SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2012年

01月29日

(日曜日)

来月のお楽しみ

2月11日横浜美術館で開催中の松井芙由子展で松井冬子の講演会があります。

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UPLINK午前10時半の映画祭では見逃した映画を見られます。
まだ間に合うのは「彼女の名はサビーヌ」(1月30日)
「消えたフェルメールを探して」(1月31日)「アカルイミライ」(2月2日)
「名前のない少年、脚のない少女」(2月3日)

☆そして!なんとなんとタンタン作者エルジュのドキュメンタリー映画
『タンタンと私』が公開されまするぞ!これですよ、タンタンは!(大興奮)
TINTIN_flyer.jpg

昨年公開された、見ずしてプンスカしたどこぞの3D映画への怒りをこれで癒やせる~
毀誉褒貶あるエルジュですが、長年ファンであります私としては待ち望みました(感涙)

2012年

01月29日

(日曜日)

SpaceF主催「災害と心のケア」

今年に入って、例年になく冷え込む天候が続いています。
温暖な千葉でもここ2~3日最低気温が氷点下で、冬の冷気が嫌いではありませんが
夜明け前出勤時は完全防寒装備です^^;

東北被災地にはこの寒さや雪は更なる苦渋でしょう。
現地の苦しい状況に直接的にかかわることがあまり出来ずもどかしく思いますが
日々の生活の中で少なくとも被災地への“思い”を持ち続けることだけは
忘れないようにしたいです。
[ SpaceF・わひね ]ではこんな企画を実施します。

「災害と心のケア」~震災後に起きる心理的反応と回復~

日時:2012年3月17日(土)13:30~15:30 
場所:千葉市男女共同参画センター2階研修室A2
講師:KIMIKA(きみか)
 心理カウンセラー(認定心理士)、アートセラピスト
   KIMIKAさんのブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/lifeforce48
対象:心のケアに関心のある女性20名
参加費:無料
主催:SpaceF・わひね http://spacef.blog32.fc2.com/
申し込み・問い合わせ:space_for_women@yahoo.co.jp
※定員に満たない場合は当日参加もお受けします。
※当日はカウンセリングはいたしません。

災害と

(以下チラシ文より抜粋)
2011年2月と3月ニュージーランドと日本で起こった大震災
人は大きな災害に遭遇すると不安な状況を生き抜く上で知らず識らずストレスを抱え込んでしまいます。

不安の素は?
*家屋や生活用品の破損・消失、液状化現象
*停電、断水、電話やメールの不通、交通機関の乱れ
*喪失感や放射能汚染 etc..
*直接的は被害を受けていなくても、被害を受けた街並みを目にしたり、被害者の声を聴いたり、
 または何らかの形で生活レベルでのダメージを受けたり


このようにさまざまな要素が絡み合い震災から一年経ったいまも心とからだに負担を覚える人は少なくありません。
今回は2つの国で起こった震災の支援活動を行うKIMIKAさんに被災地の様子や支援活動についてお話を伺います。
また心のケアを通して女性たちがエンパワメントしていく過程について共有することが出来ればと思います。
 

2012年

01月22日

(日曜日)

『みえないばくだん』、訂正とあらためての感想

1月16日当ブログで書いた『みえないばくだん』
「この『みえないばくだん』のYou Tube を11月に見た人と最近見た人との感想は
違いがあるかもしれません。日本語の字幕が改変されているようだということでした。」

と書きましたが、これは当方の思い違いだったと判明しました。
確認ミスで申し訳ありません。
Utube のアニメーションの言葉は当初のままで変わらず
今回出版の運びとなった絵本の絵柄やことばは手直しがされているそうです。

今日「女の空間おしゃべり会」で10余人で一緒にみてそれぞれの感想を聴くと
一人でPCの前で見ていた時に感じた違和感の“正体”がわかってきた気がします。

私にはこのアニメーションのわかりやすさが単純すぎるように思えて、
逆に計算されているのかと思ったりしました。
制作者の方たちは素朴な思いに動かされて発表していて
内容がもつ差別的なニュアンスや情緒的なあいまいさを
あまり自覚していなかったのかもしれません。
だとしても、U tubeにアップされてからの反響を考慮するなら
絵本にすることへのためらいは無かったのだろうか。
ナィーブさ(無邪気、未熟)は罪ではないと思うが(これが罪ならわたしは大罪人だ)
自分で気付いたならば修正したくなるのが常ではないかな~

