SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2012年

04月29日

(日曜日)

アイリッシュハープ

昨日から急に初夏の気候で少し汗ばむも心地よい日和、
ウィークデイ出歩いていたので今日は散歩以外は家事。
窓ガラスを拭き、毛布を洗濯した自分への褒美として?
昼はバジルソースパスタに冷やしたヴァン・ロゼ、
このロゼ、スペイン産で色が茶色で麦茶のよう、全く甘くなくて、
私のポイント高くしかも安い、ありがたいことです。

初夏のきざしがつよかった昨日
“わひね”つながりのみずのかをりさん企画「ほぼにこいちスペース圓」で
アイリッシュハープの演奏会に行ってきました。
http://damore.blog137.fc2.com/

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プログラム第一部は春の曲、
呉田軽穂(松任谷由美がグレタガルボにちなんでつけた?ペンネーム)作「赤いスイトピー」やヴィヴァルディの「四季・春」やアイルランド民謡「春の日と輝く」など。
第二部は映画音楽。
中でも「The Rose」は私の青春時代のミューズ、ジャニス・ジョプリンをモデルにしたベッド・ミドラー主演映画のテーマ、演奏中ベッド・ミドラーの名前が思い出せず一人悶々としておりました(嘆)

ケルトミュージック好きなのでアイリッシュハープの曲も聴きますが
目の当たりにできる機会はそうそうありません。
この日の演奏者本間さんの丁寧な説明で
クラシックで使われるグランドハープの小型というだけではない
アイリッシュハープのの魅力が私の中でさらに増強されました♪

我が家のお薦めアイリッシュハープのケルトミュージックは
トリーナ・マーシャルの「アイリッシュ・ハープ」と「レッド&ゴールド」
 ">トリーナ   ">レッドゴールド
本間さんのさわやかな初夏の趣の演奏とは異なる幻想的な色合いが強いアルバム。




2012年

04月29日

(日曜日)

ジョニー・デップ主演映画2本!!と・・・

すっかりメジャーになってなんだか遠い人になっていくジョニー・デップ
(mixの以前あった「old johnny depp fan」コミュニティもなくなったみたいだし(;;))
でも、ついていきますよ~ジョニー・デップ!
ティム・バートン監督「ダーク・シャドウ」は連休明け5月19日から

ダークシャドウ

自ら制作した「ラム・ダイアリー」は「ラスベガスをやっつけろ」の原作者の作品
ラムダイアリ
6月末公開♪

当分お楽しみは続くです、らんらん。

もう一つ、WOWWOWでの無料放送「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」は5月11日、14日
わがジェレミーさまが主演とな!
うちうちではまっている「チェーザレ破壊の創造者」関連で関心大です~

2012年

04月29日

(日曜日)

始まっちまった連休

人混みや並ぶのが苦手です。
なので、なるべく人出が予想されるところや時期をはずす習慣あり、
ミーハー魂とのせめぎ合いがつらいところ^^;

先週、「よかったよ~3Dで見るマチュピチュ!」という感想を話してくれたのは
すでに現地へ行ったことがある知人。
映像ではよくみるマチュピチュやインカ文明を体験するべく
インカ帝国展マチュピチュ発見「100年」へ。

インカ帝国

雨の平日なら混雑してないだろうという予想はおおはずれ、雨だからこそか?
加えて学校の社会化見学やら修学旅行の団体やらで国立科学博物館は大賑わい(++)

「車輪も文字も鉄器も持つことのなかった彼らが、なぜ多数の巨大建築物を擁する大文明を短期間に築くことができたのか。なぜそれほどの高度な文明が、一握りのスペイン人の侵略の前にあっけなく敗北したのか。」

昨今は博物館なども展示の見せ方が凝ってます。
インカ文明を考古学・人類学・歴史学の3つの視点から明らかにしようという
かつてなかった規模での展示。
ミーハー俗物人間としてはミイラに関心大、
人類史研究グループ長がホログラムで解説(これってやりすぎでは?)
話題性としては“まなざしのあるミイラ”に注目。
彼女の前にたつとドキリとします。
入場券がちとお高いが、マチュピチュの3D画像がまずまず楽しめたので
良しとします。

