SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2012年

10月28日

(日曜日)

これからのあれこれ

<11月12日から25日は、「女性への暴力をなくす運動期間」です>
 ☆MIWパープルリボンプロジェクト2012--女性に対する暴力をなくす運動・展示
 [1]パープルリボンコンサート [2]連続ビデオ上映
 [3]パープルリボンカフェ   [4]パープルリボンをつくりましょう
 [5]パープルリボンのキルト展示

 ☆歩こうよ むらさきロード
 2012年のむらさきパレードは、11/4(日)

<男女共同参画関連施設上映会>
 ☆千代田区男女共同参画センターMIW 
 ビデオサロン(11月)
 上映作品「アカシアの道」 (監督/松岡 錠司/2000年/90分/日本)
 日時 11月16日(金) (1)14時30分から、(2)18時30分から~

 ☆千葉市男女共同参画センター ハーモニーシアター
11月17日(土)『みすゞ』上映会 10時~12時

2012年

10月27日

(土曜日)

「お友だちからお願いします」

マンガ同好の友みっちさんの情報により
今月のダ・ヴィンチがよしながふみ特集と知りました。

ダヴィンチ

いただきものの図書カードが貯まっていたものの(毎度頂き物話か?)
最近はもっぱら図書館とブックオフにお世話になりっ放し。
経済活動に寄与していない隠居生活をちょっと反省、一念発起!
というと積極的社会活動に目覚めたようでありますが、
どっこいそうは問屋がおろしてなるものか、ですが、ともかく
久々に書店へ出向きダ・ヴィンチを手に取り
ついでに(ああ、「ついでに」とはお手打ち必至の暴言)
三浦しをん2部作も大人買いしちまいました

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図書館に予約していた硬めの本も同時に順番が来て
さて優先順位いかがしたものか、むふふふふ、悶える。
すでに手をつけていたドン・ウインズローの新作も目が離せず

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就寝前、リハビリのクリニック順番待ち中、昼間の空き時間、移動の電車内
幸せな時間配分、混乱する脳内。

まず手をつけるは久々の三浦しをんのエッセイ「お友だちからお願いします」
が・・・
物足りんぞ、しをん! さま。
自らエクスキューズ?している通り“よそゆき仕様(あくまで自社比)”だわ~
おなじみの自虐ネタも家族ネタもおタクネタもトホホな一人暮らしネタetc..も
私は発火しませんぞえ、くすん。
確かに笑える箇所やこれまでとは次元がちと違う“大人”なオチが散見されるものの、
「瑣末なことなのに狂おしいほどの腹から笑えるエピソード」が少ない!
酒井順子のような節度あるエッセイになっちまってませんかい?!

ま、「はじめに」に記してあるように

「ご依頼をいただいて書いたエッセイ、しかも多くの方の目に触れるであろう雑誌や新聞に掲載されるエッセイなので、よそゆき仕様である!(あくまで自社比)
大きく出ましたね、自分。本当によそゆき仕様かどうか、ぜお読みになってたしかめていただきたい。とさらりとセールストークを混入させてみた。
よそゆきになりえているとしたら、今後、「あいつは真面目なエッセイも書けるようだぞ」と、いままでにない媒体からもご依頼をいただけるかもしれん。エスタブリッシュメントな雑誌とかから。むふふ―― 」


以後“エスタブリッシュメント”を緒にして、
三浦しをんのエッセイの本質を愛する者には
巧妙に“よそゆき”体裁の釈明がなされていて
溜飲は下がるようにファンサービスしてくれている、
と感じるのは「三浦しをん愛」がゆえ?

