SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2011年

03月01日

(火曜日)

クライストチャーチ近況 沢月芸生香さんから届きました

クライストチャーチの沢月さんからメールをもらいました。
まだまだネットを自由に使える環境ではないようですので
沢月さんの了承を得てメールを一部転載します。

クライストチャーチ大地震から、今日(3月1日)で1週間が経ちましたが、私のところは市の中心部に近いため、まだ水道が使えない状態です。シャワーをもらいに方々の日本人宅におじゃまをして、そのついでにインターネットを使わせてもらったり、情報交換したりする日が続いています。

私の(滞在先の)家は最も被害のひどかったビジネス街に近く、夜間は外出禁止令(戒厳令)が出され、午後6時半までフェンスを通過しないと帰宅もできない状態に、否応なく置かれています。市の周辺部に出掛ける際も、道路封鎖が続き、IDと現住所を見せて説明をしなければ通過できません。

毎日、自転車で市内のいろんなところへ出掛けていき、心理カウンセリングなど必要な人への援助をしています。市の北東地域では泥水が大量に噴き出したため、その泥山が至る所に出来ています。そこからの悪臭と陥没した道路の復旧工事から出る砂煙が立ち込め、マスクなしでは喉や鼻がやられてしまいます。今日は30度近い真夏の気候なので、これから衛生面が気になります。

今回の大地震は死者や不明者が大勢出るような大惨事となり、そのことから来るショックは住民にとって言葉にならないものです。と同時に、昨年9月4日の大地震後、半年も経たずに起きた2度目の大地震ということもあり、せっかく復興の意欲が出てきた思いが吹き飛んだという落胆も大きいようです。

こうした状況の中で、ネットの掲示板を通して、「水あります」「部屋あります」「ペット預かります」などの草の根ボランティアができあがってきています。これを機会に、新しい人々とのネットワークも生まれ、ボランティア活動を通じて、お互いの力を分け合うことの喜びも感じつつ毎日を送っています。

日本から、励ましや労りの言葉を送っていただきありがとうございました。
帰国後、お目に掛かれるのを楽しみにしています。

2011年

02月26日

(土曜日)

クライストチャーチより沢月さんからメール来ました。

いつもならニュージーランドからこのSpace:F/わひねブログに便りをくれる沢月さんですが今回はPC状況も整っていない様子です。わたしたちメンバーへのメールが届きました。多くの日本人被災者の関係者方々や現地の様子に心を痛める人たちへのメッセージと受け取り、ここに一部転載させてもらいます。

2月22日午後12時51分に、ニュージーランド、クライストチャーチで起きた地震の被害の模様が日本でも大きく報道されているそうですが、幸い、私は現地で無事に暮らしています。 

まだ水道が復旧していないため、トイレや飲み水に不自由をしていますが、24日深夜、電気が復旧し、25日ようやくコンピューターを開くことができました。ですが、コンピューター環境が思わしくなく、なかなかご返事が書けず、ご心配をお掛けしました。
ご存知のように、何人かの日本人が被害にあい、日本からの救援隊も到着して不明者を捜索しています。

このような事態に鑑み、家族や友人、知人を失くした日本人のためのトラウマカウンセリングのボランティア登録を日本大使館とクライストチャーチ市立病院、ジャパンソサイエィで済ませ、引き続き、現地に留まることにしました。
帰国後、お会いできる機会を楽しみにしています。


第一報をくれた時に、「自分は無事だったから何かできることがないか考えて残ることにするかもしれない」と言っていました。じっくり逡巡するより思い立ったら即行動する沢月さんらしいと納得しています。
わたしたちも微力ながら何かできることはないか考えました。
わひねで今できることはさしあたって募金活動です。沢月さん作成のフェルトドールの売上利益分を寄付することにしました。皆様のご理解ご協力をお願いします。

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2010年

04月04日

(日曜日)

LAT ( Living Alone Together )

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まるで別世界“クライストチャーチ市内から車で20分のリトルトンハーバーの眺め”

こんにちは、アーティスティックセラピストの沢月芸生香です。
3ヶ月のニュージーランド(NZ)滞在も余すところ残り少なくなってきました。
今年1月、夏真っ盛りのNZに降り立ち、4月に入った今、街角の木々も黄色く色づき始めています。
今日4月4日はイースターサンデー、先週のグッドフライデーから明日のバンクホリデーまでの4日間、仕事も学校も休みになります。

そして、昨日から今日にかけての深夜零時にサマータイムが終わり、今日は実質25時間の1日。
でも、昨日まで日没が夕方7時半だったのに、今日からは6時半。なんだか得したような損したような妙な気分です。