これまではスペインに征服されて消えた文明、という認識だったけれど
しぶとくスペインに取り入って?生き延びた王の一族もあったと初めて知りました。
もう少し人が少ない時にじっくり見たいものですが、無理だろな~
消え去った文明にノスタルジーを覚えたり過大評価する趣味はもちあわせませんが
ちまちまとした日々(嫌いじゃないけどね^^;からの逃避先にはうってつけってとこか。

2012年

04月26日

(木曜日)

4・26

今日、4月26日はチェルノブイリ原発事故から26年目。

恥ずかしながら正直なところ、この日のことを意識したことがあまりなかった。
26年経っても彼の地の除染は効果なしと断念されているそうだ。

先週の神田香織講談「チェルノブイリの祈り」、なんだかな~の感強く残念。

2012年

04月21日

(土曜日)

今年も始まります、羊毛フェルト教室♪

桜も散ってしまったのになかなか暖かくなりません。
そんな時は羊毛フェルトをちくちくやるとからだもこころもほんわかしますね、

沢月芸生香さんの羊毛フェルト教室を今年も始めることになりました!

第1回目
★日時:5月15日(火) 12:30~15:30
★受講料:2000円(ワンドリンク付き・材料費込み)
★場所:アトリエ5・JIRO

 アトリエ5は定休日/『木のまエコー』が運営するコミュニティスペース『ぽぽっと(歩々人)』がオープンしています。
★申し込み・問い合わせ:沢月
  携帯℡    080-3124-5502
  携帯メール iamhere47@t.vodafone.ne.jp
  ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/lifeforce48

5月以降も企画中ですのでご期待ください。

これまでの教室の様子はこちら→初級、 中級

参加者の作品
初級

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中級

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2012年

04月19日

(木曜日)

今年の本屋大賞(嬉しいぞ!)

本屋大賞昨年の本屋大賞は冲方丁の天地明察、これは映画化されて今年秋公開でちょっと楽しみです。
冲方丁は「マルドゥック・スクランブル」しか読んでないですが、今年は天文学や星にちこっとでも関心ある人にはイベント多い1年だし「天地明察」の主人公安井算哲(渋川春海)は天文学界に関心大だったようなので関連もたせたのか?
という前振りはともかく、今年はなんたって三浦しをんの「舟を編む」ですぜ!(これまでの本屋大賞全く読んでないしね)

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「舟を編む」は辞書を作る人々の涙ぐましい物語、
この記事の前に書いたユーモアと無縁な「Drive」とは真逆な、
涙と笑い溢れるWell made な、読了するのが惜しくなる作品でしたよ。

2012年

04月19日

(木曜日)

アトミック・エイジ@シカゴ

The Atomic Ageの タイトルに富山妙子さんの作品が掲載されています。
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5月5日にシカゴでシンポジウムが開かれるそうです。
小出裕章さんや武藤類子さんも参加、
使命感に燃えられているからこそだと思いますがお2人の健康が気になります。。。

Save the date! The Atomic Age Symposium II: Fukushima on May 5 at U Chicago
Save the date! Atomic Age II: Fukushima will be held at the University of Chicago on Saturday, May 5. Principal speakers will include Hiroaki Koide of the Kyoto University Reactor Research Institute, Ruiko Muto, an anti-nuclear activist based in Fukushima and a member of a citizens’ group, Hairo Action Fukushima, along with Robert Rosner, Astronomy & Astrophysics & Physics, University of Chicago (former Director of the Argonne National Laboratory), Bobbie Paul of Georgia WAND, Jeffrey Patterson of Physicians for Social Responsibility, and Dean Wilkie and Nancy Foust of SimplyInfo.More info at SYMPOSIUM (schedule, bio blurbs, etc.)

