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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

07月23日

(月曜日)

朝ドラには働く女子の本音が詰まってる

NHKの朝ドラは、「あまちゃん」と「花子とアン」以外ほとんど見ていないですが、職場の昼食時や友人たちとの会話では折々に話が出ますので、放映中のドラマの話や、どんな役者が注目なのか、というニュースに触れる機会もあります。

「朝ドラには働く女子の本音が詰まってる」矢部万紀子著 ちくま新書

a朝ドラ

この著者は35年会社勤めをして少し早めにリタイヤ。その会社人生をもって、なかなかめんどくさい代物と自覚していて、そんな自分にも優しい友達がいて、その名は朝ドラというそうな。。。
ずっと見続け、時には熱中し、時には涙し、ある時は「それはないだろ!と画面につぶやくあれこれをWEBRONZAのコラムで連載していたものをまとめた一冊。

まえがきに
朝ドラがコンテンツとしての」力を失わないのは、ヒロインがおてんばだからだと思う。-----
働き方は多様な時代になった。---今を生きる女性は、多かれ少なかれ働く女子だ。-----
だが多様な働き方が豊かさにつながらず、むしろ窮屈度が上がっているように思う。経済成長ってなんですかという時代に合って、効率と結果ばかりが求められる。そのうえ、なんだかんだと言っても、社会のルールをきめているのはおっさんだ。
おっさんが決めた型に合わせるのは、楽しくない。せめて自分で自分をきめられればいいが、そうしようとしても、おっさんという壁が立ちはだかったりもする。
おてんばには、相変わらずの受難の日々。それでも朝ドラに目をやれば、いつもヒロインが奮闘している----

あとがきに
朝ドラはメッセージをくれるんだな、と思った。それは「堂々とせよ」だった。「成功せよ」ではなく、「堂々とせよ」というところがポイント。堂々と、自分は自分であればよい。そういうメッセージ。_--------
世の中のルールは、今も概ね男性が決めている。男性は(一部の女性もかもだけど)成功が好き。そこで生きて、何者かになろうとする女子は、いろんなことをしなくてはいけない。------
女子はけっこう大変だ。家でも職場でも、何かとしんどい。そういう気持ちをかわってくれる。成功を追うことより、堂々と自分でいることに泣ける。それが、朝ドラトークに乗れるかどうかの分かれ目だと思う。-----


自分がしっかり見たのは上記の2作のみなのですが、私のポイントが、著者と共通しているところが多々あり、自分の脳内イメージを言葉にしてもらっている気分です。
朝ドラの概念をひっくり返した「あまちゃん」はクドカン脚本で、「大人計画」の劇団員はじめ自分が良く知っている舞台役者が続々でるし、著者が熱く語っているように松田龍平演じる水口や、朝ドラ王道の「花子とアン」で、野卑で下品な男を上品に演じた吉田鋼太郎は、脚本家や監督の狙いを大きく超えていたと思います!

著者の矢部さんにメッセージを送るなら
私のドラマ「無条件枠」もクドカンと松田龍平です!」と。
あなたの昨今のドラマの最高峰が「カルテット」、その中で取り上げられていた、"夫さん"という呼び方。私の周囲では普通なのですが、まだまだ世間では?という反応が多いので、あなたが書かれているようにが言うように、"夫さん"が流行して定着することをを期待したのですが、いまだ気配はないのが残念です。

未見ですが、周囲のドラマウォッチャーが面白いと言っていた「カーネーション」にも著者は多くの頁を割いています。
朝ドラでは女性の一代記が多い中で避けて通れない戦争。どうしても戦争に翻弄される被害者の視点になってしまう。
カーネーションでは、主人公の幼馴染が戦地から命からがら戻ってくるが心身ともに疲弊してしまい、さらに二度目の徴召で帰らぬ人となる。戦後二十年経ち、旧日本軍が戦地で何をしたかというテレビの特集をみながら、彼の母親は、彼が戦地でひどい目に有って心を病んだと思っていたが、「あの子はやったんやな、あの子がやったんや」と悟り、息子のほんとうの闇を理解する。
著者は、このドラマが放映されていた頃、大阪府知事から市長になった橋下徹の「慰安婦制度は必要だ」発言を聴いて、カーネーションの問いかけるものについて、あらためて考えたという。日本軍の加害行為に蓋をしようとする今の政権にも通じる強者の論理についても問いかけている。
昨年の「ひよっこ」でも戦地から戻った男(=変なおじさん)として主人公の叔父が登場するらしい、この人についても多く語られているので、再放送があれば見てみようか。今期のドラマ「高値の華」に出演している峯田和伸が演じてたんですね。。。

2018年

05月26日

(土曜日)

おっさんずラブ

仲間内や職場で話題になっている「おっさんずラブ」
おっさんずラブ

今日の毎日新聞夕刊のトップに載っていてびっくり!嬉し!!
https://mainichi.jp/articles/20180526/dde/001/200/049000c

ピュアな「おっさんずラブ」 テレ朝系ドラマ、高い「視聴熱」 男性同士の恋愛、王道路線で
毎日新聞2018年5月26日 東京夕刊
 男同士の恋愛を描いたテレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」(土曜午後11時15分)が話題になっている。深夜番組のため視聴率(関東地区・ビデオリサーチ調べ)は1桁台と高くはないが、放送直後にはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で関連の話題が急増。見逃し番組の動画配信サービス「TVer(ティーバー)」の再生回数は各局の看板ドラマを押しのけ、常に上位に位置する。何が視聴者を引き付けているのだろうか。【井上知大】

