SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

04月24日

(火曜日)

女は二度決断する

なんと迷わされる映画でしょうか。

女は二度決断する


原題を調べてみると「カマイタチ」という意味らしい。
邦題の「女は二度決断する」は映画の結末をすぐに予測させてしまうからいかがなものか。

実話に基づいた作品とか。だからこそ重い。
テロのニュースを目にするたびに「『憎しみの連鎖』を断ち切らなければテロは終わらない」という言葉を、今のところ平和に過ごしていられる私などは安易に使いがちだけれど、人間の感情を深くえぐり揺さぶる場面に出くわすと、自分が冷静でいられる自信は全くない。
この映画への評は賛否両論というかさまざまな視点から書かれているようですが、評者自身がどれだけこの問題(人間という存在とも言い換えられるか)について突き詰めているかも問われているかもしれません。

それほどリサーチはしていないけれど、目に留まったのはこちら。
「深い悲しみと憎しみの先に人間が見いだせる希望のはかり」

逮捕されたネオナチのカップルが裁判中ずっと無表情だったのに、「疑わしきは罰せず」の原理で無罪との判決が出されると、喜びを爆発させて抱き合う様が印象に残った。彼らも人間なのだと監督は伝えたいのか?

「テロは許されない」と断定して一方的に断罪することは、その先の未来を否定する、実は膠着した考えのように思える。
現実の社会で世界を独善的に支配しようとしているあの男たちがまさにその様相を呈しているのですから。

2018年

04月24日

(火曜日)

気まま旅6

旅最終日。帰りの便はPM9時過ぎなので夕方たっぷり観光できるのは直行便ならではのありがたさ。

まずは今回の旅のおおきな目的の漫画博物館へ。宿泊ホテルをチェックアウトして荷物を出発時まで預かってもらい、徒歩で。
ホテルは植物園の近くで、あと一カ月もすれば緑が際立ってきて花々も咲き乱れるだろうと思われるが、まだ寂しい・・・

漫画博物館は、先に訪れたアールヌーボ―建築家のオルトが設計したデパートを再生利用しているそうで、建物自体もステキです。
タンタンやスマーフなど多くの漫画を世界に送り出してきたベルギーの漫画はアート・文化として評価されているという事がよくわかる博物館です。
丁度、特別展として中国の漫画の歴史が展示されていて、言葉が読めなくてもストーリーやオチ・ギャグが一目瞭然なのが漫画のありがたさ。
01e16d5e9ae865c853682bc9e9d43598fb262c4357.jpg   01977d8fb85114b40f30b22b128b451f4b0ff86616.jpg  016ee810c64bdb99d494daf9366ba1709a09ad7a59.jpg

01cb0100301b152ba5967f1268ba96dbad611cb78e.jpg 

たっぷり博物館やグッズ売り場を堪能して、また中心街のグランパレスへ戻り、最終日のランチはレストランやカフェで賑わう聖カトリーヌ広場へ。教会の前には夏は水が入っているらしい用水路があり両側の通りは並木道。
時間をずらすべく、まずは教会の中へ。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス建築が混在しているらしい。広場の賑わいから一転した厳かな内部。

さてさてお店はたくさんあれど、食べたいものと予算の折り合いがなかなかつかない。
海の幸を立ち食いできる有名な店には行列が。。。昼からみんな飲んでるなぁ。混んでるなぁ。
20年近く前に訪れた際には食せなかったホワイトアスパラガス料理、昨日のベールセル城前のレストランで隣のテーブルで見かけたのが忘れられず、通りに出ている各店のボードに書かれているメニューを見ても見つからない。。。
諦めて、ランチのお値段が手頃なちょっと小さなレストランに入ることに。
店内は地元の家族連れやグループ、老夫婦などで、スタッフと和気あいあいの雰囲気が親しみやすく、メニューには書いてなかったけれど、ホワイトアスパラガスは食べられるか尋ねてみると、あった!やったー。
バーカウンターの前にはベルギービールの人気ビール、クワックビールのグラスも並んでいます。
念願のホワイトアスパラガスは歯ざわりサクサク塩加減が絶妙なシンプルな一品。

嬉しくなって、「今回の旅でホワイトアスパラガスとクワックビールを飲むのが夢でした」とウェイトレスの小粋なオネエサンに言うと「ホワイトアスパラガスにはちょっと甘いビールが合うから、クワックがイイですよ、ナイスチョイスですね!」と返してくれました。ありがとう!
01111b7bd2a7910ab2178bcb151addcf97025a4806.jpg  01a7de5c878ee01110288443cb3cc3e0d6d55b63bf.jpg



2018年

04月23日

(月曜日)

わくせいキャベジ動物図鑑

tupera tupera(ツペラツペラ)の絵本はシュールっちゅうかナンセンスというか、脱力系というか、実に私のツボど真ん中です。

これまでの絵本はこちら
https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=7849

私が知ったのは2013年刊のパンダ銭湯
pパンダ銭湯4

そして2016年刊のわくせいキャベジ動物図鑑
「おいおい!」と突っ込みたくなる動物が続々登場。
ギリギリおやじギャグの際?!