「アトミック・エイジII:福島」シンポジウムは、今年5月5日(土)にシカゴ大学で開催予定です。基調講演者として、京都大学原子炉研究所の小出裕章氏と、ハイロアクション福島の武藤類子氏をお招きできることになりました。更に、シカゴ大学天文学・天体物理学部、物理学部(アルゴンヌ国立研究所の前所長)のロバート・ロズナー氏、「ジョージア・WAND (Women’s Action for New Directions 新しい道を求める女性運動)」のボビー・ポール氏、「社会的責任を果たすための医師団」のジェフ・パターソン氏、 SimplyInfo のディーン・ウィルキー氏とナンシー・フォースト氏も登壇されます。スケジュールや登壇者プロフィールなどの詳細はシンポジウム特設ページからご覧いただけます。


2012年

04月19日

(木曜日)

吉武輝子さん訃報

吉武輝子さんの仕事の分野は多岐にわたる。著書も多く、特に女性の評伝は肉薄していて著者と被伝者との闘い?や葛藤に圧倒されるものが多い。長い闘病生活にあっても発言はぶれず、厳しくも深い思いが伝わる文章にはたるみきった背筋が伸びる想いにもなることがあった。
私生活もなかなか激しくて素敵だった。                   合掌
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訃報のニュアンスが新聞各紙でかなり違うのでメディアの違いが表れて興味深い。

<訃報>評論家の吉武輝子さん死去(写真あり)

http://lucian.uchicago.edu/blogs/atomicage/2012/04/17/fuho-yoshitake-teruko/
毎日新聞 4月17日(火)21時5分配信
吉武輝子さん
 女性の地位向上や平和問題に取り組んだ作家で評論家の吉武輝子(よしたけ・てるこ)さんが17日、肺炎のため死去した。80歳だった。葬儀は21日正午、東京都新宿区神楽坂5の36の善国寺。喪主は長女でエッセイストの宮子(みやこ)あずささん。
 兵庫県生まれ。慶応大卒業後、東映宣伝部に入社して日本初の女性プロデューサーとなり、退社後、文筆・講演活動に取り組んだ。以下略

 吉武輝子さん死去…女性問題中心に評論活動(写真なし)
読売新聞 4月17日(火)19時25分配信
 評論家、ノンフィクション作家として活躍した吉武輝子(よしたけ・てるこ)さんが17日午後1時14分、肺炎で亡くなった。80歳だった。
  大学卒業後に東映に入社し、女性初の宣伝プロデューサーとして活躍。女性問題を中心にした評論活動を行い、「女人 吉屋信子」などの伝記を執筆した。平和運動にも積極的に参加し、戦争反対を訴え続けた。
以下略
 
評論家の吉武輝子さん死去=女性問題、脱原発、80歳
時事通信 4月18日(水)0時1分配信(写真あり)
 女性の地位向上などに取り組んだ評論家の吉武輝子(よしたけ・てるこ)さんが17日、肺炎のため死去した。80歳だった~
  東日本大震災後、呼び掛け人の一人となって、文化人、学者ら幅広い分野で活躍する女性らとともにネットワーク「脱原発をめざす女たちの会」を立ち上げた。以下略 
 

朝日新聞デジタルおくやみ・訃報記事2012年4月18日0時6分 (写真あり)
女性運動に尽力、作家の吉武輝子さん死去
吉武輝子さん
  30年以上にわたり膠原(こうげん)病を患い、近年も大腸がんの手術や慢性骨髄性白血病を宣告されるなど闘病生活を送りつつも、「病気はするけど病人にはならない」をモットーに旺盛な執筆活動を続けた。「ブルースの女王淡谷のり子」「死ぬまで幸福でいるための12カ条」など著書多数。


吉武輝子さんが死去 評論家 2012/4/17 23:41 日本経済新聞
吉武輝子さん(よしたけ・てるこ=評論家)17日肺炎のため死去、80歳 東映で日本初の女性宣伝プロデューサーとして活躍。退社後、女性解放や反戦を積極的に訴えた。主な著書に伝記「女人 吉屋信子」など。

2012年

04月13日

(金曜日)

この自由な世界で・・・

しばらく前にケン・ローチ監督映画をBSで録画していたことを思い出した。

“it's a free world...”「この自由な世界で」
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タイトルが意味深、裏があるだろな・・・
予定調和の大団円では全くないけれど、暗い予感は当たりました。

