SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2017年

08月17日

(木曜日)

流されること、踏みとどまること

この人が発言したら少しは影響力があるのか?
マスメディアが時勢にモノ申さないから無理か。。。

日刊ゲンダイで発言した久米宏
石原慎太郎さんが東京でやるって言った時から、僕は反対しているんで。リスナーの方々も僕に「忖度」して反対が多くなるとは思っていましたけど。予想以上でしたねえ。
 ――前回の東京五輪を経験した年齢層ほど「返上」の割合が多い。

 64年大会には意義があったと感じているのでしょう。開会式前夜はどしゃ降りで「明日はとんでもないことになるぞ」と思ったら、朝起きると、雲ひとつない快晴でね。この光景が非常に示唆に富んでいて。戦後20年足らずでオリンピックをやるなんて奇跡です。当時は日本人が自信を持ち、世界に復興をアピールできたけど、今回は何の意義があるのかと疑問に思っているのでしょう。

  ――都心では「レガシー」とか言って再開発がドンドン進んでいます。

 僕がオリンピックに反対する大きな理由は、これ以上、東京の一極集中は避けるべきと考えるからです。既にヒト、カネ、コンピューターが集まり過ぎ。オリンピックは日本中の財や富をさらに東京に集中させます。首都直下型地震が起きたら、日本の受けるダメージが甚大になる。

――直下型地震はいつ起きても不思議はない、と危ぶまれています。

 日本で開催するにしても東京だけは避けるべきなのに、ホント理解できません。

■酷暑の開催は非常識の極み

  ――この季節、東京はうだるような暑さが続いています。

 競技を行うには暑すぎます。台風も来るし。日本にとって最悪の季節に開催するのは、アメリカ3大ネットワークのごり押しをIOCが聞き入れているだけ。今からでもIOCに10月に変えてと懇願すべきです。

  ――アスリートファーストをうたいながら、選手には過酷な環境です。

 ウソばかりつきやがってって感じですよね。なぜ真夏開催でOKなのか。本当に聞きたいんです、組織委の森喜朗会長に。アンタは走らないからいいんだろ、バカなんじゃないのって。この季節の開催は非常識の極み。開催期間の前倒しは難しいけれど、3カ月ほどの後ろ倒しは、それほど無理な注文じゃないと思う。工事のスケジュールも楽になる。絶対に開会式は前回と同じ10月10日にすべき。それこそレガシーですよね。

 ――こうした不都合な真実を報じるメディアも少ない。朝日、読売、毎日、日経が東京五輪の公式スポンサー。いわば五輪応援団です。誘致の際の裏金疑惑などを追及できるのか疑問です。

 国際陸連の前会長の息子が、黒いカネを派手に使ったって、みんな気付いているんですけど。なんで追及しないのかねえ、あんな酷いスキャンダルを。
 ――幼少期からオリンピック嫌いだったそうですね。その理由もメダルのことばかり騒いでいるのが疑問だったとか。

(おもむろに分厚い資料を出し)間違ったことを言っちゃいけないと思ってオリンピック憲章をプリントアウトしました。第1章6項1に〈選手間の競争であり、国家間の競争ではない〉、第5章57項には〈IOCとOCOG(オリンピック組織委員会)は国ごとの世界ランキングを作成してはならない〉とある。

  ――どの国が何個メダルを取ったかの競争を禁じるようにしっかり明文化しているのですね。

 ところが、日本政府はもう東京五輪の目標メダル数を発表しているんです。(別の資料を取り出し)JOCの発表は「金メダル数世界3位以内」。選手強化本部長は「東京五輪を大成功に導く義務があり、それにはメダルの数が必要」と言っていますが、ハッキリ言ってオリンピック憲章違反。国がメダルの数を競っちゃいけないのに、3年も前からJOCがメダルの数を言い出す。こういうバカさ加減が、子供の頃から変だと思ったんでしょう。

――お子さんの頃から鋭かったんですね。

 しかも、メダルの色や数で競技団体が受け取る助成金まで上下する。差別ですよ、完全に。

■「今さら」ムードが国や組織を誤らせる

  ――普段から憲法を無視し、そのうえオリンピック憲章違反とはルール無用の政権ですが、丸川珠代五輪相も昨年ラジオのゲスト出演をドタキャンしましたね。

 出演交渉したら「喜んで行く」と言ったんですよ。久々に会うから楽しみに待っていたのに、政務がどうとか言ってね、1週間前にキャンセル。理解に苦しみます。

  ――反対の意見は聞きたくないという今の政権の姿を象徴しています。

 自分たちに非があるって分かっているんじゃないですか。プロセスがちっとも民主的じゃないですから。五輪開催について都民の声を一切聞かない。巨額の税金を使うのに、都民に意見を聞かずに開催していいのか。非常に疑問です。今からでも賛否を問う住民投票を行う価値はあります。
 ――多くの人々は「ここまで来たら」というムードです。

