回目

「3.11震災後を生きる」
ひと・地域・もの言わぬいきものたちによりそって
講師:長沖暁子さん(慶応大学准教授) 

11月28日(水)は2回目
「放射能といきものたち~複眼的な視点をもつために~」を実施しました。

そもそも今回の企画を立てたのは、女の空間NPO
2011年11月27日(日)港区立男女平等参画センターにて開催された
パネルディスカッション「震災・原発そして女」で
長沖さんから福島の除染と土壌生物との関係の話を聞いた事がきっかけでした。
その時には時間の都合で土壌生物の話を詳しく聞くことができませんでしたが
私の中に、これまで念頭になかったいきものたちが立ち上がってきて
震災を複眼的に見る新たな視点に気づかせてもらいました。
なので、私たちにとってはある意味で企画の肝ともいえるテーマです!

参加された方々はいろんな意味で震災や原発に関心がある方がほとんどでしょうが
微生物や土壌生物と関連付けた場はあまり経験されなかったのではないでしょうか。
といって、決して現実から遊離した話ではありません。
私たちが震災後を生きるときに特に注意深く考えていきたいこと、
『支援する・される関係において対等なあり方を目指す』事を考える際に
ターニングポイントにもなるのではないかという気がしています。

まずは、
ようやくこれまで隠されていた原発事故当初の実態を検証した報告が続いていますが
当初の日本のメディアの報道が、
いち早く敏感に反応した世界各国から大きく遅れていたことはご承知のとおり。
長沖さんは震災直後から特にヨーロッパのネットや報道にアクセスして
事故発生直後の、無人ヘリから撮影された事故写真を入手されていました。


DSC03295-001.jpg

そういったことを踏まえて地球カレンダーの話から始まりました。
どこかで一度は目にしたり耳にしたりすることがある、
地球が誕生してからの46億年を1年間に圧縮した地球カレンダーでは
38億年前(3月5日)に生物が誕生し(この生物はただあるものを消費するだけのもの)
30億年前(5月8日)光合成が始まって20億年前から酸素が蓄積され始め
7月26日から単細胞(微生物)が発生し・・・
100万年前(12月31日23時48分)にホモサピエンスが登場して、
1万年前(同23時59分)人間による農業という環境破壊が始まって
1秒前に産業革命、0.5秒前に科学と技術が結びついた科学文明が起こり・・・
そして現在、
人間への配慮が足りなかった原発事故が起き
圧倒的に情報が足りず放射線許容量が変更され不信感が強まる中
自然への配慮はもっとなされぬまま除染が始まって・・・

さらに、
分かりやすく噛み砕いて生態系の物質循環について話がありました。
生産者(植物)/消費者(草食動物小肉食動物大型肉食動物)
/分解者(土の中の微生物・小動物/水の中)という循環の中で
土壌動物が分解&攪拌という働きで地球の物質循環を支えているんですよね~
その小さな土壌生物は地表からわずか10センチ辺りをピークに
生きているんだって知ってました?
里山などでは片足の下に8万匹の土壌動物がいるそうな!!
しかも彼らはほとんど移動しないので
今回の除染では放射能を受けて死滅した以外の生き残った生物も
排除されてしまったということだそうです。

DSC03310.jpg

↑虫は嫌いではないのでこの土壌動物の図を見るのはなかなか楽しかった!
チェルノブイリ事故で土壌除染後、
生物の個体数種類は半減し、元に戻るまでは25年以上かかり、
連鎖が回復するまでは50年以上かかるという報告が出ているそうです。
なかなか進んでいないとはいえ日本でも除染は急ピッチの取り組みがされていますが、
実際のところ、日本の国土は傾斜地だから森を除染しない限り
雨が降ればまた汚染されることを考えるとやはり原発を作ったことは
間違いだったというしかない。。。
子どもがいる場所は除染しなければならないことは当たり前で
当初からもっと広い地域を避難区域にすべきだった。。。

休憩後の後半では
参加者全員で質問や感想を共有しました。
参加者の関心が強いところはやはり放射線許容量についてでしたが
アメリカ・日本中心の国際放射線防護委員会の数値が、ヨーロッパのそれに比べて
基準値が甘いことを考えると、政治的判断で数値が操作されているのではないかと
誰しもが疑問に感じるところでしょうか。

現実の状況を考えるとどうしても、具体的で緊急性の高い実際的な
情報の共有を切実に訴えることは重要だとはもちろんわかっているのですが・・・
それでもなお、
悠長で呑気すぎて緩慢で鈍いという批判を甘んじて受けつつも
あえて今思っていることは
足元のいきものは太古から生きてきて、人類が滅びたとしても
なんとか絶滅せず生態系の連鎖を営んで行くんだろうと地球スパンで考えると
人間である自分の寸尺が伸びたり縮んだりする、
そんな感覚を持ちながら周囲の人と対していけたら、相手への押し付けや
手前勝手な思い込みを少しは減らせるだろうかというようなことかもしれません。
もちろん、“人間としての驕りを反省”というようなたいそうな気概はさらさらなく
「私たちは地球に何をしてきたのだろう。何をすればよいのだろう」という
重いキーワードを前にしても、張り詰めた意識に伸びしろを持って臨めば
見えてくるものが違ってくるだろうと。。。
かなりノー天気だと我ながら毎度思いますが、無理が苦手なんですね(嘆息)
ともかく足元のミミズやムカデの歩みとどっこいどっこいで進めれば( ノ゚Д゚) よし!?


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