 主人公のシングルマザー、アンジーは
父親の期待するような職業に就き子育てを優先して安定した家庭を築くことを
なかなかできず、両親の期待に応えることができない自分にいらだちながら、
また、自分の裁量でなんとか生き延びていることを認めない両親にもいらだって
自分を追い込んでいく主人公の内面、
 理不尽な仕事に励んでも不安定な非正規雇用にしか就けず
今の社会状況の中では明るい兆しを展望することもできず、
這い上がろうとすればするほど
危険と紙一重の橋を渡る方へ向かうのは仕方がないのか。。。
追い詰められている者が法の網をかいくぐって生きるスベを見つけて
自分の中の辛うじて残している倫理観とを秤にかけながら
その場その場で折り合いをつけていく。。
(彼女が“女の武器”を使わないのはすでに志向も思考も“男性化”しているからか?)
彼女の怒りは現実的な利益=成功?を手にすることでしか抑えられず、
そのために法を逆手に取った利己的であくどい手段を強引にとっていき
さらに深みにはまっていくところで映画は終わる。
一線を越えてしまえばもう戻れない、のか、ほんとうに?

映画の初め頃、彼女が心情的に不法移民側に立っていたのは、
あくまで自分の立場が優位であった(という風に思えていた)からで、
彼らとボールを奪い合わなければならなくなると
どこまでもあらゆる策を弄して彼らをもはや駒としかみなさなくなっていく、
とはいえ彼らも生きるために必死で食い下がる。

 闘争心も向上心も著しく欠ける私には彼らのようなパワーはない、
あの場所に放り出されたら生息していけるのだろうか。
姑息さだけは手持ちがあるからなんとかなるだろうか(どこまで楽観的なんだか)





2012年

04月09日

(月曜日)

富山妙子作品展&講演会

 これまで何度かご紹介してきた富山妙子さんの作品を一同に見ることができます!
90歳過ぎても益々制作意欲盛ん、批判精神旺盛な富山さんの話を聞く機会も。

 根源から揺さぶられるような作品を眼にすることができると思います。
遠方からでも出向いて対面する価値あります、ぜひ!

富山妙子作品展&講演会 ---◇
「記憶の糸を紡ぐ 震災・戦争・女」

展 示:5月8日(火)〜5月15日(火)9時〜20時
講演会:5月12日(土)14時〜16時
会 場:来往舎(横浜市港北区日吉4-1-1 慶應義塾大学日吉キャンパス)
主 催:慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)
協 力:女の空間NPO

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画家 富山妙子の作品と活動を紹介するwebサイト
「TOMIYAMA TAEKO’S ART 火種工房」
「IMAGINATION WITHOUT BORDERS」

2012年

04月06日

(金曜日)

一人ほくそ笑む映画?

「映画化なんてゼッテェしねえから!」と言っておきながらやっぱりお約束でしたか・・・
ま、見ますけどね、ええ。
「SPEC~天~」

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毎日新聞の「シネマの週末」では
劇場版 SPEC〜天〜
毎日新聞 2012年04月06日 東京夕刊


 http://mainichi.jp/enta/news/20120406dde012070066000c.html

小ネタとギャグ好きとしてはこれは行かねば!どっぷり疲れたいぞ!

真逆のシリアス映画「別離」がわれらが千葉劇場に来るのはまだ先ですが見逃せなませぬな。

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千葉劇場さんありがとう!
ちなみに同じ今日の毎日新聞夕刊「シネマの週末」ではトップにでっかく載っていてました。
「灼熱の魂」では西欧白人男性視点だったけれど、今回はイラン映画界で果敢に挑んでいる監督作品だからけっこう期待してます。

2012年

04月05日

(木曜日)

話したい映画2

「ヘルプ~心がつなぐストーリー」はポジティブに話せる。
対照的に「ルート・アイリッシュ」はネガティブな気分を人にぶつけることになっちまう。
とりあえず同行人にぶちまけて一心地ついたけど。

ルートアイリッシュ

この映画についてのメディア評では、
イラク戦争の現実を暴いたとしてケン・ローチを讃えるものが多い。
そうか?そういうものか?戦争が資本家を肥やすために世界中で起こされて
請負人や傭兵が暗躍していることに無知な人が今時どれほどいるのか?
私は「麦の穂を揺らす風」に続いて「ほんま男はアホや!」という感想しか出てきまへんで
そりゃ女もアホやけど、少なくとも戦いの火花を切ることはまずない(と願う)
どうしてそんなに自己チュウで生きるのよ、あんたたちは(プンスカ)
勝手に自己完結・自己陶酔して無頓着に周囲を悲しませて罪悪感にまみれて
自己満足する男たちへのオマージュを捧げ続けるケン・ローチ。
ま、主役ファーガスを演じた(本作品が映画本格デビューらしい)
マーク・ウォーマックが見た目のみタイプですわ。
トランスポーターシリーズのジェイソン・ステイサム系。