障害と原発・放射能汚染の話をいっしょくたにして
放射能の“こわさ”を障害と結びつけて“わかりやすく”伝えようとする意図が
“こどもを守ろう”というスローガン?に結び付けられて
一部で“感動”を呼んでいることに
「なんだかな~」というガッカリ感があらためて涌いてきます。
完成度が低く思えるこのアニメーションが話題になること自体にも
情けなさを覚えることは私の傲慢なのか。

さまざまな疑問を口に出せないことは人を疲弊させます。
たとえ思いや意見が違っても安心して話すことができる場所があると
心に余裕が生まれます。
このおしゃべり会に参加して感じた一番のことはそんなことでした。
いろんな“場”を持っていることが壊れない秘訣だよね~などと
帰途電車に同乗したcmさんと話しながら帰ってきました。

2012年

01月20日

(金曜日)

なんちゃって酸辣湯(サンラータン)

千葉は冷たい雨が一日中降ってます。
都内は雪模様
20120120-00000042-mai-000-view.jpg(毎日夕刊)
日本海側・東北は雪雪雪でしょうか?

我が家は集合住宅住まい、上下左右に挟まれた恩恵で冬は暖房費節約。
もっぱら昔ながらの灯油ストーブで寒さしのいでます。
今日は、ピリ辛苦手な同居人が外食なので、居候と「なんちゃって酸辣湯」。
昨年の寒さしのぎはキムチ鍋でしたが、にんにく臭苦手な同居人がおののくので
今年はにんにく要らずの酸辣湯。酸も辣も煮詰まるほどにいい感じです。
本格的なものはできませぬが、酢とごま油、ラー油なんぞと
豚コマ、野菜、正月残りの餅入れて、安上がり
なんちゃって酸辣湯の出来上がり。刺激で細胞が目覚めるかも。

今日の毎日新聞夕刊藤本義一の話
~同年代の五木寛之さんが「下山の思想」を唱えている。成長神話よさようなら、日本人よ坂を下りる思想を持てと。「どうですかなあ。日本人は下ることもできない。止まっている。つんのめってね」。ずいぶんと悲観論である。一歩、踏み出すには? 「うーん、誰も考えなかった金もうけの方法を見つけたらいい。それで男も女もよみがえってくる。カギは欲。そして毒……。きれいごとできたんと違いますか。~

“欲”はともかく“毒”好きな私はこれからも毒を撒き散らしていこう!

2012年

01月16日

(月曜日)

『みえないばくだん』って・・・

昨年末参加した「女の空間NPO」のパネルディスカッション
もう少し聞きたいと思った青海さんのお話をじっくり聴く機会が来週あります。

【女の空間おしゃべり会】
日 時:2012年1月22日(日)13時半〜16時
場 所:女の空間NPO事務所 
内 容:『みえないばくだん』を見て考える
ゲスト:青海恵子さん

この『みえないばくだん』のYou Tube を11月に見た人と最近見た人との感想は
違いがあるかもしれません。
日本語の字幕が改変されているようだということでした。
なぜ?この辺の事情はわかりませんが推察は容易にできます。
「きけい」が消えて「びょうき」と表記されている・・・
今現在の内容でもかなり違和感を感じるのは私だけではないようです。
作者は‘ちがう’ことは悲しいことというメッセージを送りたい??

今日みっちさんとの会合で
(わひねでやっていたニットカフェをアトリエ5で細々と?ゆるゆる続けています)
最近は“絆”だけでなく“共感”も人気?らしいという話がでました。
“共感”の輪の中にいると高揚してカタルシスに浸れるんでしょうか?
私は“共有”することを大切にしていきたいが、
同時に“共感”に浸ったり求めたりする(強要する・される)こととの違いを
今は意識していきたいと思います。

反原発という目的は多くの人と共有できます。
が、そこに至る思いは百人百様、
他者の苦しさや痛みが見えなくなる(無視する・あえて黙殺する)ほどに
運動に突き進むことは危険だ、ということを十分経験して
承知しているはずなのに・・・

