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SpaceFわひね(wahine) 

一人ひとりが思いを、あるときは共有し、あるときは自由にたゆたう。。そんな場所をめざして 

2018年

07月23日

(月曜日)

裏がある?

ここのところの猛暑が続いている。
夏が好きなので今月の頭頃は「かかってこいや!」と拳を挙げた。後悔している。暑さの奴め本気出しやがって。。。
「いい加減にしなさい!」と今さらながらギンギラの太陽を叱責してはみたものの。。。

連日メディアは熱中症対策にエアコンを使えとは言うが、節電のセも言わないのはなぜ?
暑さ対策にまずエアコンは必須と意識づけして、電力をカバーするためには原発再稼働もやむを得ないという筋道を納得させるという狙いが見え隠れしてないか?

そんな折毎日新聞にこんな記事が

自然災害で得する人=福本容子
議会が会期末に近づいた頃だった。大規模水害により多くの命が奪われ、十数万人が家を失った。2010年12月、南米ベネズエラでのことである。

 国難だ! そう叫んで、当時のチャベス大統領は、強大な権限を手中に収める。なんと、以後1年半、面倒な議会の審議や承認を経ずに、何でも大統領令で決められる権限を得たのだった。

 ちなみにチャベスさん、この前年には、憲法改正の国民投票を実施し、それまで「2期まで」だった大統領の任期を「無期限」とすることに成功していた。

 「自然災害は政治的利益」。チャベス大統領の話を例に挙げた本の中に、そうある。「大規模洪水、ハリケーン、台風などが悲劇であることは間違いない。だけどあなた個人にとっては、絶好のチャンスです」

 本のタイトルはずばり、「独裁者の手引」(The Dictator’s Handbook)。ランドール・ウッドさんとカーマイン・デルーカさんによるパロディー的読み物だ。

 本にはないけれど、大規模な自然災害は、もう一つ権力者に好都合な環境を作ってくれる。メディア、そして人々の関心が一点に集中することだ。批判を浴びまくりそうなこともやってのけられる。

 7日の日本。夜7時のNHKニュースは時間を延長して西日本の集中豪雨を伝えていた。被害がまさに拡大していた時だからやむを得ないとはいえ、1時間以上、ずっと豪雨の話題のみ。

 災害や気象報道は間違いなく大事だ。問題はバランスだろう。

 豪雨が去った日本を今度は猛暑が襲った。和らぐ兆しナシ。で、連日、連夜の猛暑報道である。

 18日夜のNHK「ニュースウオッチ9」。猛暑と豪雨被害の続報で最初の20分。次が新国立競技場の内部公開の話題。

 審議時間わずか9時間、数の力でゴリ押しした改正公職選挙法成立のニュースが登場した時は午後9時26分になっていた。自民党の自己都合で参院の定数を6増やすという歴史的「事件」だったのに。

 NHKだけじゃない。とにかく猛暑、猛暑。そんな中、カジノを解禁する法案も、心配事項への対策はあとで決めるから、と、与党は強引に押し通した。

 むごい災害がある。40度近い暑さもこたえる。だけど、それにすっかり心を奪われると、為政者の思うつぼになる。(論説委員)


豪雨警戒警報が出ている最中に宴会をしていた政府首脳に呆れているだけでは何の役にも立たない。

この暑さによって、2年後の東京オリンピックの開催が中止となる事態の可能性が出てきて、それがこの猛暑の唯一の良い効果か。

2018年

07月23日

(月曜日)

朝ドラには働く女子の本音が詰まってる

NHKの朝ドラは、「あまちゃん」と「花子とアン」以外ほとんど見ていないですが、職場の昼食時や友人たちとの会話では折々に話が出ますので、放映中のドラマの話や、どんな役者が注目なのか、というニュースに触れる機会もあります。

「朝ドラには働く女子の本音が詰まってる」矢部万紀子著 ちくま新書

a朝ドラ

この著者は35年会社勤めをして少し早めにリタイヤ。その会社人生をもって、なかなかめんどくさい代物と自覚していて、そんな自分にも優しい友達がいて、その名は朝ドラというそうな。。。
ずっと見続け、時には熱中し、時には涙し、ある時は「それはないだろ!と画面につぶやくあれこれをWEBRONZAのコラムで連載していたものをまとめた一冊。