↑昨夜酔いに任せて鬱憤晴らししてますな・・・
ケン・ローチの狙いは、私のように単純な感想を抱いて呆れる者は相手にしてないでしょう。
粘り強く社会正義を訴え、常に報復ありきの“戦争”の本質を見据えよ、ということなんでしょうが・・・

ケン・ローチの息子ジム・ローチ監督映画「オレンジと太陽」はどうだろか?
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2012年

04月05日

(木曜日)

チョコレートパイにご用心?

映画や舞台は誰かと一緒に見ても基本的に自分対スクリーンや舞台、
観賞している時の感情は個々のもので誰とも同じではないはず。
同行の人がいても自分の胸のうちにしまっておきたいこともありますね。

とはいえ最近は気の合う幾人かと感想を述べ合うことでさらに内容の理解が深まったり
違う視点で新たに発見することが楽しくなってきました。
それはメディアの映画評を読むこととは違う次元で面白い。
偏った見方や思い切りけなすことにためらいを感じなくてもよいし
映画へのわだかまりは解けなくても、同感してもらうと気分がよくなるし
異なる意見でも相手の感じたことや解釈が腑に落ちると一つ違うステージに進めます。
最近そんな風に話をしたのは「灼熱の魂」と「ものすごくうるさくて、ありえないほどちかい」でした。

これから、そんな話をしたい映画が目白押し。
1本目は原題は“The Help”なのに邦題は「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
(やはり“つなぐ”を使いますか・・・はいはい)

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原題は家事や子育てをする人(1950年代のアメリカ中流家庭での使用人、家政婦)=メイドを意味しています。
期待通り(予想通り)満足度は高い映画。完全に予定調和ながら役者たちのうまさで引っ張られました。

全編通して人種差別問題がどんと真ん中にあるけれどそれを声高に批判する社会派ではありません。
登場するのはほとんど女性たち、まったく皆パワフル。
1950年代南部の町では、人種差別や偏見が日常の暮らしに普通にあることに、大学卒業後帰郷した主人公スキーターは疑問を感じるようになり・・・というのが映画の発端。

 彼女の友人たちはみな競うように結婚し上流社会の良き妻を日々演じていて、たとえば黒人メイドに自宅トイレを使わせないことと、アフリカの子どもたちを救う募金活動に精を出していることに少しの矛盾を感じていません。  
 堂々たる無自覚(悪意ある善意?)で、自分たちの狭い社会の中で野心・向上心を燃やし、強い同属意識を持ちながら、排他的で足の引っ張り合いに余念が無い・・・まぁ底意地の悪さの見本市。
 負のバイタリティに小気味よささえ覚えてくるほどで、執念深さも明るく感じとれるのは南部気質だから?
(家々は輝き光溢れ、料理は伝統的な南部料理でファッションもあでやかだし、そしてみんなが大好きなのはなんと言ってもチョコレートパイ・・・)
 
そんな白人雇い主に負けず劣らずメイドたちも、表面は従順に仕事に専念しながら時に胸のすくような意趣返しをします。
 人権無視の分離政策を念頭からはずしてみるわけにはいかないけれど、まずはこの対立する女性たちの日々の生活描写が面白いこと。

 登場する女性たちはそれぞれ胸に秘するものある二面性。

 スキーターは単純な正義感だけで自分たちの町のひずみを暴露しようとしているわけではなく、やりがいのない家事コラム担当から早く“一流の”ジャーナリストになろうという野心・打算をもってもいるわけだし、彼女に本執筆のチャンスを与えるニューヨークのやり手の女性編集者は、「人種差別の実態を暴く」という名目大義名分をつけるものの、本の売り上げをあげるためによりセンセーショナルな内容を求めそのためにスキーターや協力者のメイドたちに危険が迫ろうという時でも、享楽的な都市生活を楽しみながら、あれこれ電話で指示するのみ、後方支援はもちろんなしで「這い上がってこなければ話は終わりよ」。。。