↑この中の伝聞事項に誤りがあったため訂正しました。
http://spacef.blog32.fc2.com/blog-entry-843.html

2012年

01月13日

(金曜日)

ブリューゲルの動く絵(原題:The mill and the cross)

昨日は千葉でも最低気温が氷点下になり、
ここのところ夜明け前の月が冴え冴えとして美しいです。

思いがけず1日まるごと空いたので、ルテアトルで玉三郎の妹背山婦女庭訓を見ようと
当日券狙いで出かけました。予想通り3等の当日券はなく
懐さびしいゆえ、1等2等はあきらめ。。。(玉三郎のお三輪みたかったなぁ)
letheatre201201m.jpg


ならば渋谷に足を伸ばそう!とユーロスペースへ。
ブリューゲルの動く絵(原題:The mill and the cross)にはけっこうな人出。
偶然わひねの常連の方にもお会いしたり。
ブリュゲル

ただただタイトルに魅かれて事前の情報は、
監督がアーティストで「バスキア」の脚本家ということだけ。
バスキア

開演前に会場にあるチラシなど見て出演者にびっくり。
ルトガー・ハウアーが主演ブリューゲルをやり、シャーロット・ランプリングも。
わくわく上映時間を待っていると
前の回が終了してぞろぞろ出てくる人たちの表情がなんだか予想と違っている・・・はて?
ほとんど台詞なく前半初めは油断するとふっと睡魔に襲われそうだった。
映画館というより美術館で音響つきの絵画を見ている感覚?
音響はBGMではなくて絵画の中の風や動物・虫の羽音付き。
“絵が動く”とは?確かに動くが、そのゆるやかな動きが。。。
徐々に絵の中の人物たち個々の存在が立ち上がってきて意味が見えてくる・・・

私はフランドル絵画の静かな寓話性や暗喩が好きです。
ブリューゲルの農民や子どもたちの生活の猥雑に見えたり賑やかな情景にも
どこか寂しげな空気が感じられます。
ブリューゲルの絵はボッシュと同じように、1枚の絵の中に描かれた対象の
どれがメインということはなく一つ一つに物語があるところが魅力。
映画で私が一番印象深いのは‘The mill’ 粉引きのどでかい風車。
実際の絵ではまったく注意を払ってみたことがなかった。
山の上にある小さく見える風車がこんなに大きい存在だったとは・・・

十字架
ピーテル・ブリューゲル「十字架を担うキリスト」1564年
124×170cm ウィーン美術史美術館蔵

この映画の解釈やら絵画の解釈などはすでにあちこちネット上に書かれていて
なかなか読み応えがありました。
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2678

2012年

01月11日

(水曜日)

ビバ、千葉劇場!

千葉劇場がやってくれます。
昨年暮れから“語り継ぎたい映画シリーズ”ニュープリント&デジタルリマスター版で
「イチゴ白書」「ひまわり」今週末からは
私も青春時代に浸った“耽美”のヴィスコンティ作「ベニスに死す」
ビョルン・アンデルセンはその美貌により採用されたいそう話題になっておりましたが、
ビョルン
当時の私は主役のおじさんダーク・ボガードにヤラレてましたです。
「愛の嵐(邦題はツライ)」
「地獄に堕ちた勇者ども」などなど。
愛の嵐 

      地獄

(あらら、ダーク・ボガードは地味な顔立ちゆえ映画の表看板にはなれず)
ま、思い出映画はともかくこれからのラインナップが楽しみ。

都内へ行かなくても見られる「灼熱の魂」
灼熱の

「クリスマスのその夜に」は、
不思議な感覚に魅せられたノルウェー映画キッチンストーリーの監督作品だから見てみたい。

kurisumasuno.jpg

キッチンストーリー

そして千葉で見られるなんてこれぞ千葉劇場に感謝の「CUT」
imageCUT.jpg

以前はシネマックス系のポイントカードを使えていた千葉劇場も
シネマックス千葉閉館後はそのサービスが中止になっておりました。
「いいよいいよ、千葉劇場が細く長く続いてくれるなら
この際シネコン並みのサービスは期待しないよ」というファンも多いのでは。
ところがなんと、先月からスタンプカードサービスやら
自販機でないホットコーヒーやらのサービスが始まっている!
(ど、どうしたんだ!ダイジョブなのか経営は)