 それと「今さら反対してもしようがない」ね。その世論が先の大戦を引き起こしたことを皆、忘れているんですよ。「もう反対するには遅すぎる」という考え方は非常に危険です。日本人のその発想が、どれだけ道を誤らせてきたか。シャープや東芝も「今さら反対しても」のムードが社内に蔓延していたからだと思う。

  ――都民の声を聞くのはムダではない、と。

 90%が反対だったら、小池都知事も「やめた」って言いやすいでしょう。彼女はあまり五輪に賛成ではないとお見受けします。石原さんが決めたことだしね。五輪を返上すると、違約金が1000億円くらいかかるらしいけど、僕は安いと思う。それで許してくれるのなら、非常に有効なお金の使い道です。

――24年夏季五輪招致に乗り出した都市も住民の反対で次々断念し、残るはパリとロサンゼルスのみ。IOCも28年大会に手を挙げる都市が現れる保証はない、と2大会をパリとロスに振り分ける苦肉の策です。

マス世界は気付いたんですよ、五輪開催の無意味さを。ソウル大会以降、開催国の経済は皆、五輪後に大きく落ち込みました。リオも今酷い状況らしい。しょせん、オリンピックはゼネコンのお祭りですから。つまり利権の巣窟。一番危惧するのは、五輪後のことを真剣に考えている人が見当たらないこと。それこそ「オリオリ詐欺」で閉会式までのことしか誰も考えていない。国民が青ざめるのは祭りの後。いいんじゃないですか、詐欺に遭っている間は夢を見られますから。今は豊田商事の証券を持っている状況です。

  ――また古いですね。

 結局、日本人はスポーツが好きなワケじゃない。オリンピックが好きなだけなんですよ。ノーベル賞も同じ。科学とか文学とか平和が好きなんじゃない。あくまでノーベル賞が好きなんです。

  ――確かにオリンピックの時しか注目されない競技があります。

フェンシングとかね。カヌーもリオで日本人が初の銅メダルを獲得した途端に大騒ぎ。異常ですよ。日本人はカヌーが好きなんじゃない。オリンピックが好き。メダルが好きというビョーキです。

■最後まで反対だけどいついつ粛清されても……

  ――世間はオリンピックのことなら何でも許される雰囲気です。

 ラジオで「オリンピック病」の話をしたら、モンドセレクションも加えてくれって電話が来ました。いっそ立候補する都市がもう出ないなら、IOCもずっと東京に開催をお願いすればいい。一億総オリンピック病なら安心でしょう。IOC本部もアテネの銅像も全部、東京に移しちゃって。

  ――五輪反対を公言する数少ないメディア人として、向こう3年、反対を言い続けますか。

 何で誰も反対と言わないのか不思議なんですよ。そんなに皆、賛成なのかと。僕は開会式が終わっても反対と言うつもりですから。今からでも遅くないって。最後の1人になっても反対します。でもね、大新聞もオリンピックの味方、大広告代理店もあちら側、僕はいつ粛清されても不思議ではありません。

(聞き手=本紙・今泉恵孝)


メディアが五輪応援キャンペーンやってるからなぁ。。。

「もう反対するには遅すぎる」という考え方は非常に危険です。

彼の懸念、もっともだと思います。私はスポーツ観戦好きですが、日の丸は歌いません。メダル合戦もなんだかなぁといつも思います。
日本が五輪立候補した時から、個人的にず~っと、いかがなものかと周囲には発言しているものの、流されてるからなぁ。。。


2017年

08月07日

(月曜日)

もっと言って!

少なくともわが家では東京五輪に賛成している者はいないですが。。。
アスリートも酷暑の日本での競技に不安有るでしょう!
反対と大きな声で言えない空気があるんだろうなぁ。

牧太郎の大きな声では言えないが…
“東京五輪病”を返上!

東京五輪を返上しろ!なんて書いていいのだろうか? 何度もちゅうちょした。毎日新聞社は東京五輪オフィシャルパートナー。いわば、五輪応援団である。

 でも、恐る恐るサンデー毎日のコラム「牧太郎の青い空白い雲」(7月25日発売)に「日本中が熱中症になる“2020年東京五輪”を返上せよ!」と書いてしまった。すると、意外にも、知り合いの多くから「お前の言う通り!」という意見をもらった。返上論は僕だけではないらしい。

その最大の理由は「非常識な酷暑での開催」である。日本の夏は温度も湿度も高い。太陽の熱やアスファルトの照り返し。気温35度、もしかして40度で行われるマラソン、サッカー、ゴルフ……自殺行為ではあるまいか? 沿道の観客もぶっ倒れる。