三浦しをん、“大人”エッセイはお歴々に任せて、これまでどおり
「ビロウな話で恐縮です」的エッセイをファンには別途届けて欲しいものです。

とはいえ我が意を得たりな話もあってそれはまた別の場で。
ダ・ヴィンチの特集はかなり嬉しい仕上がり♪

マンガ関連でこんな講座もあるようです。
エポック10おとなの総合学習「少女マンガを読み解く」
~ロマンティックラブからボーイズラブまで~

2012年

10月25日

(木曜日)

10月の羊毛フェルト教室

23日は荒れ模様の天気でしたが、羊毛フェルト教室の雰囲気は
穏やかでありながらもはじけていました(^_^)v

今期のドラマや映画や舞台のとんがった批評をしつつ、
着々と作品を作る皆さんに感嘆しながらなんとかついていく場当たりな私・・・
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左の躯体はどんな動物の姿を現していくでしょうか?
中央の二人は親子?それとも???それを見守るダルメシアン♪

最近は随分メジャーになってきた羊毛フェルト、
その本質的な魅力は深いですが、とっかかりは無心になれるチクチク作業。
体験してみたいと思われたら一度見学にいらしてみませんか?
場所はアトリエ5、火曜日は歩々人(ぽぽっと)の営業日
★申し込み・問い合わせ:KIMIKA
  携帯  080-3124-5502
  携帯メール iamhere47@t.vodafone.ne.jp
または当ブログのメールフォームからどうぞ。

この日、参加者のWさんのお庭にたわわになった柘榴のおすそ分けいただき
ひときわ盛り上がりました。
自宅に持ち帰って同居人たちと盛り上がりリプレイしました。

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木の実の概念を軽く超えた柘榴の艶めかしくアートなフォルム、不思議です。

2012年

10月20日

(土曜日)

ココロとカラダにやさしいごはんと時間♪

アトリエ5で人気だったcorocoro64さんのお店が幕張に
グランドオープンしました。
ココロと身体にやさしいごはんと時間♪を提供する『cafe sheep』

JR幕張駅でも京成幕張駅でも徒歩数分(ただいま亀脚のわたしでも大丈夫)
住宅地の中でもわかりやすい場所にありました。

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写真 2   写真 3
スタッフや関係者総出でとんとこ手作業で打ち付けた床板がポイントです。
corocoro64さんのパンももちろんあります(早めにいかないとね)
濃厚でうっとりするチョコケーキ(ちょこっとアイス付き)を頂いたんですが
その写真が撮れておらず気がついたときは皿はカラッでした。。。

幕張町5-465-1-105 リブポート幕張1階 『sheep』
営業時間 11:30~16:00(水曜日15:00 close)土日祝お休み
スケジュールでご確認ください♪

お店の中にそっといる羊たちがいい感じ。


2012年

10月20日

(土曜日)

不明を恥じる?

昨日2回目の「大奥」を初めてリアルタイムで見ました。
で、先週堺雅人の立ち姿に不満であった私の不明に遅まきながら気がつきました。
公家⇒僧侶⇒還俗をたどる有功は武家の立居振舞は身につけていないわけで
いくぶん猫背気味でおぼつかない足取りも役に徹した姿なんだ!
すまん、堺有功、我が不明を許せ。
ちなみに原作では陰の要となる村瀬役に尾美としのりが登場♪
村瀬の動向を観る楽しみができて、これは最後までお付き合い妄想、いや申そう。

さらに不明は続く・・・
今朝の毎日新聞の“悼む”コラムに
9月に死去された瓜生良介について一文が掲載されておりました。
先月SpaceF・わひねの集まりで「快医学を発信してきたウリウさん」の話が出た折
私は全く未知の話として聞いておりました。
が、コラムによると唐十郎がテント公演をしていた同時期に
発見の会を旗揚げして芝居をしていたということを知りました、
30年以上前の記憶の隅っこにあったウリュウリョウスケが結びついて軽いショック。
リブから鍼灸師となった田中美津とどこかでリンクしているのでしょうか、
これまた不明を恥じる話。

2012年

10月16日

(火曜日)

妄想

私にとっての今季プロ野球は終了してしまいました。
(何もセパ応援する両チーム揃って負けなくたって、ぷんすか)