自宅から徒歩圏の千葉劇場ありがとう!ついていきますよ。
私が宝くじに当たったら(買ってないけど)ビルごと買い取って
千葉のUPLINKにしたいなどという野望は捨てます。
いつまでも“千葉劇場”ポリシィを貫いてください(パチパチパチ)

2012年

01月07日

(土曜日)

三日坊主・・・

新年に密かに(適当に)決意したことは「今年はBlog毎日更新するぞ!(かも?)」ですが
早くも三日坊主で終わっちまいました。。。

突然ながら、我が家が愛飲している日本酒は“辛口浦霞”
今日の毎日新聞夕刊にこんな記事が♪

人模様:被災地で今年も生酒発売--佐浦弘一社長
 宮城県塩釜市の清酒「浦霞」のしぼりたて生酒が、今年も17日に発売される。「震災後、仕込みが再開できるかどうか、先の見えない日々が続いたので、格別の思いです」と蔵元「佐浦」の佐浦弘一社長(49)は振り返る。
本社の蔵は、津波による冠水で2棟の土蔵の外壁が崩落し、貯蔵庫の石壁も一部損壊。貯蔵中の酒3万本とともに、機械・機具の多くも破損した。浸水したタンクを交換し、塩害で作付けできなくなった原料の米の一部を山形産に替えるなどして、仕込みを再開できたのは9月中旬。「何としても、震災の年に造った酒を世に出したい、という一心でした」
 自社の復旧に奔走する傍ら「こういう時こそ、世界にアピールを」とニューヨークで試飲会を開いたり、「地元の食材があってこその地酒」と、被災したカキやノリの養殖業者にフォークリフトを寄贈するなどの活動を行ってきた。「地域経済がまだ厳しい中、関東、関西の応援需要に支えられています。今年も東北の酒を味わってください」
【上杉恵子】 毎日新聞 2012年1月7日 東京夕刊


昨年より、身銭を切って日本酒買う時は、岩手・宮城・福島のお酒をせっせと購入してます。
(酒好き喧伝しているおかげ?で頂戴することも多いのも嬉しい)
浦霞は常温・燗が美味いです。
昨年は一昨年モノが各地に残っていたからお手ごろ価格で入手できていましたが
今年は確保が難しいかな~

2012年

01月03日

(火曜日)

並ぶこと

今年の正月、千葉は冷えています。三が日は遠出をせずに家呑みしながらぐだぐだ。

並ぶ忍耐力が無いので、行列のできる店やアミューズメントは避ける。
ネズミ帝国やら評判の旨い店にも付き合いで行くぐらい。積極的に並ぶ気合無し。
なので正月風物詩の福袋を買ったことは過去に付き合いで買った一度だけ。
あれはMドーナツだったか。並ばなくてよかったし。
ケチゆえ一昔前の中味が一か八かの福袋にも関心が起きませぬ。
当節の福袋は、各社気合が入ってかなりお得だそうですが、
何が入っているか想像が付く福袋っていかがなものか?
並んで買う期待感にも、想像力乏しい私には理解不能であります。

家呑みばかりではからだがなまるから映画にでも出るか・・・とはいえ
歩いていけるところでは食指が動く映画があまりない。
暗い映画だけど「サラの鍵」見てきました。
サラの鍵

フランス近代史の暗部、フランス国内のユダヤ人一斉収容に焦点を当てている。
現代の女性ジャーナリストが、
自分と当時の一人の少女サラとの接点を見つけ出していく過程の中で自分の現状の苦悩と向き合う・・・
まぁ、ありがちといえばありがちですが
ちょっと前なら、家庭を顧みず取材にのめりこむ主役は男性だったり
現代の主人公ジュリアの個人史とサラの個人史が交錯する様相が
これまでのナチスものと違うところか。
クリスティン・スコット・トーマスは好きな役者さん。

ナチの時代、ユダヤ人は否応なく死への道に並ばされる。
現代の私たちだって意思的に並んでいるつもりでも、並ばされてるわけなんだよな
って無理やりなオチにもなってないんだけど。。

