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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2019年

03月11日

(月曜日)

日本のヤバい女の子

日本のヤバい女の子_


タイトルに惹かれたものの、それほど期待してなかった。。。マイルドな装丁だし。。
いやぁ一気読みしてしまいました。
語り口もやさしい、が、毒の盛り加減が、著者の世代感のおしゃべり感覚で、こじれようがリアルなのだろう。
古典の主人公たちが生き生きと現実味を帯びてくる。今の20~30代の言葉に対するの感度に追いついていけてない自分が楽しい。
「ああ、こんな風に読みといていたら古典の授業も楽しかったかもしれないし、胸が苦しくなったかもしれない。。。」

イザナミノミコト、乙姫、かぐや姫、虫愛づる姫、皿屋敷・お菊――。
日本の昔話や神話に同情するエキセントリックな「女の子」たち。キレやすかったり、とんでもないものをくれたり、そもそも人間じゃなかったり。自由奔放な彼女たちは抑圧にさらされながらもその生を駆け抜けた。
著者は、友達とおしゃべりするように、彼女たちの人生に思いをいたして涙を流し、怒り、拍手と賛辞を送る。ときには、ありえたかもしれないもう一つの人生を思い描く。時空と虚実を飛び越えたヤバい女子会が、物語という呪縛から女の子たちを解放する。

2019年

02月28日

(木曜日)

THE LAST GIRL

「THE LAST GIRL」
ザ・ラストガール_


ようやく読みました。
重かった。。。
宗教が生活の支えだったり生き方の指針だということが、自分の感覚にはほとんどないに等しいからなぁ。。。

とはいえ、"宗教"の名のもとに行われている残虐行為を正当化してさらに激化させているのは、もはや人を救う宗教とは言えないよなぁ・・・

2019年

02月17日

(日曜日)

日本の気配

「日本の気配」をようやく読んだ。

日本の気配8


 冒頭から「うむうむ、ふむふむ。そうだそうだ」と、今の日本の現状への日々ビンビンと感じてい続ける思いを、丁寧にしつこく言語化してくれて、付箋を付けていたら付箋だらけになりそうな中、図書館への返却期限が来てしまった!これは手元に置いて置けという事なんでしょう・・・

 メディアリテラシーという言葉があるが、この言葉はある意味メディアに一定の力があるという時代にこそ通用していたのかもしれない。今ここに至ってはマスメディアの腰抜け状態や、ネットメディアは無責任で断定的、信ぴょう性が疑われる状態で、リテラシーの力を使おうにも、情報がある方向にコントロールされていく現状ではそれこそ「情に棹差せば流される」気がしてしまう。。。
おっと、この「気がしてきた」という気分こそが相手の思うつぼ!
「決まったことなら、今さら反対しても仕方がない」という空気がいたる事象で蔓延していることが、日本を牛耳る層にとって好都合なのだから。私もご多分に漏れず、諦めが早い、すぐ忘れる。
唯一、自分の持ち駒?はひねくれ者の性分だと思っているので、体制、大勢の動きをまず疑う、尻馬に乗っかったり旗を振ったりしないで、時には面従腹背も辞さず。。。
威勢は乏しいが、明確にできないことには「裏がある」と感じるアンテナはなるべく引っ込めないでいたい。
折につけ、武田砂鉄という人の警鐘に耳を傾け続けて行こう。

 

2019年

01月11日

(金曜日)

読書始め

年頭に読了したのは、年末に読まなくてはならないものを年越していた
『非正規・単身・アラフォー女性~「失われた時代」の絶望と希望」』 雨宮処凛著



 ネガティブな言葉が三点セットのように・・・
アラフォー世代女性たちの半数がまさに茨の道を歩んでいる現実。受難にさらされてきた彼女たちのめざすところは「輝きたくない、ぼちぼち生きていきたい」、「“一人暮らし”が孤独を意味しない社会」。
これは世代を超えて共感されるにちがいない。

私自身はこの本に登場する世代の親たちよりいくらか下で、団塊世代の後始末?をさせられてきた感を抱くことが多い。
学生時代をアルバイトで食いつなぎ、卒業後なんとか正規雇用されたものの、その後はアルバイト、委託、臨時、嘱託、パートとあらゆる雇用形態を経験してきた。
正規雇用された連れ合いがいるのでともかく食いっパグレず生きてこられたが、バブル期の恩恵に浴したこともなく、親の支援や財産もなく、子育て中は随分周囲に助けられながら働いてきた。

この本に登場する女性たちと事情は違うし、生来がのん気な性格からか、自分が40代の頃は、彼女たちの精神的な生きづらさほど逼迫してはいなかった。けれど私の仕事の業界には彼女たちと同じような状況におかれている若き友人たちが何人かいるので、全く他人事ではない。「個人的なことは政治的なこと」という言葉をいつも念頭に。。

2018年

09月26日

(水曜日)

「『罪と罰』を読まない」

ダ・ヴィンチの三浦しをん特集を読んで知った「『罪と罰』を読まない」

罪と罰を読まない

三浦しをん・岸本佐知子・吉田篤弘・吉田浩美 という、私にはピンポイントな面々。
私としては、この四人が揃ってああだこうだと話し合っている部屋の隅っこで聴いていたかったぞ!
(実際にその場に居合わせたら、バカ笑い爆笑連発して大迷惑、早々に追い出されたでしょうが)

「罪と罰」を、私は高校生の頃読みかけたことがある。
読書会という集まりに参加したこともある。どちらも挫折。
当方の趣味にそぐわず、などとエラソウな理由ではない。
つまるところ読解力の無さを自覚するばかりで、
加えて天邪鬼で見栄っ張りで、卑屈な己に向き合うこともヤなわけで。。。意欲喪失という情けなさ。

恥も外聞も気にしない厚顔無恥街道を突き進む今なら、畏れることなく手にとってみてもいいか、
と思わせてくれる四人の妄想炸裂の書でした。
この本で「罪と罰」の、大作たるゆえんも伝わるし、ドストさんの先駆性もわかるし、
さらに、本編の魅力が存分に、(読まずとも)分かってきます。
ドストさん好きの人にはどう受け止められるか、若干懸念はあるものの
真の理解者なら、彼らに生まれたドストさん愛がしっかり伝わることでしょう!?

ドストさんの大書を読破するには、獄につながれた時が一番適しているとか。
かの大杉栄も、近年のホリエモンも獄中に大量に読書したと聞きますものね。。。
PCもスマホもテレビも遮断して過ごすのもいいか。。。

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