そんなふてくされ者を救ってくれるかというドラマがいよいよ始まりました。
「大奥男女逆転」
よしながふみ原作ファンとしてはやはり見逃せず、
が、同じスタッフによる前作映画がちょっとがっかりだったので戦々恐々。。。
映画の吉宗編は、原作の設定のみを際立たせただけならまだ千歩譲らんこともないが
いかんせん“水野”がな~んじゃこりゃでしたのでねぇ。
初回終了後、日頃ネット上の評価などほとんどチェックしない私も
試しにリサーチしました。
が、概ね原作まで掘り下げてないのは初回だから仕方ないか。
原作好きには、的外れピントずれたコメントがほとんど。
この番組が終わったあと、原作を手に取る人がさらに増え
単に“男女逆転”の妙だけでないアンチテーゼや
よしながふみの意図する“男女逆転”の意味を考えたり
さらにはこれまで教えられてきた歴史観に根源的な“?”を覚えたり
ってな“事件”は起きるだろうか?

という硬めの話はひとまずおいて、まずは
昨日、SpaceF・わひねミーティングで繰り広げた
熱いドラマ版批評会(こき下ろし大会)の話
ドラマのセットがちゃちで、これだけは映画の方がよかったね、とか
原作とは違うトンデモシーンとか堺雅人へのガッカリ度話に終始。
私が唯一最後まで見たNHKの大河ドラマ「新選組」で
堺雅人演ずる山南さんに惚れたので時代劇でもそれなりに大丈夫だろうと
思っておりましたが、いかんせん
公家と僧侶と還俗後の裃姿を全て演じきるのは無理があったか、歩く姿が。。。
(いわんやジャニーズ系の若者に至ってはいかんともしがたい
ま、目玉ギョロリとゲジ眉は原作にピッタリ?)
原作の有功を体現できる役者は誰だとしばし口角泡をとばす我ら。
(相変わらずテレビ界はジャニーズ系をはずせないのか、とかね)
歌舞伎ミーハーとしては若手歌舞伎役者を思い描き推挙する次第。
「彼をおいて適役無し!」と思いついたのは尾上菊之助。
以前はあまり深みがないヤッチャナ~と思ってましたが
最近見た舞台での清廉でいながら艶やかな演技に魅了されました。
女形も立役もこなし声も通るし立ち姿が中性的で凛々しい。
(父親より大成しそうだ)海老蔵のように重過ぎないし。
とはいえ
歌舞伎役者が出てしまってはいくら軽妙な演技が上手くても
他の役者とのバランスが全く取れなくなって
お茶の間には収まらなくなりますね、妄想中止。

ネットでも我ら内でも意外に?評判良かったのは春日局役の
麻生祐未、すぐに野際陽子の後釜ができそうです。

年末に公開予定の映画では策士?右衛門の役だから、
堺雅人の本領発揮してもらうことを期待して
テレビはとりあえず見守ることにしますか(嘆息)
手元に原作がないのが淋しいが、もはやブックオフには残ってないだろな。。。

2012年

10月14日

(日曜日)

これからのお楽しみ

むむ、気づかぬうちにアクセス件数が30,000を超えているじゃないですか
ほとんどが身内?としてもありがとう!
内容の質に問題ありですが、これからもお暇な折に覗いてください。

さて、これからのお薦めイベントなど。
港区ヒューマンサービスセンターのワークショップ
○ ダンス・ムーブメントセラピー ワークショップ「私に触れる、私を解き放つ」○

あなたのダンス”の概念をいい意味で変えてくれることは間違いなし!

先月末放映されたETV特集「映画にできること 園子温と大震災」は結構話題になっているでしょうか。
恥ずかしながら最近まで私の脳では「オン・シオン」と変換していました。
これまで彼の映画は気になりつつも“愛と暴力”のテーマに腰が引けておりました。
が、前作の「ヒミズ」の情報など読んだりするうちに、
今回の「希望の国」は真正面から“フクシマ”に取り組んでいるという話、
その“愚直”な向き合い方は一体どうして?と誰しもが抱く疑問のままに見てしまいました。
「この人が出ていたらしょうもなくても見る」映画の私の基準役者村上淳が出演!見るワ!
来週から全国公開上映される「希望の国」が、なんと千葉劇場でも同時期に上映される!
(頑張ったのね千葉劇場、勝負に出たね~)