「サラの鍵」の前の予告編で見た
「The Help」
The_Help_posterjpg.jpg
気になる。

メリル・ストリープの「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
サッチャー

予告編で見た限りでは、はまりすぎて見る気がそがれ・・・

2012年

01月02日

(月曜日)

これからの気になるイベント・映画

☆今日から下北沢で上映開始の「Coming Out Story」
気になりますが下北沢か・・・

「善き人」
数年前のドイツ映画秀作「善き人のためのソナタ」のヒットにあやかる
安直なタイトルか?(原題は「Good」)
人間の本性の邪悪さが顕わになっていく過程のカタルシス?
を描くことに陶酔しているような映画に食傷気味ですが、これはどうだろうか?
とはいえヴィゴですから食指が動いてしまいそう・・・

第3回みんなでかたろう! 女性のメンタルヘルス
「診療を通してみた社会と家族の変化」
「ネオリベと女性のメンタルヘルス-カツマーとカヤマーのあいだ-」

日 程 : 2012年1月15日(日)13:30~16:10
内 容 : 第一部 ミニシンポジウム「診療を通してみた社会と家族の変化」
 シンポジスト:比嘉千賀、山田純子、玉置元
第二部 特別講演「ネオリベと女性のメンタルヘルス-カツマーとカヤマーのあいだ-」
 講師:上野千鶴子氏(NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク理事長、東京大学名誉教授 社会学者)
http://www.japc.or.jp/pdf2/H23/woman23.pdf
会 場 : 新宿明治安田生命ホール(明治安田生命新宿ビルB1F)
定 員 : 300名(申込み先着順)
参加費 : 無料
申込み : FAXで 03-3320-9120(詳細チラシに申込みシートあり)
主 催 : 社団法人日本精神神経科診療所協会 女性の精神科医療を考える会

エポック10シネマ 映画に学ぶ人々の生き方
「1000人のピースウーマン」

日 程 : 2012年1月19日(土)1.午前10時~11時30分 2.午後2時~3時30分
内 容 : なぜノーベル平和賞の受賞は男性ばかり?ノーベル平和賞に1000人の女性をノミネートしようという運動が始まり1000人の女性が平和賞にノミネートされた。紛争後のコミュニティ作り、貧困との闘い、国家による暴力、人種、宗教、階級そしてジェンダーによる構造的差別根絶に向けた女性たちのドキュメンタリー。
(監督:ガブリエラ・ノイハウス&アンジェロ・スクデレッティ/2005年/スイス/55分)
http://www.city.toshima.lg.jp/boshu/boshu3/025068.html
会 場 : 豊島区男女平等推進センター(エポック10)研修室2(勤労福祉会館4階)
定 員 : 各回40名(先着順)
参加費 : 無料 
◆締切:1月16日(月)まで(定員になり次第、募集終了)
主 催 : 豊島区
問合せ:豊島区総務部 男女平等推進センター(各種申込み用)
電話:03-5952-9501



2012年

01月01日

(日曜日)

石内都写真展「ひろしま」バンクーバー

年がなんとか無事に明けました。

手放しでめでたいと言えない年明けですが、今年もなんとか生きていきます!
宣言しちゃってだいじょぶか?

年末に取り上げられた記事で目に留まったのがこちら↓
http://mainichi.jp/enta/art/news/20111226ddm012030172000c.html
写真展「ひろしま」を見た時の自分の複雑な思いがよみがえりました。

被爆時の衣服など撮影、バンクーバーで 
人間がいたこと、知ってほしい

ひろしま
カナダ西部のバンクーバーで原爆を題材にした写真展「ひろしま」が開かれ、衝撃を与えている。紹介されているのは、被爆時に犠牲者が身につけていた色鮮やかな衣服の数々で、写真家の石内都(みやこ)さんの作品だ。この写真展の海外開催は初めて。原爆雲の下にいた被爆者に思いが及ばなかった人々に、かつて生身の人間がそこに存在したことを強烈に伝えている。【バンクーバーで山科武司】

 小さな花がちりばめられた美しいワンピースは、ところどころが破れ、焦げ跡があった。真っ赤なボタンが鮮やかな白いブラウスは、よく見ると下半分に血痕が無数に飛び散っていた。