 サンデー毎日では書かなかったが、日本にとって最悪な季節に開催するのは、アメリカの3大ネットワークの“ゴリ押し”を国際オリンピック委員会(IOC)が認めてからである。メディアの「稼ぎ」のために健康に最悪な条件で行う「スポーツの祭典」なんて理解できない。

 もう一つの理由は「異常なメダル競争」である。日本オリンピック委員会(JOC)は「金メダル数世界3位以内」を目指しているそうだが、オリンピック憲章は「国家がメダル数を競ってはいけない」と定めている。日本人力士を応援するばかりに、白鵬の変化技を「横綱にあるまじきもの」とイチャモンをつける。そんな「屈折したナショナリズム」が心配なのだ。

 「東京五輪のためなら」でヒト、モノ、カネ、コンピューター……すべてが東京に集中している。地方は疲弊する。ポスト五輪は「大不況」……と予見する向きまである。

 返上となると、1000億円単位の違約金が発生する。でも、2兆、3兆という巨額の予算と比較すれば、安いものではないか。

 東京五輪は安倍晋三首相が「福島の汚染水はアンダーコントロール」と全世界にウソをついて招致した。安倍内閣は「東京五輪のため」という美名の下で、人権を制限する「共謀罪」法を無理やり成立させた。東京五輪を口実に、民主主義が壊されようとしている。

 少なくとも、我々は“東京五輪病”を返上すべきだ!(客員編集委員)

2017年

06月03日

(土曜日)

最近のニュースに関連して

ウィーン滞在中、王宮周辺の王宮庭園内のベンチで度々ランチしました。無料でいつでも出入り自由、庭園内は気持ちよく整備されていて木陰もあり初夏の陽射しと咲き乱れるバラが美しかったです。
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  旅の途中で日本の皇族の一人の女性の婚約話題の盛り上がりを知ったり、帰国して、毎日新聞だけが取り上げたらしい、"天皇が昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。"というニュースなどについて、同居人たちと話す中で、欧州の国々の公園のように皇居を常に国民に開放するとイインジャネ、って話になったりしたわが家の飲んべ談義です。

そもそも皇族の外遊とか天皇の国内訪問が国民との触れ合いを願う事ならば、皇室予算を削減して私費?で回ればよかでしょうに。保守派の思惑とは真逆のことかもしれませんが。

まずは皇居開放、よろしく、なんてネ。

2017年

04月24日

(月曜日)

教科書検定

度々毎日新聞の記事ですが、4月から夕刊で山田詠美のコラムが始まりました。
この記事もネットでは見つけられず残念。

「晩年の子供」という短編が国語の教科書検定で落とされた事を振り返っての言、ちょっと長くなりますが引用。

別に教科書に載せてくれと頼んだ訳でもないのに、勝手に検定されて不適格の烙印を押された私は、絶望して食事も喉を通らず崖の上に(セルフで)追い詰められ身投げしようとした・・・というのはもちろん大嘘で、ただひと言、「けっ」と言って、鼻先で笑ったのだった。そして、心の中で呟いた。小説の読めない奴らだなあ、と。不道徳だからこそおもしろいのが文学作品じゃないか。道徳の教科書じゃあるまいし、と。
中略
文部科学省は、「伝統や文化に対する尊重、国や郷土への愛」を学習指導要領としているらしいが、それがパン屋ではなく和菓子屋に変えた理由とは! このスローガンめいた指導要領、結局、ラーメン屋より蕎麦屋みたいなアピールですむことだったのね。何尊重してるんだか。
ちなみに私は道徳の授業などいらないと思う派。それより公衆道徳とマナーを教えてやって欲しい。あーっ、このコラムでは、人の死にまつわるあれこれを書きたかったのだが、つい学校教育の死に体を取り上げちゃった。ま、どちらの死もたいして変わりはないか。


20年前、山田詠美の熱血ポンちゃんシリーズにはまってました。小説よりエッセイの熱心な読書でした。さらなる毒を期待してやみませぬ。

2017年

04月22日

(土曜日)

あれ?削除されてるのか?

今日の毎日新聞朝刊、「武田砂鉄の気になるこの人第1回 ゲスト桐野夏生
の対談を読みました。記事が掲載されていない!?
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桐野夏生の最新作「夜の谷を行く」をテーマに、桐野夏生が今の状況や政治をバッサバッサと切ってくれていて溜飲が下がりました。
"進む性的搾取の正当化 何度でも「やめろ!!」を"、"伝統的家族観押しつけ まるで戦前そのまま"、"女性への男の視線" 等々、突っ込んで、現政権の家族回帰指向やネットやメディアの右傾化への懸念に対して、「声を上げ続けよ」というメッセージを受け止めました。

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