先週の毎日新聞夕刊特集ワイドにも登場
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特集ワイド:原発の呪縛・日本よ! 映画監督・園子温さん 毎日新聞 2012年10月12日 東京夕刊
 ◇死と涙、数えてみろ−−映画監督・園子温さん(50)
 「放射能は目に見えない。しかし放射能の映画を撮ることで、これまで見えなかった日本という国が見えました」
 私はこの言葉を取材ノートに殴り書きした。その先に続く言葉を聴きたいと思った。

 ~ 「だから、福島以外で暮らす人や、言葉や理屈だけで原発を分かったつもりになっている人に、福島であの日何があったのかを追体験してほしいと思った。自分の庭が原発の半径20キロ圏の内と外に分断されることが、家族がバラバラに引き裂かれることが、どういうことなのかを。分かるのと感じるのとは違うから」

 園さんは今も福島に通い、風景を撮っているという。一歩、また一歩。カメラを回し続ける姿が見える気がする。園さんの言葉を胸に刻んだ。
 数えろ−−。【小国綾子】

同じ夕刊の「シネマの週末」にはこんな映画評・・・
シネマの週末・この1本:希望の国 原発施策へモノ申す
毎日新聞 2012年10月12日 東京夕刊


良くも悪くもざわつかせてくれることは間違いないようで。

2012年

10月08日

(月曜日)

話があちこち飛びますが。。

今のわたしは生産・制作活動に携わることができないので(いじけモード)、、、
と体調不全を言い訳に、小遣いも乏しいのに逃避行動でもっぱら映画鑑賞。
どうせなら現実逃避にもってこいのアクション映画、ジェイソン・ボーンシリーズの拡大版?最新作「ボーン・レガシー」、童顔実直色気無しマット・デイモンのボーンから、頭悪そヤンチャ顔のジェレミー・レナー演ずるアーロンはソフトワイルド。対する隠蔽工作指揮官?エドワード・ノートンは相変わらずクールクレバーとはいえ、ちょっと年食って危険度が下がってきたのが残念。ボーンがもっぱら都市の中で動き回っていたのに、アーロン版は冒頭サバイバル映画の様相でグィっと引き込まれてそのまま一気。インパクトあります。

200ボーン

 で、この映画後半レイチェル・ワイズが専門バカの科学者?役で登場、42歳、アクションシーンでこんなにイケルとは。で、彼女がダニエル・クレイグと結婚したって!ビックリ。で、そこでリンク貼られた記事には「ダニエル・クレイグが女装!」ってビックリ、全く知りませんでした。イギリスもやりますね。


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youtube はこちら⇒http://www.youtube.com/watch?v=gkp4t5NYzVM

これで見ると意外なほど自然だ。2011年3月の国際女性デーにちなんだものなんですね~レイチェル・ワイズと暮らすようになって、彼もさらに意識改革されるかな?

2012年

10月02日

(火曜日)

「3.11震災後を生きる 〜ひと・地域・もの言わぬいきものたちによりそって〜」

2012年度千葉市男女共同参画センター 市民企画講座Ⅱ 
「3.11震災後を生きる 〜ひと・地域・もの言わぬいきものたちによりそって〜」
主催:千葉市男女共同参画センター 企画運営:SpaceF・わひね 

 私たち一人ひとりが、複眼的な視点をもって これからを生きるために、
3.11震災後を生きる当事者として感じている問題意識や、マスメディアでは
あまり取りあげられない事柄について、生物学とジェンダー論を専門とする
講師とともに学び、一緒に考えてみましょう。
 

講師:長沖暁子(ながおき さとこ)さん(慶應義塾大学准教授)
第1回 11月21日(水) 13:30~16:00
     「支援者という存在~ジェンダーの視点から~」   
第2回 11月28日(水)  13:30~16:00
     「放射能といきものたち~複眼的な視点をもつために~」 