わくせいキャベジ


手に取ってみて欲しいけど、とりあえず見てみたい人はこちらをどうぞ
https://www.ehonnavi.net/ehon/113882/%E3%82%8F%E3%81%8F%E3%81%9B%E3%81%84%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%82%B8%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%9B%B3%E9%91%91/

2018年

04月19日

(木曜日)

気まま旅5

4日目、今日は晴天。
やはり城を見たいという連れの希望で鉄道に乗って少し遠出、ベールセル城へ。この城からブリューゲルが愛した農村地帯へと続くブリューゲル街道を歩くことに。
ところがこれもまたフランダース観光局のパンフレットの地図がかなりアバウトで駅からの道筋がわからず。。。小さな無人駅で周囲も農地や放牧されている馬しかいない。。。
01ecf2110b5a0b1f9fab06e0732fb7e14b685077dc.jpg

頼みのグーグルマップを頼りに歩き始めるも何せ田舎なので目印がない。。。ようやく同年齢の男性に出会い尋ねてみると、彼は「車なら近いけど歩きか?」とスマホでグーグルマップを開き、道をあれこれ探してくれるが結局途中まで教えてくれて、そこでまた誰かに訊いた方がいいでしょうということに。
農村地帯と郊外住宅を通りながら歩くこと1時間余り、ようやく城に近づきました。時すでに昼食時。城に着けば売店かカフェがあるだろう・・・
が、城の前の門は閉ざされて人気もなし。。。ここも週末しか開いてないとわかりガッカリ。
城の近くのレストランに入り、喉の渇きをいやしたいものの、また歩くことを考えてアルコールは我慢。支払いの時、店の親切なウェイターに近くにあるという鉄道の駅を教えてもらう。それならビール飲めたのに残念。。。

気を取り直して市内に戻り、マグリットが無名時代に住んでいた住居を改装した美術館へ。
014ffe21579b7e991a41ff3b543cba4ca3416af97e.jpg

ここも分かりづらかったよ~しかも鍵がかかっていて開かない?!玄関脇のベルを鳴らすと係りの人が階上から降りてきておもむろにドアを開けてくれる手筈。オルタ邸は美術館の態をなしていましたが、ここはまさにマグリットさんちにお邪魔する感じ。。。
ここに住んでいた時期にマグリットは多くの作品を描いていたそうで、彼の作品によく登場する窓や家具、家の前の街灯などを見ることができます。王立美術館のマグリット館とはうってかわって展示作品が少ないですが、人気もほとんどなく、静かにマグリットの世界と向き合うことができました。
IMG_2623 (編集済み)      IMG_2625 (編集済み)


2018年

04月19日

(木曜日)

気まま旅4

ゲントからブリュッセルに戻ると雨が上がっていたので、メトロに乗ってルイーズにあるアールヌーボー建築家ヴィクトール・オルタの美術館へ。いやはや探しましたぞ・・・ガイドブックに載っているからそれなりに途中に案内板や指示があると思いきや、目の前に着いてようやくわかるという・・・
ウィーンでは美術館・博物館には国旗かサインの垂れ幕が下がっているので通りさえ間違わなければ辿り着いたけれど、ブリュッセルでは王立美術館以外ではちょっとてこずりました。
あらかじめグーグルマップをダウンロードしてオフラインで使えるようにしていて助かった!
とはいえ、こじんまりとした邸宅の周囲にも彼が設計した個人宅があって、通りの落ち着いた雰囲気は19世紀末~20世紀初のままのような錯覚すら覚えました。

歩き疲れて、夜はベルギー名物肉のビール煮込みをしっかりいただきました。"シェ・パトリック"は80年以上続く伝統料理の店だけどカジュアルな雰囲気でオーナーシェフの家族経営だそうな。店内のあちこちに飾ってある帽子はオーナーのコレクションだとか。ハウスワインのラベルは父息子の写真だし・・・
Chez patrick

01ac3e4b40f9b628a05b279138cdf94b526b73bd58.jpg          01ae83216d6262742c71a97c3f680a2e180a8b2555.jpg   





HOME →次ページ