 ドラマは、女性にモテない不動産会社勤務の33歳、春田創一(田中圭さん)が主人公。ある日、尊敬する上司で既婚者の黒澤武蔵部長(吉田鋼太郎さん)と、会社の後輩、牧凌太(林遣都さん)から愛の告白を受ける。人として好きなだけに、困惑する春田の姿を軸に描くラブコメディーだ。

 ネット上では、せつない恋模様に「キュンキュンした」などとの反響がある一方、黒澤部長の行為は「一歩間違えば、パワハラ? セクハラ?」と議論も盛り上がる。テレビ情報誌「ザテレビジョン」がSNSの反響などを独自集計しサイトで公表している視聴者の「視聴熱」では、現在放送、配信中の全ドラマを対象にした週間ランキングで5月第2、3週と連続でトップを獲得した。深夜ドラマとしては異例の反響だ。

 今年は「女子的生活」(NHK総合)など、同性愛や性的少数者(LGBTなど)をテーマに据えたドラマが増えているが、テレビ批評家の吉田潮(うしお)さん(46)は「『おっさんずラブ』はLGBTを大きく掲げたり、権利を主張したりするわけではないところが新しい」と指摘。「美男美女による恋愛ドラマが飽きられている中、“おっさん”たちの片思いのせつなさをピュアに描き、視聴者は見ているうちに性別をすっかり忘れている」と語る。

 ドラマを手がける貴島彩理(さり)プロデューサー(28)も「偏見をなくそうとか、そういう大きなメッセージからスタートしていない」と明かす。未婚化が進む現代の恋愛ドラマを作りたいと思っていた時、「もし理想的な相手が同性で現れたらどうなんだろう」と発想したのが制作のきっかけだったという。

 LGBTの話題が注目度を増していることは認識していた。「ドラマで誰かが傷ついてほしくない。あえて王道の恋愛ドラマと同じ作り方をすることが当事者に対して真摯(しんし)だと思った。私は(フジテレビの)『月9』のつもりでやっています」と貴島プロデューサー。吉田潮さんは「テーマやスパイスではなく、当たり前にLGBTの人がドラマに登場するようなノーマライゼーションこそが理想。このドラマは、みんな同じ人間で『人を好きになる気持ち』は一緒ということを体現している」と話す。

2018年

01月16日

(火曜日)

アンナチュラル

先週から始まった「アンナチュラル」

アンナチュラル

脚本が「重版出来!」や「逃げ恥」の野木亜紀子のオリジナルとなれば期待します。
第1話は作り込み過ぎではと言いたくなるほどの展開、いや~これまでの原作本アリの脚本とは明らかに力の入れようが違うんでは?

解剖医といえば、パトリシア・コーンウェルの「検視官」シリーズが強く印象にありますが
(余談ですが彼女は巨費を投じて「切り裂きジャックの謎解明を図ったとか、その情熱はどこから?)

この石原さとみ演じる執刀医三澄ミコトは仕事を誇りに思ってはいるものの、ことさらにそれをアピールすることなく淡々と事実の解明を目指していて、「校閲ガール」のテンションの高い演技とは一味違って、安心。
相棒の検査技師にご贔屓役者の市川実日子!
それほど好きじゃないけど気になる井浦新(私の中ではいまだにアラタ)のワルぶりがふてぶてしくて◎
窪田正孝も今回は情けない風味だしててヨシ。

同じ時間帯では、NHKの「女子的生活」

女子的生活

初回見た感じでは合格点?(エラソウ!?)
原作の方がよりキキメがありそうだ。
女子的生活_l

2017年

10月28日

(土曜日)

今期のドラマ

ふだんあまりTV見ないですが、職場のTVウォッチャーたちとの話の中でめぼしいところをチェックしたりはします。

今期はアンテナ全開、出演者や脚本で引っかかるわ引っかかるわ!?

その中でも放送開始が総選挙開票で週遅れになった「民衆の敵」

民衆の敵1

総選挙のドタバタの記憶も生々しくて、功を奏した?
脚本が、現実の女性を取り囲む状況等々をよく調べてあるようです。
繰り上がり当選して市議会議員として初登庁した議会は千葉市議会場だとか、身近なネタもあり、けっこう面白く見ました。

ただ懸念されるのは、フジテレビの本気度だな・・・

個人的には二世議員役の高橋一生、最近出過ぎで大丈夫か?

フジテレビは最近ドラマの評判はどうなんでしょうか?
今期の私の本命は「刑事ゆがみ」なんですけどね。

2017年

09月18日

(月曜日)

北斎の娘

ええっ!
北斎の娘のお栄さんと渓斎 英泉の間に隠れた恋情があったとな!フィクションだけど。
英泉の作品を千葉市美術館でたくさん見たぞ。美人画が卓越。彼奴は放蕩者だったんですね~さもありなん。

NHKでは葛飾北斎月間ですか?面白い!
先日はイッセー尾形が北斎演じ、今日は長塚京三が北斎でお栄を宮崎あおい。そして渓斎 英泉を松田龍平!
「舟を編む」以来の共演か?
「眩~北斎の娘」
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ずいぶん昔、緒形拳が北斎、お栄を田中裕子が演じた「北斎漫画」以来のビバお栄ですな。

浅井まかての原作から知ったお栄の晩年の作
「吉原格子先之図」の光と影の凄み!
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