まえがきに
朝ドラがコンテンツとしての」力を失わないのは、ヒロインがおてんばだからだと思う。-----
働き方は多様な時代になった。---今を生きる女性は、多かれ少なかれ働く女子だ。-----
だが多様な働き方が豊かさにつながらず、むしろ窮屈度が上がっているように思う。経済成長ってなんですかという時代に合って、効率と結果ばかりが求められる。そのうえ、なんだかんだと言っても、社会のルールをきめているのはおっさんだ。
おっさんが決めた型に合わせるのは、楽しくない。せめて自分で自分をきめられればいいが、そうしようとしても、おっさんという壁が立ちはだかったりもする。
おてんばには、相変わらずの受難の日々。それでも朝ドラに目をやれば、いつもヒロインが奮闘している----

あとがきに
朝ドラはメッセージをくれるんだな、と思った。それは「堂々とせよ」だった。「成功せよ」ではなく、「堂々とせよ」というところがポイント。堂々と、自分は自分であればよい。そういうメッセージ。_--------
世の中のルールは、今も概ね男性が決めている。男性は(一部の女性もかもだけど)成功が好き。そこで生きて、何者かになろうとする女子は、いろんなことをしなくてはいけない。------
女子はけっこう大変だ。家でも職場でも、何かとしんどい。そういう気持ちをかわってくれる。成功を追うことより、堂々と自分でいることに泣ける。それが、朝ドラトークに乗れるかどうかの分かれ目だと思う。-----


自分がしっかり見たのは上記の2作のみなのですが、私のポイントが、著者と共通しているところが多々あり、自分の脳内イメージを言葉にしてもらっている気分です。
朝ドラの概念をひっくり返した「あまちゃん」はクドカン脚本で、「大人計画」の劇団員はじめ自分が良く知っている舞台役者が続々でるし、著者が熱く語っているように松田龍平演じる水口や、朝ドラ王道の「花子とアン」で、野卑で下品な男を上品に演じた吉田鋼太郎は、脚本家や監督の狙いを大きく超えていたと思います!

著者の矢部さんにメッセージを送るなら
私のドラマ「無条件枠」もクドカンと松田龍平です!」と。
あなたの昨今のドラマの最高峰が「カルテット」、その中で取り上げられていた、"夫さん"という呼び方。私の周囲では普通なのですが、まだまだ世間では?という反応が多いので、あなたが書かれているようにが言うように、"夫さん"が流行して定着することをを期待したのですが、いまだ気配はないのが残念です。

未見ですが、周囲のドラマウォッチャーが面白いと言っていた「カーネーション」にも著者は多くの頁を割いています。
朝ドラでは女性の一代記が多い中で避けて通れない戦争。どうしても戦争に翻弄される被害者の視点になってしまう。
カーネーションでは、主人公の幼馴染が戦地から命からがら戻ってくるが心身ともに疲弊してしまい、さらに二度目の徴召で帰らぬ人となる。戦後二十年経ち、旧日本軍が戦地で何をしたかというテレビの特集をみながら、彼の母親は、彼が戦地でひどい目に有って心を病んだと思っていたが、「あの子はやったんやな、あの子がやったんや」と悟り、息子のほんとうの闇を理解する。
著者は、このドラマが放映されていた頃、大阪府知事から市長になった橋下徹の「慰安婦制度は必要だ」発言を聴いて、カーネーションの問いかけるものについて、あらためて考えたという。日本軍の加害行為に蓋をしようとする今の政権にも通じる強者の論理についても問いかけている。
昨年の「ひよっこ」でも戦地から戻った男(=変なおじさん)として主人公の叔父が登場するらしい、この人についても多く語られているので、再放送があれば見てみようか。今期のドラマ「高値の華」に出演している峯田和伸が演じてたんですね。。。

2018年

07月16日

(月曜日)

ブリュワリー

先週の朝刊に紹介されていた、京都一乗寺のブリュワリーがなかなか面白そう。

一乗寺ブリュワリー0

新聞記事は

ひと
高木俊介さん=「農福連携」で地ビール製造を始める精神科医
毎日新聞2018年7月11日 東京朝刊


高木俊介(たかぎ・しゅんすけ)さん(61)
 農業と福祉による「農福連携事業」の地ビールプロジェクトをこの秋、本格稼働させる。無農薬の農業に取り組む福祉事業所などに呼びかけ、障害者らが栽培した大麦やホップを仕入れて、地ビールの生産に乗り出す。「土台は出来上がった。次のステップは障害者の仕事づくりだ」

 大学病院での勤務時代に、日本精神神経学会による「精神分裂病」の病名変更事業に関わり、「統合失調症」名を発案し、2002年に正式決定した。独立後、京都のNPOなどと協力し、在宅での精神科の治療や生活支援などを行う「ACT-K(アクト・ケー)」を展開。「障害者の雇用の場があまりにも少ない」と痛感した。