 本編の真の主人公、メイドのエイビリーンは自分の境遇を諦めつつも義憤を常に持って生きてきました。自分の“子守上手”スキルに自負をもっていて、子育てを彼女に任せきりの主人への批判精神も旺盛。“書くこと”によってアイデンティティを養っていてスキーターがたじろいでもなお命がけの執筆を続けます。

 料理上手のメイド仲間ミリーは押し出しが強いけれど実はDV夫から逃げ出せないでいるし。

 女性陣の充実振りが嬉しい。特にスキーターの母親役アリソン・ジャネイは「JUNO」でもいい味だったし、敵役ヒリーの母親役シシー・スペイシクのシーンにはいつも小さく拍手を送りました。やはり私は自分の世代の役者たちの演技に思い入れが強くなってきたのか?

ネタバレになりますが、グッときたシーンはエイビリーンがヒリーのたくらみによって解雇される段になって、
「いつもそうやっていて疲れませんか」とヒリーに詰め寄っていくところ。
 ヒリーは、自分が蔑み人間扱いしていないメイドから、恨みがましい捨て台詞ではなく自分の本質を突く言葉を哀れみを持って投げつけられて、怒りよりも自分の中の畏れと孤独に気づき思い知ったことでしょう。

しかしまぁ、昔はみんな小道具のように煙草を手離さずどんな時も吸ってたんだな~

 この映画は南部郊外の町が舞台での50年代人種問題を市民視点で描いたものですが、
以前公開された60年代初めの都会の下町での話「ヘアスプレー」を思い出しました。

ヘアスプレー

50~60年代の人種差別問題はある意味わかりやすい図式で可視的だったかもしません。
オバマ大統領が登場してもなお現実はより深刻ですね。

2012年

04月03日

(火曜日)

毎日新聞から

マスメディアの中でダントツマイナーな?毎日新聞を購読しています。
(わが集合住宅55個ほどの中で唯一かもですがそこが我が家としてはポイント高い?)

特集ワイド:内閣府参与を辞任、湯浅誠さん「入って」みたら見えたこと
http://mainichi.jp/feature/news/20120330dde012040004000c.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120330dde012040004000c2.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120330dde012040004000c3.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120330dde012040004000c4.html
毎日新聞 2012年3月30日 東京夕刊

<加藤陽子毎日新聞「時代の風」最後のコラム> 時代の風:大震災、国の記録=東京大教授・加藤陽子 
http://mainichi.jp/opinion/news/20120325ddm002070132000c.html 毎日新聞 2012年3月25日 東京朝刊 

加藤さんの後任?西水美恵子 時代の風:「マンドの奇跡」思う=
元世界銀行副総裁・西水美恵子◇教育格差、今こそ正す時

http://mainichi.jp/opinion/news/20120401ddm002070091000c.html
毎日新聞 2012年4月1日 東京朝刊

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2012年

04月03日

(火曜日)

これからのお薦めイベント

◎シンポジウム「ポスト311時代のメディアとは~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~」
4月11日(水)18時半会場19時開演 会場:文京シビックセンターホール
パネリスト:アイリーン・美智子・スミス、上野千鶴子、鎌仲ひとみ他 入場料:1500円
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1332

◎船橋市みやもと三百人劇場公演講談師神田香織独演会「チェルノブイリの祈り」とミニ講演 
4月21日(土)15時~(講談1時間20分、講演40分予定) 会場:宮本公民館
講談:神田香織(講談師) 講演宮内博幸(保健学博士) 入場無料(整理券配布)・電話申し込み可047(424)9840
→ http://www.city.funabashi.chiba.jp/shisetsu/toshokankominkan/0002/0003/0003/p019583.html

◎ 小出裕章さんの「反原発教室」(優しく生きることと原子力)
4月22日(日)開場13時 開演14時 会場:青山学院講堂
→ http://www.crayonhouse.co.jp/home/oshirase120223.html (要予約) 参加費:1000円 

◎港区男女平等参画センターリーブラでは興味深いものが始まります。
「健康体操~オリンピックの見方がわかる講義付~」「子育てがラクになる女性学講座」
「ふらっとリーブラ読書会・同時開催ブックカフェ」 
http://www.minatolibra.jp/kouza/index.html

お申し込み・問い合わせはそれぞれのサイトをご覧ください。

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