  ☆会場:千葉市男女共同参画センター 2F 研修室A 1  参加費:無料
  ☆託児: あり(対象:1歳6か月以上の就学前児)
  ☆募集人員:30名
  ☆申し込方法:往復はがき・Fax・メールに下記の記入事項を明記して
千葉市男女共同参画センターへ
    ※記入事項
    往信面 ①市民企画講座Ⅱ「3.11震災後を生きる 」受講希望 ②〒住所
③氏名(ふりがな)④年齢・性別 ⑤電話番号 
⑥託児希望の方はお子さんの名前と年齢
    返信面 宛名
    ※Fax・メールでのお申し込みは①~⑥を記入
  
  ☆応募先:〒2600844 千葉市中央区千葉寺町1208-2 
       千葉市ハーモニープラザ内千葉市男女共同参画センター
       Fax 043-209-8776
       E-mail kouza@chp.or.jp
 問合せ:Tel 043-209-8771
       E-mail http://www.chp.or.jp

震災から1年半以上経ち、さらに問題が多様なかたちで顕在化してきている今、いろんな立場の人が知恵を出しあい、気になっていることを周囲の雰囲気に飲まれることなく発言できる場を持っていられることが大切だと感じています。
3.11大震災と原発事故による放射能汚染は、それまでの既成概念や社会の枠組みを見直すという意味でも、一つの基点になったことは間違いありません。

この企画では、生物学とジェンダー論を専門とし、被災された方々に寄り添い、支援ニーズにもとづく地道なボランティア活動を続ける長沖暁子さんに講師をお願いしました。(参考→南三陸支援プロジェクト
支援する・される関係において対等なあり方を目指す過程での困難や、3.11震災後を生きる当事者として感じている問題意識など、講義とグループワークを交えながら、参加者の皆さんと一緒に考えてみます。
震災後の社会のあり方、これからの暮らし方について、複眼的・多角的な視点を持つ機会にできればと思います。
また、いわゆる“防災”がテーマではありませんが、これからを生きていく私たちにとって、精神的な支えを見つけるヒントが得られるかもしれません。
この企画に関心をもってくださったなら、ぜひご参加ください。

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2012年

10月01日

(月曜日)

もう1本フランス映画

最強のふたり

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障害者と健常者、富裕白人とスラム街の黒人、違いを超えた信頼の絆・・・が謳い文句か。巷ではこの二人のタッグの評判はかなりいいようで何より。

 私的には「さすがフランス映画、最後は“恋”か!?」と茶化したいところなれど、そこそこよくできたコメディながら本質を突いたところもあり。
 実話をもとにした映画ということで最後に実在の二人の横顔が映し出されると、介護人ドリスは実際は大柄な黒人ではない様子だし、障害者フィリップは映画より高齢のようで、映画のエピソードのほとんどは状況設定にインスパイアされた創作でしょうか?

 脚本と監督の二人はドリス役を映画化当初より決めていたらしいので、配役にバイヤスはあまりかかってないのかもしれないけれど、役柄と人種と職業の構図は気になるところではあります。

 私がおっ!と思ったシーンは、
ドリスが、「女性が男を好きになるポイントは外見のスタイルじゃない、食っていけるかどうか、つまりは経済力。あんたは車椅子に乗っているが、そっちは十分すぎるほどあるだろ?」みたいなことをいって、文通している女性とのデートを尻込みするフィリップに恋の手ほどき⁈する場面。あまり深く考えている訳じゃなさそうだけど、アッパークラスの中で動じず(そぶりかもしれないが)自分のスタイルを通して居場所を作っていくドリスの言葉に説得力があり。
 ロマンスを夢見るだけなら外見に惑わされても構わないが、現実の余生を“愛”を持って共にしたいのなら本質を見抜く力を持っている女性かどうか自分で見極めろとドリスは言ってるんだろうなぁ。もちろん単に人が恋にうつつを抜かすのを傍目からそそのかして楽しみたいってとこかもしれないが。
 自分の強みを頼みとして勝負に出る、それで負けたらまた違う自分の良さを探す、そんな風にずっと前向きで生きていくのは正直なところ疲れるけれど、そんな生き方も知っていれば窮地に陥ってもなんとか生きていける、とじんわり感じられる、ほどほどに能天気な映画でした。

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