 今着てもおかしくないような紫色のワンピースも、下のあたりが血で変色していた。白地に黒い模様があるブラウスには細かい裂け目が無数にあった。飛び散ったガラスが突き刺さった跡だ。

 写真展が開かれているのはブリティッシュコロンビア大学人類学博物館(MOA)。広島平和記念資料館が保存する犠牲者の遺品や被爆した品物から、衣服や靴などを撮影した石内さんの写真集「ひろしま」(08年)の作品と、市松人形や学徒動員兵の靴など7点を撮り増し、計48点を紹介している。

 世界一周旅行の途中に訪れた英国人のスザンナ・クックさん(28)は「作品には衣服を着ていた人々の精神が宿っている。祖母が若かった1930年には英国でも華やかな服を着たのかしら」と想像力を膨らませた。「ヒロシマやナガサキは(学校で)教わらなかった」と言う。

 バンクーバー在住のジョン・ロウリーさん(63)は「(着衣には)人間が息づいている。破壊されたビルの写真とは違う」と述べ、「原爆への見方が変わった」と結んだ。地元紙はこの写真展を「普通の人々が確かに暮らしていたことを雄弁に物語らせている」と好意的に評した。

 バンクーバーに72年に移住し、日系カナダ人1世の支援活動を続けてきた山城猛夫さん(68)は広島市出身。2歳の時、原爆投下から約1週間後に疎開先から母に背負われ、市内にいた父に会いに行き、被爆した。

 「記憶などないはずなのに」ケロイド状の人々の姿が頭にすり込まれ、それまで平和記念資料館を訪れるのは苦痛だった。だが、作品を見て気持ちは一変した。「かわいい着物を見ていると、それを元気よく着ていた人の笑顔が頭に浮かんできた」と、むしろ気持ちが静まったという。

 実は展示には懸念もあったと、MOAの学芸員カレン・デュフェックさんは打ち明ける。バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は、かつて根強い反日感情が渦巻いた土地柄だからだ。

 太平洋戦争開戦前から日系カナダ人への弾圧を強めたカナダ政府は、真珠湾攻撃の直後、日系人約2万2000人の財産を没収。日系人は州沿岸から100マイル(約160キロ)以遠へ追いやられ、強制収容所に収容された。45年春には日本への帰国か、ロッキー山脈以東への再移住を強いられた。日系人の移動の自由が回復したのは49年になってからだ。

 バンクーバーで80年代に原爆展が開かれた時には「真珠湾を忘れたか」と抗議があったという。

 「幸い、今回は反発はほとんどありませんでした」とデュフェックさんは胸をなでおろす。地元紙が原爆投下を「恥ずべき日」と記述したことに「そうではない。戦争を終わらせた歓迎すべき日だ」と反論の投書があった程度だったという。

 原爆へのさまざまな思いが交錯するこの地で、写真展「ひろしま」は来年2月12日まで開かれている。


(ネットには掲載されていないが紙上ではこの写真展に尽力した
石内さんの友人映画監督のリンダ・ホーグランドさんの言葉も)

反戦・平和」というメッセージで固定されがちな「ヒロシマ」を解放するのが石内さんの意図だ。彼女は「(衣服を着て被爆した)彼女たちを、おしゃれがしたかった、ただの人間に戻してあげたい」と言った。
 北米では「キノコ雲」がgんばくの象徴として人びとの記憶に強く刻み込まれ、雲の下に多くの人々が暮らしていたことはなかなか伝わらない。その「キノコ雲」を振り払うパワーが作品にはある。
 写真展を巡り、NHKとの共同制作でドキュメンタリー番組と映画にまとめることになり、開場を訪れた45人ニインタビューした。「戦争はだめ。平和がいい」という抽象的な反応を心配したが、全く違った。日系カナダ人は、強制収容所で生まれた自らの生い立ちを語り始めた。作品が示す具体的なイメージの前に、人々は個人的な思いに向かうのだ。
 「ひろしま」展は来年、パリでも開催される予定だ。ドキュメンタリー番組も欧州の複数の国から「共同制作したい」と申し入れがあった。「ひろしま」は今、世界に広がるホットなテーマだ。

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