さて、タイトルのLAT(Living Alone Together)とは、付き合っているパートナーとの過ごし方を表す言葉です。同じ屋根の下で暮らすのではないけど、パートナーとして大切な時間を共有するという意味になります。

先日、そんな過ごし方をしているクライストチャーチ在住のジョイスのところを訪ねました。私の同居人が彼女の古い知り合いだということで、いきなりの訪問でしたが、快く招き入れてくれました。

ちょうど、その日83回目の誕生日パーティーが持たれるとあって、やや興奮気味のジョイスは、私がアーティスティックセラピストだと言ったら、自作の絵画を一つひとつ見せて説明してくれました。
アートを愛し、どんなときでも人との出会いを楽しめるジョイスから、自由という爽やかな風を感じとったような気がしています。

ちなみに、この突然の来訪というのは、どうやらキウィスタイル(NZ人の常識)のようです。日本だとまずメールか電話で都合を聞いてから、というのが親しい友人の間でも当たり前のことのようですが、ここNZでは誰も事前のアポなんてとらないんですね。
ほとんどのお宅では、ふらっと立ち寄って、おしゃべりして、さっと引き上げる、なんてことを日常的にしているようです。

そんなカジュアルな自由さも、私にはぴったりのNZですが、そろそろ帰国の準備を始めています。
明日から10日間、南島クライストチャーチから北上しながら、北島にあるトンガリーロ国立公園で山小屋に泊まりトレッキングを楽しんで、日本に戻る予定です。

それでは、わひねで、お会いできる日を楽しみにしています。

2010年

03月22日

(月曜日)

The World Water Day

トラスト
          The World Water Dayに開かれる集会のプラカード作り

こんにちは、アーティスティックセラピストの沢月芸生香です。
という前置きを返上したくなるようなマルチタレントな毎日をニュージーランド(NZ)で送っています。

今日(3月22日)はThe World Water Dayということで、かねてより議論にあがっていた水資源の汚染に反対する集会がクライストチャーチで開かれ、先日作ったプラカードを片手に参加しました。
朝から強い北風が吹く暖かい日(ここは南半球なので北風は熱を帯びているのです)、ヴィクトリアスクウェアには数百人の人がお昼休みの1時間を利用して集まりました。

上の写真は、プラカード作りの様子です。
左端が沢月で、いっしょに写っている女性のうち2人はプロのアーティスト。
偶然にもアート系の人が集まってプラカード作り?と思っていたら、NZの自然を愛するアーティストたちのグループが環境汚染反対の声明を出しているんですね。

この真ん中の女性Jane Zustersのフィルムが下記のサイトから見られます。
http://www.janezusters.co.nz/view-my-films/

アートを愛する心と自然を愛する心は繋がっているのですね。納得。

2010年

03月12日

(金曜日)

キャンプ天国ニュージーランド

キャンプ
        写真はクライストチャーチから2時間のところにあるキャンプ場

こんにちは、アーティスティックセラピストの沢月芸生香です。
南半球が真夏のこの時期、ニュージーランド(NZ)には多くの観光客が北半球から訪れています。そして、ゆっくりと自然に浸れるのが何よりも楽しみ。そのためには、日程表とにらめっこしながら何時までにどこへ行かなければ~!の旅行ではなく、ゆっくり時間を過ごせることが大切です。

旅行に行くとなると、まず始めにしなければならないのが、宿泊予約と移動手段、時刻表や乗り継ぎの確認…と考えるのが常識でした。
ところが、ここニュージーランドでは、ノープランでお天気次第の旅行を楽しんでいる人たちが大勢います。

長期滞在型の旅行者の多くは、キャンピングカーをレンタルして利用します。
一方、私たち地元民は、ワゴン車(バン)の荷台を改造して(といっても木枠と板でフロアを作るだけ)マットレスを敷いたベッドルーム付の自家用車で旅に出ます。
移動中は、マットレスを二つ折りにして、マウンテンバイクを2台載せたら、行く先々でサイクリングも楽しめます。
フロアの下には、身の回り品や調理道具(ガスバーナー、食器など)、食材を積み込んでしまえば、これで何日でもノープランで旅行が楽しめるというわけです。

日本では割高なモーターキャンプ場も、NZではとってもリーゾナブル。例えば、DoC(日本でいうところの環境庁)管理のキャンプ場は、1泊ノンパワーサイト1人9~15ドル(1000円以下)。

こんな楽しみ方を知ってしまったら、もう日本で旅行に出られません。

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