 「地ビールなら親しみやすいし、地域の特産品になる」と思い立ち、醸造所「一乗寺ブリュワリー」(京都市左京区)を11年に開業した。気鋭の醸造家2人が加わり、日本地ビール協会主催のコンペティションで入賞するまでに成長。経営が安定し、障害者が働く施設や農園と連携した地ビールづくりを始める。

 「障害のある人も働くことで社会参加し、他者とつながり、自信を取り戻していく。症状が重いから仕事ができないのではなく、重症の人にもできる仕事はある」。連日、にぎわう直営のパブで、グラスを片手にこんな期待を口にした。

 「まずビールを味わっていただき、どんな人たちによってつくられるかを知ってもらう。そんな順番がいいね」<文と写真・明珍美紀>

 ■人物略歴
 広島県生まれ。京都大学医学部卒。2004年京都市内にクリニック開設。著書に「こころの医療宅配便」など。


そもそもブリュワリーって何だ?と思ったら、醸造所のことか。
最近の若者はアルコールをあまり摂取しない中、クラフトビールの人気は上昇しているとか、毎日飲むにはちと値がはりますが、ゆっくり味わうにはぴったりでしょう。

政府が掲げる働き方改革が、現政権の真の思惑通り、ほとんどの国民にはさらに厳しい生活を強いられることになりそうな今、"労働"がもたらす喜びを、このビールを口にするとき感じることができる気がします。

Brewery という言葉が頭に入ったその日、友人に誘われて入った六本木ミッドタウンのStarbucks Reserve Bar

普通のスタバの2階へ上がると、そこは大人のスタバ?!ワンランク上の雰囲気を醸し出そうというコンセプトでしょうか?
ようするに私には"ケッ"という感じが湧いてくる要素ありありですが、そこは好奇心の方が優り、探求熱心な友人の店員へのインタビュー?をしっかり側で聴いておりました。

いやはや一杯のコーヒーにたどり着くまでのステップが・・・・
豆や煎れる道具の選択までスタッフの講釈を聞かされて選ぶので、ある意味自分好みの味かどうかは自己責任ということになりましょうか。
ま、卓袱台返しするようなことにはならず、お値段に見合うと一応納得して美味しくいただきました。
で、ここでも Brew の単語が使われていたのにちょっと新鮮な驚きが。
なるほどコーヒーを淹れるのも Brew なんだ・・・
そして私が選んだ「コロンビア ラ カシアーナ」という豆は、男性中心社会のコロンビアコーヒー製造業界にあって、女性19人が立ち上げた生産者グループによるものだと知りました。
豆にちなんだデザインがほどこされた上質な紙製のカードにはコ-ヒーの来歴が記され、蘊蓄満載。

コロンビア豆_s

この1日は Brew のひと言で括られることに。"醸造"という言葉の響きには、ゆっくり時間をかける、丁寧に向き合う、というような思想的な意味も感じられるか・・・と少し哲学的な思いまで浮かんだものでした。

2018年

07月13日

(金曜日)

毎日がアルツハイマーザファイナル

9年前から認知症となった母の介護を続け、その日常を撮影してきた映画監督の関口祐加さん。

アルツハイマーまいにちが

映画『毎日がアルツハイマー』シリーズでは、認知症ケアのあり方についても取り上げてきた。
今夏には、シリーズ最終章となる『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル~最期に死ぬ時。』が公開。
母の介護、そして自分の老いとも向き合う関口さんが選んだテーマは、やがて誰もが迎える「死」のあり方についてだ。

パルシステムにインタビュー記事が掲載されていて読みごたえがあります。
http://kokocara.pal-system.co.jp/2018/07/09/everyday-is-alzheimer-final/?j_top_pu

2018年

07月13日

(金曜日)

コスタリカ

サッカーワールドカップでも活躍したコスタリカは軍隊を廃止して70年!

十数年前職場でアルバイトしていた女子大生が、コスタリカの政治経済を目の当たりにしたいと短期留学して、帰国後熱い話を聞いたことを思い出した。

毎日新聞の特集ワイドで、コスタリカの70年をとらえたドキュメンタリー映画が各地で自主上映されていると取り上げられていた記。。
https://mainichi.jp/articles/20180713/dde/012/040/009000c
毎日新聞購読者は全文読めるのですが。

ぜひこちらを↓
「コスタリカの軌跡~積極的平和国家のつくり方」
コスタリカの軌跡

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